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おたより

園での生活の様子や行事の様子などをおたよりします。

令和6年度のおたより

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乳幼児期につけたい力とは?2

2024-07-22
保護者の皆様に聞いた「乳幼児期につけて欲しい力とは?」※( )は同じ意見の数です
・心の発達、愛着の形成がとても大事  ・基本的な生活習慣が徐々にできるようになる  ・友達と遊ぶこと  ・集中力  ・体力(3)  ・何でも自分でできる力  ・元気で明るい  ・笑顔がある  ・自立心  ・思いやりの心(6)  ・協同性  ・今しかできないことをのびのびやってほしい  ・人と関わる力を身につけて欲しい  ・挨拶(4)  ・コミュニケーション(2)  ・生活リズムを整える  ・よく遊ぶ  ・よく食べる力  ・たくさん動く力(2)  ・指先の力  ・免疫力  ・想像力  自分で何もないところから遊びをつくる想像力  ・友達とみんなで試行錯誤する力  ・まねる力(文字も一からだったけど、何でもまねて上手になりたいと思える意欲があれば、ぐんぐん伸びると思う)  ・好奇心  ・ありがとう、ごめんなさいが言える(2)  ・本を読む習慣  ・後回しにしない  ・喜怒哀楽  ・色んな友達と遊べる  ・友達を傷つけた時素直にごめんねが言える  ・新しいことをやってみようと思えるような意欲  ・我慢する力  ・ある程度自分のことは自分でする(2)  ・皆で協力する力  ・自分が思っていること(気持ち)を言葉で伝えたり、動きなどで表現する力(2)  ・遊びなどを通してどうしたらもっとおもしろくなるか、考え、工夫する力  ・人の話が聞けて自分の意見も言える  ・助け合う力  ・考える力  ・挑戦する力  ・ケンカをした時に子ども同士で仲直りができる  ・自分で考えて行動できる力  ・色んな人や自然と直接関わってたくさんの体験をしてほしい  ・自分で考えて行動し最後までやりきる力をつけてほしい  ・様々な食材、素材を知って、美味しく楽しく食事をしてほしい  ・柔軟性  ・適応能力

職員に聞いた「乳幼児期につけて欲しい力とは?」
・自分の頭で考え自分なりに行動し自分なりに前へ進んでいく力  ・挨拶  ・なんでも食べられる  ・話を最後まで聞ける  ・気持ちの切り替えができる(遊ぶとき、集中する時など)  ・身辺自立ができる  ・気持ちを相手に伝えられる  ・考えて行動できる(2)  ・遊び  ・自尊心  ・考える力(2)  ・やりくり力(自分で考えてやれる)  ・たくましさ  ・粘り強さ  ・社会性  ・非認知能力  ・認知能力も育てる  ・思いやり(2)  ・自分から手伝ってと言える力  ・やる気  ・元気  ・コミュニケーション力(3)  ・頭と心と体で遊べる力  ・意欲  ・互いを思い合う力  ・協調性  ・自分のことを伝える力  ・集中力  ・決断力  ・分からないことを素直に尋ねることができる  ・周りの人に助けを求められる  ・自分の意見が言える  ・意見を押しつけずに調和をとることができる  ・生活の流れを予測できる  ・周りの状況をみれる  ・色々な活動や遊びを最後までやりとげる  ・咀嚼力  ・食べる意欲  ・好奇心
すごいですね。私たちはたーーくさんの願いを胸に子育て・保育をしているんですね。
双葉を 卒園した子どもさんのお話も寄せてくださってます。
  • 今息子は店員さんの名札を読んだり、ポイントカードの「おなまえ」欄に記名を依頼されて「おなまえ」と一字読みした後、ゆっくり自分の名前を書いています。自分で書ける喜びを見出しています。
 
  • お陰様で娘は宿題に苦戦しながらも、学びがとても楽しいようです。教科書を絵本のように見たり、好きな教科、ページを教えてくれたりしています。乳幼児期は遊びの中で五感と感情を大切に“自分”をしっかりと感じながら自分を大切にする心、人を大切にする心を育んでほしいと思います。誰かの正解を探すのではなく自分の中の答えを大切に気づけることは、きっとその後本人らしく生きていけることにつながるのではないかと思います。きらきらの笑顔の持ち主になってほしいです。
 
  • 今まで双葉を卒園してきた3人は、ひらがな、数字なにも教えず小学校入学を迎えました。みんな苦労しましたが、夏休み明けからグングン成績も伸び一番心配していた3番目は最後のテストでクラスで1人だけ100点をとって帰ってきました。1番目は学校に行けない日が多いですが、自ら興味あるものを自ら選んで学習しています。無だからこそ頑張って学び、力になっていけたのだと思います。また無だからこそ興味も向き学ぶ楽しさを味わえたようです。学ぶ楽しさを味わったら授業も楽しいと思えるものも増えているように思います。4番目はその姿を見て学校を楽しみにしています。

身につけて欲しい力は、子どもの「生きる力」をよりたくましく、より豊かにと願ってのことだと思います。皆様が挙げてくれた力は、大人になった私たちにとっても大事な力です。一生大事な力の土台を乳幼児期にしっかり育みたいですね。
 
学びに向かう力は、まず身近にいる大人やお兄さんお姉さんの姿を「模倣」することから始まります。そして「自己主張」することにより、「他者とは違う自分」を確立し「自分とは違う他者」を位置付ける力をつけます。「自我」を太らせていくことで、自分で考え、自分でしようという「やる気」につながっていきます。「やる気」はいつも未来、将来に向かっています。例えば砂場で「みんなで協同して大きな山を作り穴を掘ってトンネルをつなげる」などはとても近い未来を想像し共有し作り上げていく「やる気」、「逆上がりを練習してできるようになりたい」などは少し先の未来を目標にしていく「やる気」。
 
 学校の教科学習にもこの「やる気(意欲、意志力)」が大きな力になっていきます。レディネスとタイミングが非常に重要です。

乳幼児期につけたい力とは?1

2024-06-24
先日、現在小学5年生を担任している福田泰三先生が、生徒たちに「小学生までにつけていきたい力」とは?という質問をし、どんな答えが返ってきたか学級通信に掲載されていました。そのまま引用させてもらいます。

5年生に聞いた「小学生までにつけていきたい力」とは
  • 元気なあいさつができる。
  • 早寝・早起きを自分でできる。
  • 一人で登校できる
  • できることは自分でしていく力、朝の身支度など。
  • できないことや分からないことは、恥ずかしがらずに聞く。
  • 「ありがとう」「ごめんなさい」が素直に言える。
  • 友だちとのコミュニケーションが取れ、人の気持ちがわかる。
  • 感情的になって暴言を吐かない。
  • 人の話を最後まで聞ける。
  • 忘れ物をしないための準備の仕方を知る。
  • 時間を守れる。今何をするのか、ゲームをしすぎないことなど、遊ぶ時間とみんなで何かをするときのメリハリをつける。
子ども達に聞いてみると多くが「自律」に関することでした。子どもに「皆さんは、入学時にできていましたか?」と尋ねると「…」「できてたものもあれば、できていなかったものもある」「考えた事もなかった」でした。
「早寝・早起きの習慣」「学校を休まない」「やるべきことはやる」「善悪の判断」「友達を思いやる」ということは、小学校までに身に付けておかないといけないと小学生自身自覚していることが話から伺えました。
一方保護者の心配として質問されるのは「ひらがなを覚えておかなくて大丈夫ですか?」「小学校は英語が入ったのですが、英語塾など行かせた方がいいでしょうか?」「習い事はどのくらい行けばいいのでしょうか?」など、知識・技能に関することが多く見受けられます。
子どもからの回答の中には、「ひらがなを覚えておくといい」という回答はありませんでした。理由を尋ねると、「学校で勉強するけん」でした。しかも、「ひらがな知っていたから、何回も学校で練習する時めんどくさかった」「知っているから適当にしていた」という回答があったほどでした。
2年前の双葉っこでも「文字を身につけるのは、文字を教えるプロ(小学校教諭)がいる小学校入学後が最適なタイミングなのです。」とお伝えしたことがあります。くり返しになりますが、その時の文章を再掲載します。
以前、木村泰子先生(大阪市立大空小学校初代校長 ドキュメンタリー映画「みんなの学校」は大空小学校の実践)とお話をする機会があり、幼児期の文字教育について、
できるだけ、まっさらな状態で入学してほしい。理由の一つは、子どもの興味関心意欲の問題。先んじて文字を教わった子どもは「もう知ってる」と言って意欲が低くなってしまう。理由のもう一つは、学校指導要領外で文字を学んだ子どもは、教え直し(鉛筆の持ち方から、姿勢、書き順、書き方…」をしないといけないので、余計に大変。
ということでした。
また、石田恒久先生(東京都日野市日野第一小学校校長)の講演会では、
こども園時代(保育園時代)は、のびのび、自由に、ダイナミックに遊んでほしい。ダイナミックに遊べる子どもは、発想や表現も豊か。自分を表現できる子どもに育ててほしい。

広田小学校の養護教諭や1年生の学年主任さんと以前に話をした時や、福田泰三先生とお話をした時も、就学前にひらがなの読み書きができていた子と、文字教育は受けずにまっさらの状態で入学した子の差は、1年生の9月にはなくなります、という話がありました。
今回の5年生の回答で、子どもたち自身も素直に感じ取っていたようです。
 
ク 数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚
遊びや生活の中で、数量や図形、標識や文字などに親しむ体験を重ねたり、標識や文字の役割に気付いたりし、自らの必要感に基づきこれらを活用し、興味や関心、感覚をもつようになる。
(幼保連携型認定こども園教育・保育要領幼児期の終わりまでに育ってほしい姿より)
 
年長にもなると、興味関心は高まり、自分で読めるようになっている子もいますが、あくまでも子どもの主体的な興味関心による意欲を大事に考えたいと思います。
前倒しの文字教育では木村泰子先生や子ども達の回答にもあるように、逆に意欲を奪われてしまうことにもつながりかねないようです。
 
では、私たちが乳幼児期につけて欲しいな、と願う力とは何でしょうか?
考えてみましょう。

教室はまちがうところだ

2024-05-22
絵本「教室はまちがうところだ」は、作者の蒔田晋治さんが中学2年生の担任をしていたとき、学級新聞に寄せ生徒たちに呼びかけた詩をもとにしたものです。
 
詩の全文を掲載していますので、ぜひ読んでみてください。
 
学校のお勉強といえば教科書があって問題があって、それに対する正答があって、間違いか正解か、失敗か成功か、とてもハッキリしています。テストであれば点数という形で表されます。
 
でも生活や仕事をしていく上で、100点満点の正解になんて私は出合ったことがありません。間違ったり、失敗したりもいまだによくあります。

教育は子ども達が少しでもより豊かに、より幸せな人生を過ごすために色んな考え方や判断の方法を学ぶことだと思います。そのために間違いや失敗を恐れてしまっては元も子もありませんよね。
 
双葉やお家での生活の中でも、子ども達はい~っぱい間違ったり、失敗したりします。これからもしていくと思います。それでいいんです。子ども達は自分自身の経験や失敗や成功を通して多くを学び、考え、工夫し、知恵をつけていきます。時には身近な誰かの経験を見て学ぶこともあります。
たった一人の経験には限度がありますが、仲間の経験や意見も自分たちの知恵として役に立てていく、そうやって少しでもより良い方向に進んでいくんだと思います。
言葉を覚えたての子どもが言い間違いを指摘されたり、「だから言ったでしょ」と失敗する前から否定されたり。そんなことでは子どもの「やりたい」「話したい」意欲は育ちません。誰かに間違いや失敗をとがめられず、存分にいろんなことにチャレンジできる、間違ったっていいんだ、失敗したっていいんだ、そこで育まれる「意欲」と「挑戦心」を大切にしたいですね。
 
そんなこども園作ろうやあ
「教室はまちがうところだ」 作/蒔田晋治

教室はまちがうところだ  みんなどしどし手をあげて
まちがった意見を  言おうじゃないか  まちがった答えを  言おうじゃないか
まちがうことをおそれちゃいけない   まちがったものをわらっちゃいけない
まちがった意見を  まちがった答えを   ああじゃあないか  こうじゃあないかと
みんなで出しあい  言いあうなかでだ  ほんとのものを見つけていくのだ
そうしてみんなで伸びていくのだ
いつも正しくまちがいのない 答えをしなくちゃならんと思って
そういうとこだと思っているから まちがうことがこわくてこわくて 手もあげないで
小さくなって だまりこくって時間がすぎる
しかたがないから先生だけが  勝手にしゃべって
生徒はうわのそら  それじゃあちっとも伸びてはいけない
神様でさえまちがう世の中  ましてこれから人間になろうとしているぼくらが
まちがったって なにがおかしい  あたりまえじゃないか
うつむきうつむき  そうっとあげた手 はじめてあげた手
先生がさした  どきりと胸が大きく鳴って どっきどっきと体が燃えて 
立ったとたんに忘れてしまった
なんだかぼそぼそしゃべったけれども なにを言ったかちんぷんかんぷん 
私はことりとすわってしまった
体がすうっとすずしくなって  ああ言やあよかった  こう言やあよかった 
あとでいいこと浮かんでくるのに  それでいいのだ  いくどもいくども
おんなじことをくりかえすうちに  それからだんだんどきりがやんで
言いたいことが言えてくるのだ
はじめからうまいこと言えるはずないんだ
はじめから答えが当たるはずないんだ
なんどもなんども言ってるうちに  まちがううちに
言いたいことの半分くらいは   どうやらこうやら言えてくるのだ
そうしてたまには答えも当たる  まちがいだらけの僕らの教室
おそれちゃいけない わらっちゃいけない 安心して手をあげろ 安心してまちがえや
まちがったってわらったり  ばかにしたりおこったり  そんなものはおりゃあせん
まちがったってだれかがよ   なおしてくれるし教えてくれる
困ったときには先生が  ない知恵しぼって教えるで
そんな教室作ろうや
おまえへんだと言われたって  あんたちがうと言われたって
そう思うだからしょうがない  だれかがかりにもわらったら
まちがうことがなぜわるい  まちがってることわかればよ
人が言おうが言うまいが  おらあ自分であらためる
わからなけりゃあ  そのかわり  誰が言おうとこづこうと
おらあ根性まげねえだ
そんな教室作ろうやあ

双葉こども園保育理念

2024-04-19
「保育は子どもの幸せのためにある」そのための最大の保育環境は「保育者自身」であることを基本とし、
一、子どもの可能性をどこまでも信じぬくこと
  「子どもの力を決めつけてはいけない」
  「あるがまま、まるごと受け入れよう」
一、常に子どもから学ぶ、謙虚な姿勢を持つこと
  「子どもの発想を尊び、保育者自身を押し付けず、常に自らを磨く」
一、子ども自ら伸びる力と、意欲を引き出す保育を目指す
  「子どもが自信を持ち、また、認められる喜びを持つ」

「おはよう!」から、「さようなら、また明日遊ぼうね!」まで。
園で日々繰り返していく生活の中で、子どもの前に立つ私たち双葉の職員の行動、しぐさ、言葉、表情、すべてが保育理念を基本としています。
 
双葉の保育理念は、一人残らずすべての子どもの幸せを願った先人の教育者の言葉をもとにしています。
様々な家庭環境や生活状況、健康状態、気分などを抱えたすべての子どもたちの幸せを願い、休み明けでも「早く双葉に行きたいな~」と思ってくれるような園を目指しています。
 
双葉の職員は全員子育てのパートナーです。相談、悩み、疑問に思っている事など、一緒に考えます。
特に、初めて園に子どもさんを預けられるところ、双葉の保育を初めて受けられるところは、不明なことなどあるかもしれません。些細な事でもお尋ねください。

 修繕工事ではご不便ご迷惑をおかけしています。現在の予定では1階内部工事は5/11まで、2階トイレ工事は5/13~6/8、外壁・屋根工事は6/8までとなっています。

令和5年度のおたより

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今週末はいよいよ卒園式・リズム発表会ですね

2024-03-23
広田小の体育館をお借りして開催する卒園式・リズム発表会は、ゆり組、ひまわり組、たんぽぽ組が参加します。
運動会から、また一回り成長した子どもたちの姿は非常にたくましく、また頼もしくもあります。楽しみですね。(小さいクラスの子どもたちはこれからを楽しみにしてください)

ゆり組、ひまわり組の子どもたちは、たんぽぽ組のお兄さん、お姉さんの姿に憧れ、来年、再来年は自分たちの番!とばかりに期待をいっぱい膨らませることでしょう。
 
たんぽぽ組さんは、4月にはピカピカの一年生!
こちらもほんのちょっとの不安と、たーくさんの期待を胸に抱えていることだと思います。
双葉を巣立つ子どもたち、または巣立った子どもたちが、「双葉でよかった」「いつかお母さん(お父さん)になったら、子どもを双葉に入れたい」と言ってくれたら、本当に嬉しいですね。
 
たんぽぽの綿毛のように新しい場所に舞い降り、深く太く根を伸ばし、葉っぱを踏まれたって、花をちぎられたって、春にはまたしっかり茎をのばす。かわいらしくもたくましいたんぽぽのように育ってほしいと願っています。
 
今週末はいよいよ卒園式・リズム発表会です。あとは、ケガや病気をせずに、全員が元気に会えるのを楽しみに待っています!

おむつ外しとトイレットトレーニングについて4

2024-02-22
「おねしょ」はこうすればなおる

~前略~「角をためて牛をころす」ということわざがありますが、たいていのお母さんはあせっておこってみたり、飲み物を制限したり、家族のいる前で、「駄目だね、またしたの」などと身のおきどころのない思いをさせたり、はては「妹はちっともしないのにお姉さんのくせに」などと劣等感をきりきりとおしつけようとしたりするのです。ですから、かえっていじけて神経質になり、治るものもこじらせてしまうという結果になります。ある子は友達がむかえにくると、おしめのほしてある前にふさがるようにしたとお母さんは話ました。

Mちゃんもそうしたひとりです。小学校へ入学する年齢になっても、おねしょがなおりません。性格も下の妹にくらべてぐずでお母さんの悩みのたねでした。ある日、家庭訪問をして、家庭で子どもをどんなふうに扱っているか観察したり聞いてみたりしました。
するとお母さんの口からひょいと「夜寝るとき、おしめをさせるんだけど、とてもいやがる」という話がでました。私は、これだと思いました。
「お母さん、おねがいだから、おしめだけはやめて。小学校へ入学する年齢になって、しかも下の子が見ているところで……。これほどMちゃんの人格を傷つけることがあるでしょうか。だまされたと思って今晩からおしめをとってあげて。たとえ布団が一枚くさっても、子どものためにはかえられないことですもの。大きくなったらなおるのだから、しくじったら、下の子にわからないように気持よく着物をとりかえてやって」
私はお母さんの苦労もわかるのですが、当事者のMちゃんの立場を考えると、抱きしめていっしょに泣いてやりたい気持になりました。そしてお母さんに、子どもの立場に立って考えてあげてくださいと言ったのです。
それからしばらくして「先生、おかげさまで、ピタリとなおりました」とMちゃんのお母さんから言われたときのうれしさはたとえようもありません。
Mちゃんは、明るい子になって、元気に学校へ通っています。
「斎藤公子保育実践全集2 子どもがみんな笑える日まで」より
子ども自身がどんなに気をつけていても、寝ている間に起こってしまうことは自分ではどうしようもありません。それを叱られたり、笑われたり、罪の意識を持たされたり、劣等感を味わわされたり…「おねしょ」したって大丈夫!子どもの人格を健全に育てることの大切さに比べれば、大したことではありません、ぐらいの気持ちと余裕を持ちたいものですね。
ゆったり待ってあげましょう。

おむつ外しとトイレットトレーニングについて3

2024-01-23
おしっこが出てスッキリして気持ちがいい。けどパンツやズボンが濡れて気持ちわるい…排泄の感覚が育まれてきた子どもたちは、おしっこが出たあと、教えてくれるようになります。「ちっこ出た」と言葉で教えてくれる時もあれば、大股歩きでやってきて大人に伝わることも…

膀胱も徐々に育っていきますので、おしっこが出る前に「しっこ」と教えてくれるようになったり、おしっこが出そうなしぐさで大人に伝わるようになっていきます。「トイレに行ってみようか」「おしっこ出たね」「気持ちいいね」、トイレ・トイレでの排泄にも少しずつ慣れていきます。
 
上記のようなことを1日に何度も繰り返し、排尿に関連する体の機能(排泄の間隔があく、一人歩きができる、言葉を少し理解できる)が整い、尿意・便意をもよおしたときに、自分でトイレへ行ったり、周囲の大人に伝えたりするようになります。おおむねこの段階を「排泄の自立」と捉えています。
 
もちろん子どもは、右肩上がりで成長するわけではありません。成長の過程を行きつ戻りつしながらしっかりと土台を固めていきます。自立したかなと思ってもおもらしすることもまだまだあります。
「排泄が自立するまではオムツが外せない」のではなく、オムツ自体がもともと子どもにとって本当に必要な物なのか、大人の都合を優先してしまっていないか、我が子のための最善の利益は何なのか、よく考えたいものですね。
 
排泄の自立に向けて気を付けたいのは、時間を決めてトイレに行かせないことです。1時間おき2時間おきに強制的に連れて行くなどしていては、膀胱も育ちにくくなります。トイレに行くことに嫌悪感を抱き、逆に排泄の自立を遅らせてしまうことにつながりかねません。
 双葉では散歩に行く前や帰ってきた後、給食の後や午睡の後など、生活の節目に声を掛けることがありますが、あくまでも強制ではなく「行きたい人はどうぞ」という程度です。排泄をするということでも、子どもの自立心、自信、主体性などが育まれます。

おむつ外しとトイレットトレーニングについて2

2023-12-22
園でのおむつ外しのタイミングは、赤ちゃんが「寝がえり」を始めた頃にしています。
 
いよいよ自分の力で行う移動手段の第1歩を獲得しつつある赤ちゃんにとって、おむつによる腰・股関節の締め付けは動きの邪魔になってしまいます。普通の綿パンツで過ごすことによってより動きやすくし、おむつからの解放感で動きも活発になっていきます。

たまたまひっくり返った寝返りから、何度も繰り返していくうちに、より自由に、目的意識を持った寝返りに熟練していきます。寝返りに熟練した赤ちゃんは何十メートルでもコロコロコロコロ転がっていきます。姿勢が変わり、視点も変わり、自分の力で移動し、触りたいおもちゃを取る、この頃の赤ちゃんは手に取ったものを何でも口に入れて調べる、この力は赤ちゃんの欲求を満たし「意欲」「好奇心(感性)」「自立心」「目と手と口の協応動作」などを育んでいきます。

おむつを外し綿パンツで過ごすようになっても、もちろんおしっこやうんちが出るたびにきれいにするのは言うまでもありませんね。おむつの頃と同じように、手をかけ、声を掛け、心をかけていきます。
双葉ではおむつを外すことと排泄の自立は別物と考えています。パンツの交換は1日に何回も行うことになりますが、1番気を付けることは、絶対に怒ったり、叱ったりしない事です。出すことは食べることと同じくらい大事なことと捉えていますので、子どもが排泄することに嫌悪感を感じたり、罪悪感を感じたりすることがないよう、大人が気がけていく必要があります。
まずは子どもが気持ちのいい排泄が出来ることを心がけましょう

おむつ外しとトイレットトレーニングについて1

2023-11-29
双葉では、生後2カ月以降の赤ちゃんから保育しています。
子どもが小さいうちは布おむつをし、おしっこやうんちで汚れるたびに取り替えます。取り替えるたびに保育者が「おしっこ出たね」「きれいきれいしようね」「ばあ~」「気持ちいいね」と声を掛け、拭きあげてきれいにし、お腹や太ももをさすったり、くすぐったり、マッサージして手を掛けます。たくさんの洗濯ものになりますがそれだけ大人がテマヒマかけた証ということにもなります。

ただおむつをきれいにする行為というだけでなく、赤ちゃん自身も言葉のシャワーを浴び、スキンシップで大人との信頼関係、愛着関係が深まっていきます。おしっこやうんちで汚れて「不快」な状態からきれいに取り替えてもらって「快」な状態になることで、「快」「不快」を学んでいきます。「不快」な状態を「快」にしてくれる大人のことを好きになるのも言うまでもありませんね。
 
紙オムツでは、おしっこやうんちが出たことに気付きにくい、ということがあります。すぐに気づき布おむつの時と同じようなかかわりが出来ればいいのですが、気づかないまま時間が経ってしまうと、赤ちゃんの肌にも影響があると思います。
下手をすると、時間を決めておむつを取り替えたり、1回分のおしっこだけで交換してはもったいないという「大人の都合」が優先しかねない危うさもあります。以前お伝えしたことがありますが、数回分のおしっこを吸収し600gほどの重さになった紙オムツをつけているということが、小さな赤ちゃんの足腰への負担になり、動きにくくなってしまうことにもつながります。
汚れてすぐに取り替えてもらえなければ、赤ちゃん自身が汚れて気持ち悪いという「快」「不快」に対して鈍くなってしまうこともあるようです。
 
布おむつの素材は、天然素材を使ったものが多く、またゴミの量の削減にもなりますので、人と環境に優しい、サステナブルな生活方法でもありますね。
私たち大人が食事(おっぱいやミルクを与えること)と同じくらい、排泄(おしっこやうんち)に関することにもテマヒマをかけ大切なことと思えたら、子ども自身にとっても、素敵な赤ちゃん時代になることでしょう。

令和4年度のおたより

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畑で育む生きる力

2023-03-06
ココナッツミルク&ゴマ味噌鍋を、さっそく作りました。皮も柔らかく美味しかったです!
「Tちゃんが洗ったよ〜!ほらぁ!見て〜〜」と、帰宅後すぐに見せてくれて、すぐ食べたいと言って、さっそく作りました。
 
保育園でそのまま食べたカブはちょっと辛かったけど、シチューに入れたら甘いね!っと言っていました。自分で作ったけんめっちゃ美味しすぎるー!とおかわりして食べていました。ありがとうございます。
 
何作ろうかな〜と思ってましたが、収穫してきた本人が全て切り刻んでくれて(笑)全て味噌汁になりました(笑)そして、葉の方は、ふりかけになりました。包丁使いも慣れてきてずっと見守らなくても上手に切ってくれました(=見守ってなかったので全て切り刻んでしまった笑)家族に『おいしいー!』と言ってもらえて、嬉しそうにはにかんでました。また、料理熱が再燃焼したRです、明日からもお手伝いやるとのことです。がんばってもらいます。
 
かぶとベーコンの和風スープとかぶの葉とツナのサラダを一緒に作りま
した。自分たちで育てて収穫したかぶは、やわらかくてとっても美味し
かったようです。収穫した時のことも楽しそうに話してくれました。良
い経験をさせて頂きありがとうございました!
 
カブとささみの煮物とカブの葉のふりかけを作りました。
とても美味しくみんなで喜んで食べました。
 
カブとカブの葉の野菜スープ初めて作りました。 自分で獲って自分で調理したので、自分でたくさん説明しながら全部食べてくれました。
 
家では、野菜はほぼ食べないSですが、自分で育てて、自分で切ったりして作ったものは、美味しい美味しいと言って食べてくれました♪こういう機会があり感謝です
ご家庭と園の生ごみを使って菌ちゃんいっぱいの畑土作りをし、畝を作り、種をまき、収穫して食べる…
たんぽぽ組さんが自分たちで育てたカブを収穫し持ち帰りました。たくさんの感想をいただきましたので、その一部を紹介します。
食べることは生きることに直結します。
食の営みに少しでも多くの興味関心を育み、自分で健康に生きられる力を身に付けてほしいと願います。

子どものクセが気になる?

2023-01-27
爪を噛む、指をしゃぶる、髪の毛をねじる、体を揺らす、気に入りのタオルをはなさない…など乳幼児期には、よく見られるクセがありますね。親として非常に気なると思います。どのようにしたらいいのでしょう?

なぜそうするのか?
子どものクセは、気分を落ち着けるためや大人の注意を引きたいという気持ちのあらわれです。普段は機嫌がよく、眠い時や、気持ちが動揺したとき、具合が悪いときなどにたまにこうしたクセが出るだけなら、心配はいりません。ただし、他のことをさしおいてもそのクセばかりに集中するような場合は、問題です。
どうしたらいいのか?
こうしたクセは、ごく普通にみられるものです。親が恥ずかしがったり、気にしすぎたりしないようにしましょう。
子どもを十分ほめてやり、愛情をたっぷり注ぎ、かまってあげましょう。
●指しゃぶりや爪を噛むクセをなおすために、次のようなことをするのは禁物です。
  ○手をしばる
  ○手袋をさせる
  ○指に苦い味のするものをぬる
●子どもの前で他の人にクセの話をしないようにしましょう。
ジャニス・ウッド・キャタノ著 「完璧な親なんていない!」より

大人が気にすると、余計に子どもも気にしてしまい、クセを強化してしまうこともあります。特に無理に矯正したり、強制的にやめさせたりは、逆効果になる場合が多いです。別のクセが出る、余計にひどくなる、精神的に不安定になることにも繋がりかねません。
 
まずは、大人が気にしない。そのうち無くなる、くらいの余裕を持った気持ちで考えていきましょう。そのクセをひっくるめて全部まるごと我が子を受け入れましょう。
 
ただし、病的なまでにそのクセにこだわる場合は、医療機関等に相談しましょう。

ヒトが人間になる

2022-12-23

前略~小さいときの一人遊びから、まもなく、仲間がいないとさびしくて遊べなくなる時期がある。仲間との遊びのなかで、ことばも急速に発達し、考える力もつき、ともにたのしく遊ぶことのよろこびをとおして、ヒトの子が社会生活を営む人間へと変わっていく。

これは大人になるまでにどうしても経なければならない過程である。成長の過程でなにひとつ抜かせるものはない。はうから歩くことをおぼえ、ころぶからしっかり歩くことをおぼえ、歩くことをおぼえてから手で道具を使うことを覚えるのである。

~中略~

こうした長い遊びの積み重ねの上に、人間はすばらしい文化をつくってきた。わらべうたによる手つなぎやかけあい、じゃんけんをつかっての遊びは、ひねもす飽きないものであって、一昔前までは、夕方星が出てもなお、子どもたちの歌う声がどこからか聞こえてきたものであった。

子どもが足や手、頭、そして、からだ全体を使って戸外で仲間と遊ぶ楽しさを失ってから何年になるだろう。そのころから、子どものからだのおかしさが見えるようになり、無気力、太りすぎ、拒食、登校拒否、自殺、学力低下、非行、家庭内暴力、校内暴力などの問題がクローズアップされてきた。

~中略~

 6年生まで鼻汁をそででふきふき遊んでいた子にとって受験地獄の重圧など、どうということもない。そのころになって、最初、案じていた母親たちも幼年期の遊びの重要さにやっと気づいてくれる。社会に出て職場で働くようになってからも、その創意工夫、粘り強さ、仲間思い、積極性、権力を恐れずものをいう勇気、緻密な思考力、高い技術力、あくなき探求心は、だれもが評価せずにはおかない。これはすべて“あそび”によって培われたものである。
斎藤公子著 「ヒトが人間になる」より

乳幼児期における“遊び”は、いわゆる大人が思うような“ただの遊び”ではありません。上記のとおり、人間として生きていく上で非常に大切なことを学びます。特に仲間を通して、自分とは違う他者を知り、葛藤を乗り越え、4~5才くらいになるになると他者の立場に立って想いを至らせることができるようになります。
先日、佐世保市内の公立中学校でいじめの重大事態が発生しました。その子どもたちの乳幼児期に想いをはせると、胸が締めつけられます。
♪手が考える昨日  足が語る今日  指がつかむ明日
 鳥が鳥になるように  こうしてヒトが人になる
 たくましい人間  すばらしい人間♪
映画「アリサ~ヒトから人間への記録」の主題歌です。
ヒトは人のなかで育てられて人間になっていきます。人間は決して“一足飛び”には成長しません。「早く早く」「先へ先へ」ではなく、かけがえのない「今」を大事に子育てしましょう。

親子みそ作り講座開催しました。

2022-11-21
今年で7回目の親子みそ作り講座を11月5日(土)に開催しました。
参加された保護者の皆様の感想です。

初めてのみそ作りを体験しながら成長を感じ、また成長している姿をみることができました。
“早く食べたい”とはやる気持ちをおさえ、数か月待ちたいと思います。
本日はありがとうございました。

卒園した長男の時に作ったみそがおいしくて、また参加させてもらいました。娘二人が作ったみそがおいしく出来ているのか、4~6か月後がとても楽しみです。

他にもたくさんの感想をいただきました。ご参加ありがとうございます。
熱をかけたりして早く発酵させることもできます。だけどそうやってつくった味噌は、ビニールハウスの作物と同じ。自然のおいしさにはかなわないです。
熟成っていうのは、微生物が生き続けた証です。長い時間をかけて発酵した味噌には、様々な試練を乗り越えたものの強さがある。だからこそ、おいしいんだよなあ。
 最近は“簡単に痩せる”とか“簡単に儲かる”などという甘い言葉に群がって、すぐに結果を求める人が増えてますよね?時間のロスやリスクを少なくする事ばかりが美徳とされる世の中ですけど…簡単に完成品が手に入る現代だからこそ、“待つことの大切さ”を味噌作りを通じて伝えていきたいんです。
玄米先生のお弁当箱より

何度もお伝えしている文章ですが、みそ作りだけでなく、子育てにおいても同様のことが言えます。じっくり待つことを大事にしたいですね。
人間が健康であるために、常在細菌がとても重要な役割を担っています。私たちの体が外界と接している境界面にはすべて常在細菌が共生していて、さまざまな病原性をもつ菌やウィルスが体内に入らないように守ってくれています。とりわけ腸内細菌は、脳やメンタルへの影響、他の臓器ともコミュニケーションをとっていて、あらゆる機能に腸内細菌の働きが不可欠であることがわかってきました。

双葉で大事にしている事「教育にはタイミングがあります」5

2022-10-24
  • 言葉・文字について5
「文字を身につけるのは、文字を教えるプロ(小学校教諭)がいる小学校入学後が最適なタイミングなのです。」とお伝えしました。
 
以前、木村泰子先生(大阪市立大空小学校初代校長 ドキュメンタリー映画「みんなの学校」は大空小学校の実践)とお話をする機会があり、幼児期の文字教育について、

できるだけ、まっさらな状態で入学してほしい。理由の一つは、子どもの興味関心意欲の問題。先んじて文字を教わった子どもは「もう知ってる」と言って意欲が低くなってしまう。理由のもう一つは、学校指導要領外で文字を学んだ子どもは、教え直し(鉛筆の持ち方から、姿勢、書き順、書き方…」をしないといけないので、余計に大変。

ということでした。
また、石田恒久先生(東京都日野市日野第一小学校校長)の講演会では、

こども園時代(保育園時代)は、のびのび、自由に、ダイナミックに遊んでほしい。ダイナミックに遊べる子どもは、発想や表現も豊か。自分を表現できる子どもに育ててほしい。

旨のお話がありました。小学校1年生にはスタートカリキュラムがあります。スタートカリキュラムとは園・小学校の段差をできるだけフラットにすることです。
石田先生の学校では、保育園のお集りを参考に、うた・絵本・手遊びを導入~遊ぶ、という入学したての1年生の子どもたちが慣れているであろう時間を設けたり、体験や経験を通して、ひらがな、数字を学ぶ。校内探検も誰かに引率されるのではなく、子どものグループで探検し、インタビューしたり、質問したりして、得た情報をみんなで発表し合い共有する。という取り組みをされています。
すべての小学校で取り組んでほしいと、切に願います。

令和3年度のおたより

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双葉で大事にしている事「水砂泥遊び」

2022-03-23
3月に入り、一気に春らしくなってきましたね。気温も高い日が多くなり、水砂泥遊びの本格シーズン到来です。
ようやく自分の力で移動できるようになった幼い子どもは、いったいどこに向かっていくのか?じっと観察したことのある人は、どの子も“水”を求めて動き、“水”を発見したときは、いのちがけの様相で突進していくのに気づかれることと思う。そのとき、もし大人がそれをとめると、子どもははげしく泣く。~中略~
小さいとき、この皮膚からの水刺激を(足裏からでもよい)たっぷり受けた子どもは自律神経がたくましく育つというのである。はだし保育の効能がいわれるようにもなってきた(ただそれだけの効能ではないが)~中略~
子どもは、雨の日も風の日も、それなりに楽しい遊びを戸外に発見する。子どもと一緒になって遊ぶ大人か、傍観してくれる大人に育てられる子どもはしあわせである。だが、眉をしかめ、禁止のことばを発し、それでもいうことをきかないと、とんでいってたたいたり、衣服の汚れをしかったり、病気になるとおどかしたりする大人に育てられた子どもは不幸である。
~後略
斎藤公子著 「ヒトが人間になる」子どもと水 より
本来なら、子どもたちは1年中でも水砂泥遊びをやりたいものです。
先日、職員自己評価の結果で、「水砂泥遊び」の項目が低かったのですが、季節柄寒かったからかと分析しています。
多少寒い時期でも付き合ってやれる保育者になれるよう、私自身目指したいと思います。
 
水・砂・泥という、一人の子どもが無数に使える天然の遊具を使って、自分の思い通りに動かせる「可塑性」を存分に楽しみます。
水砂泥は子どもの(時には大人の)心と体を解放させ、子ども時代に経験させたい「フロー体験」(没頭、熱中、夢中)に入りやすい遊びでもあります。
幼少期にたっぷりさせたい遊びです。

双葉で大事にしている事「リズム遊び②」

2022-02-24
わたしは、就学前の0歳から6歳までの体育・スポーツは、単に身体を強健につくる、という目的のみでなく、脳の発達のため、つまり知的発達のために大変重要なものとして位置付けている。
それは、運動神経は感覚神経とともに脳中枢神経でつながり、両神経の発達が脳中枢の発達を促すからである。しかも、就学前の6年間は、その脳中枢のもっとも発達する時期であり、6歳頃までにほぼ大人の90%に達する、と言われているからである。
したがって、触覚、視覚などの感覚神経と、手や足などを動かす各運動神経を発達させることが、就学を可能にする知的な脳の発達を促す土台になるのである。特に脳の運動野は、生後2年くらいで樹状突起の伸びはほぼ完成、といわれているので、われわれはもっとも乳児期を重視し、ハイハイ運動などを十分にさせるよう、部屋の造作、広さ、床の材質、また衣類の作り、材質まで、運動しやすいように心くばりをするのである。
後略~
斎藤公子著 「斎藤公子のリズムあそび」体育・スポーツの位置づけ より
リズム遊びは“身体性を育てる”“社会性を育てる”“文化性を育てる”“子ども心を育てる”という双葉が目標にしている保育にとって、欠かせない活動です。
 
運動神経」は脳から各部位(手や足など体全体)を動かすための神経を使って、体の末端まで指令を出しています。「感覚神経」は、逆に末端からの情報(視覚、触覚、聴覚、ほか全ての感覚刺激)を脳に送っています。ピアノを聞いたり、見て模倣したり、体の色んな部位を動かしたり…リズム遊びの中で「運動神経」と「感覚神経」がお互いに刺激し合い、脳の発達を促しています。

双葉で大事にしている事「リズム遊び」

2022-01-24
双葉で実践しているリズム遊びは、斎藤公子先生(埼玉さくら・さくらんぼ保育園創設者)が考案された保育活動です。
斎藤先生は、
“子どもは走っているだけでも面白い。そこに仲間がいて、音楽があって、もっと楽しく遊べるように”
と、リズム遊びをしておられたそうです。

リズム遊びは、子ども達が獲得した、または獲得しつつある身体能力を楽しく使って遊べる活動であると同時に、大人にとっては、一人ひとりの子どもの身体的発達を確認し、それを個別支援につなげていける、目安にもなっています。
リズム遊びをすることで「運動量の保障」や、「体幹」を鍛えたり、「柔軟性」や「バランス感覚」も育てられます。
小さい子達であれば、大きい子達の動きを見て真似をする「模倣の力」「意欲」
大きくなってくれば、ホールいっぱいに広~く走り回れる「空間認識」「自信」そして「ボク(ワタシ)も大きくなったらできるんだ!」という「見通し」「憧れ」
年長になると人の後を着いていかず、人とぶつからずに走ったり、スキップしたりできる「主体性」「自立心」
順番を自分で見て、聞いて判断したり、守ったりする「観察力」「判断力」「規範意識」
音楽に合わせて2拍子、3拍子、4拍子のリズムをとる「数量」の感覚や「表現力」
友だちと組になって遊ぶことで「社会性」「協同性」も養われます。等等
双葉が目指す“子どもの全面発達”には欠かせない活動になっています。

クリスマスプレゼントには絵本を。

2021-12-23
子どもを本好きにするには、なにより大人が子どもに絵本を読んであげることが大切です。耳から聞こえる言葉と描かれている絵を手掛かりにして、子どもは自由に想像の翼をはばたかせ、絵本の世界を味わうことができます。そうした絵本体験を重ねることで、「本の中には楽しい世界が広がっている。もっといろいろな世界を味わいたい」という本への興味が育まれます。「幼児期に家庭で読み聞かせをしてもらった子どもは、読んでもらわなかった子どもよりも、小学校での読書に対する興味が30%高い」という調査結果も報告されています。

「月刊絵本と保育」Vol.11
大人がたっぷり絵本を読んであげることが、読書好きへの第一歩



親であれば誰でも、「我が子に読書好きになってほしい」と願うもの。読書好きに育てるために「早く文字を覚えさせて、一人で本を読めるようにしなくちゃ」と思っている保護者の方は、けっして少なくないと思います。しかし、文字が読めるから読書好きになるわけではありません。
  本を楽しむには、文字で描かれている世界を理解し、頭の中に描き出せることが大切です。つまり読書の楽しみとは想像力が生み出す楽しみなのです。しかし、早く文字を覚えた子どもが自分で本を開いても、読むことに必死で内容をイメージできません。それを続けると読むこと自体がいやになってしまいます。

「月刊絵本と保育」Vol.11
「文字を覚えたら読書好きになる」わけではありません


間もなくクリスマスですね。子どもさんにプレゼントを準備されるならば、ぜひ、絵本を加えてください。寝る前に親御さんの膝の上で読んでもらった絵本は、子どもの心と体の大事な栄養になります。

親子みそ作り講座開催!

2021-12-01
11月6日(土)に、今年で6回目の親子みそ作り講座を開催しました。
波佐見町の自然食品田舎味噌製造「原味噌本店」さんより大切なお話もたくさんしていただきました。みそ汁×納豆、ヨーグルト×甘酒…発酵食品×発酵食品で、菌ちゃんの働きも倍々になり、計測不能なほどたくさんの菌ちゃんがお腹やからだの調子を整えてくれるとのことです。
また、甘酒には美白効果も期待されているようです。
兄と妹がいるので、親子3人で何かをするということが少ないので、とても楽しそうにしていました。
 お店で何でも買える時代に、1から何かを作るという体験をしたことはとても良い事だと思います。
アンケートより

みそ作りは、すぐには出来上がらないところが、他の調理と違います。

熱をかけたりして早く発酵させることもできます。だけどそうやってつくった味噌は、ビニールハウスの作物と同じ。自然のおいしさにはかなわないです。
熟成っていうのは、微生物が生き続けた証です。長い時間をかけて発酵した味噌には、様々な試練を乗り越えたものの強さがある。だからこそ、おいしいんだよなあ。
 最近は“簡単に痩せる”とか“簡単に儲かる”などという甘い言葉に群がって、すぐに結果を求める人が増えてますよね?時間のロスやリスクを少なくする事ばかりが美徳とされる世の中ですけど…簡単に完成品が手に入る現代だからこそ、“待つことの大切さ”を味噌作りを通じて伝えていきたいんです。
玄米先生のお弁当箱より
その時が来るまでゆっくり発酵を待つ。子育てとおなじですね。“早く早く”“先へ先へ”ではなく、子どもの年齢に応じた旬を存分に味わい、ゆっくり待って、成長を楽しみたいですね。

令和2年度のおたより

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栄養たっぷりご飯

2021-03-26

ご飯はパンや麺に比べて、血糖値が安定しやすい。ご飯は地元で生産できるので、ご飯を食べることが、子どもたちの将来の食料を保障することになります。ただ、白ご飯は、そのエネルギーを代謝するために、ビタミンミネラル等が必要になります。つまり白ご飯はビタミンミネラルがゼロではなく結果としてマイナスになります。その分おかずの栄養を頼りにするしかないのですが、そのおかずが外食や半調理済み食品では、調理の過程で栄養が流出してしまっていますから、深刻な栄養不足になります(新型栄養失調)~中略~分づきや麦入り、豆や雑穀入りなどの工夫が必要です。特に豆類はご飯で不足する必須アミノ酸を豊富に含みます。~後略~


NPO法人 大地といのちの会発行 「菌ちゃん野菜づくり&元気人間作り」より

間もなく卒園、進級を迎える子どもたち。元気に、たくましく明日を拓いていく子どもたちに大人の私たちが出来ることの1つ、栄養満点のご飯を食べさせること。玄米・分づき米・麦・雑穀・豆類を食卓に加えてみませんか。(白米に混ぜるだけで栄養価がグンと上がります)

母なる海とつながろう!

2021-02-25

前略~小魚を丸ごといただくと、カルシウムやマグネシウムだけでなく、多種類の神経伝達物資生成に必要な微量ミネラルがいただけます。現代人は小魚を頭ごと食べる習慣が急速になくなり、またダシにも使われなくなり、市販のダシには全く入っていません。全くと言っていいほど摂取していない子どもも多いのが現状です。~中略~煮干昆布主体の保存料理(佃煮など)を作っておく。焼きアゴは特にミネラル豊富。アゴ、いりこ、昆布それぞれミキサーで粉末にして混ぜ、ダシに使ったり何にでもふりかける。~中略~生鮮野菜をみそ汁に入れて食べるだけでカリウム欠乏は大幅に改善します。


NPO法人 大地といのちの会発行 「菌ちゃん野菜づくり&元気人間作り」より

丸ごといただくことで、その食物の生命力を全て余すことなく、栄養にすることができます。よく噛み、捨てるところを減らすこと、体にも環境にもいいことがたくさんですね。

旬の野菜を食べよう!

2021-01-25

旬の野菜ほど、ビタミンミネラルやファイトケミカルなどの機能性栄養成分がたくさん含まれています。夏の野菜は体を冷やす効果が高く、強烈な紫外線に打ち勝つ力も強い。冬の野菜は体を温める効果が高い。~中略~特に皮にはミネラルやビタミン、抗酸化成分が多いので、きれいな皮はむかないで料理してください。~中略~加熱調理すると、細胞壁が壊れ、野菜の栄養成分が溶け出して吸収率が飛躍的に高まります。~中略~その意味でも野菜たっぷり味噌汁は汁を全部いただくので特に重要。朝か夕毎日食べてほしい。~後略


NPO法人 大地といのちの会発行 「菌ちゃん野菜づくり&元気人間作り」より

生き物として人間にも旬があります。0歳児には0歳児の、5歳児には5歳児の旬があります。子ども時代の旬とは、子ども時代を子どもらしく生きることです。かけがえのない今を、子どもらしく過ごさせることが、就学後の学ぶ意欲や、知恵を育む土台になります。それは、いわゆるお勉強では身につきません。仲間と遊びと生活を通して身につきます。

朝はご飯と野菜たっぷりみそ汁!

2020-12-26

後から体を冷やす食べ物と温める食べ物があります。

パンをご飯に変えると体温が上がる例が大変多いです。

安いパンは食パンさえも糖分が多く、お菓子の仲間です。

~中略~

みそ汁の中に野菜を入れると、煮汁に出た栄養も捨てずにいただけます。


NPO法人大地といのちの会発行 「菌ちゃん野菜作り&元気人間作り」より

新型コロナウイルス感染症が全国で拡大しています。長崎県も例外ではなくなっています。ウィルスに負けない体づくりのためには、低体温(36℃以下)を防ぐことが重要です。体温が1℃下がると免疫力も大きく下がることがわかっています。

毎日3回の食事は、健康の源。朝はご飯と野菜たっぷりみそ汁で体温を上げ、風邪や病気にかかりにくい体づくりに挑戦しましょう。

「子どもの言葉づかいが気になる?」ことについて

2020-11-27
2歳頃から2語文、3語文を使えるようになり、3歳児、4歳児になると、爆発的に語彙数が増え、「ねえねえ、聞いて聞いて、あのね…」おしゃべりも広がります。
双葉が学び・実践している故斎藤公子先生(さくら・さくらんぼ保育園創設者)は、2歳~5歳を“ことばと自我”そして仲間の時代と捉えています。
~前略~私は、2歳前後の子どもが登園してきたとき「おはよう!」と声をかけますが、すると、「バカ!チンドンヤ!」がかえってきます。私は「あ!この子どもたちも人間に育ちつつ、あるな」とうれしくなるのです(笑い)「サイトウ!」とよばれても私は「オー!」なんて返事をして、とてもたのしくなります。~中略~
ただ、大人は正しい発音でやさしいことばをつかった方が良いと思いますよ。~中略~
「アラ!いい子!」「すてきね!」「すばらしいなあ!」「ワ!いいのができたね!」「すごいね!」「がんばったね!」「たいしたもんだね!」などが私の口ぐせです。~中略~
大きくなれば、ちゃんとことばづかいを心得るものですよ。二十歳にもなって上司に朝、あいさつするとき「バカ!チンドンヤ!」などという人は一人もいないでしょう(笑い)
乳児の後半から幼児期には、人間としての自立がはじまり、大人に対しては対等にものをいおうとし、「いや」というのがあたりまえになって、一応反対をして、自分には自分の考えがあり、自分で考えて行動してゆくんだということを大人に示してゆくことがとてもつよくあらわれる時期とみています。そしてそれが強い子ほど、大人になってしっかり自立するとみています。だから大人に対しての反抗も気になりませんし、かえって心ではたのもしい、と思っていますし、命令にしたがわないとおこる教師は教師として落第だと思っているのです。
上記いずれも、斎藤公子著「子育て=錦を織るしごと」P155 子どもたちのコトバが乱暴にみえるが…より
新しい言葉や、単語を獲得した子どもたちは、それを使いたくて仕方ありません。一つひとつを正していけば、子どもの自立心を折ることにもつながるようです。時には気になる言葉を使うこともあるかもしれませんが、発達過程の一段階と捉えて、イライラすることもあるかもしれませんが、長い目で見てのんびり付き合ってあげましょう。
ただ、子どもが言葉を学ぶのは、身近な大人、兄弟たちです。大人の私たちは、子どもに伝えたい素敵な言葉を選び取っていきたいですね。(メディアの影響も大きいです。気を付けてましょう!)

令和元年度のおたより

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今こそ「あいうべ体操」鼻呼吸こそ天然のマスク

2020-03-27
新型コロナウィルス感染予防は、インフルエンザ予防に準じた対応だそうです。
対策その1、朝起きてすぐ、朝食前の歯磨き。口の中の細菌をできるだけ取り除くのが有効
~前略~起きている間は、常に出ている唾液の力である程度守られるが、眠っている間は唾液がほとんど止まるため、朝起きてすぐの口は最も細菌が増えた状態にある。
だから朝一番に歯磨き(歯磨剤なしでも可)をすれば「細菌数が減少し、舌や口への刺激で唾液も出て感染リスクを下げることができると考えられる」
対策その2、鼻呼吸です
ヒトは1日に約1万ℓ分の空気を吸い、同じ量吐き出す。この動作を鼻でするか、口でするか。同じようだが、その意味は全く違う。鼻呼吸には、ウィルスを防ぐさまざまな関門が伴うからだ。
第1の関門は鼻毛。まずここで、ウィルスを含むやや大きめのほこりなどがブロックされる。
第2は、鼻の中の粘膜から出る粘液だ。~中略~
第3は、どんなに乾いた冷たい空気を吸い込んでも、鼻の中に縦横無尽に張り巡らされた毛細血管によって、喉の奥では体温近くまで温度が上昇し、湿度も80~85%に。このため、乾燥に強く湿気に弱いウィルスの生存率が低下する。
~中略~口呼吸では、そうした鼻が持つ防御機能は発揮されない~後略~
[「3/11付西日本新聞」より 岡崎好秀氏(歯科医師 岡山大学病院スペシャルニーズ歯科センター診療講師)]

 
双葉でも3歳以上の子どもたちが毎日実践している「あいうべ体操」。「あー」「いー」「うー」「べー」と大きく口と舌を動かすこの体操を1日30セット(10回ずつ分割しても可)やれば、舌の筋肉が鍛えられて、舌先が上顎につき、自然と鼻呼吸ができるようになるそうです。
「鼻呼吸こそ天然のマスク。口を病の入り口にしないよう、誰でもいつでもできる予防法で免疫力を保とう」と岡崎さんは呼び掛けています。
ぜひ、子どもたちに先生になってもらって、ご家庭でも楽しく試してみてください。

体は食べ物で出来ています

2020-02-26
どこかで聞いたことのあるようなキャッチフレーズですが、事実です。
食材の質がよくなれば細胞の質がよくなる
人は日々新陳代謝が営まれています。新陳の「新」は新しい細胞が分裂産生され、「陳」は古い細胞が朽ちて廃棄されることを意味しています。
~中略~分裂速度はおおむね、胃腸の粘膜は4~5日、皮膚は28日、白血球は20日、筋肉は3ヵ月、赤血球は4ヵ月、骨は7~8年で入れ替わります。ですから、10年も経てば以前の自分はほとんど存在しないのです。
~中略~よい材料を入れ続けて、代謝を円滑に回し続けて、良好な新陳代謝を行い続ければ、良好な動的平衡を得ることが可能であり、すなわち体質を改善できるということです。
「健康自立力」より 田中佳(医学博士 脳神経外科専門医)

私たちが実践している保育の師、斎藤公子先生も自身が幼少期は虚弱だったのを、まだ医学も現在ほど発展していなかった戦前に学校教師だった母が上記のことをどこかで学び、体質改善を実践されたそうです。
子どもは環境に作られる。何を選び、何を与えてきたか、で決まる。
末宗辰彦(山陰こどものとも社代表)

食事は人の体を作っていく上で、もっとも重要な役割を果たしています。
双葉の給食では、1月から毎日の主食で五分づきごはんに一割程度、三穀米(黒米、赤米、緑米)を混ぜて食べています。
食用油は、圧搾手搾りの菜種油で普段の調理を行い、揚げ物の時は米油を使用するようになりました。
生産者と顔の見える安心な食材を使えるようになったことが、とても良かったと思います。
給食費の額を変更した分、より良い食材を存分に使用できるようになりました。ご協力・ご理解ありがとうございます。

子どもの心が動く~絵本の読み聞かせ~

2020-01-24
絵本の言葉が子ども自身の言葉になり、その子の栄養となっていきます。
(末宗辰彦[山陰こどものとも社])

なぜ絵本を読んでもらうことが、子どもの発達にとって“いいこと”なのでしょうか。それは、絵本を読んでもらうことで、「子どもの心が動く」からです。ワクワクしたり、ドキドキしたり、ハラハラしたり、悲しくなったり、そしてそんな言葉で言い表しきれないほどの心の動きを、子どもは絵本を読んでもらいながら体験しているのです。~中略~
人はやがて、文字に満ちた世界へと入ってゆきます。絵本や本の世界もまたその一つですが、そこで伝わるのは「ことば」だけでなく、イメージであり、「心」です。~後略~
(絵本が育てるもの 山田真理子[子どもと保育研究所「ぷろほ」所長 九州大谷短期大学名誉教授])

子どもは、読書を通して、時間・空間を越えて異なる世界の人・もの・ことにふれ、心を動かし、学びを深めます。読書をするということは、知識の獲得とともに、言葉を介した経験を蓄えることであり、それは子どもの夢、憧れ、志を育み、時代の変化に関わらず子どもの心の成長を支えます。
(第四次長崎県子ども読書活動推進計画)

ゆり組・ひまわり組・たんぽぽ組の保護者の皆様「家庭における子ども読書活動の実態調査」(長崎県教育庁生涯学習課)のご協力ありがとうございます。
ご家庭でも絵本の読み聞かせの時間をたくさん作っていただいていることが分かりました。「子どもが本好きになった」「親子のふれあいが増えた」など読み聞かせを続けて良かったと実感されておられます。
家事や仕事に忙しい毎日ですが、子どもが眠る前に、ほんの10分膝の上で絵本の読み聞かせをすることは、子どもにとってかけがえのない一瞬になります。「お気に入りの絵本」を何度も何度も繰り返し読んでもらい、子どもの安心感・満足感→自尊感の高まりにもつながります。
長い人生、わが子に絵本を読み聞かせるのは、ほんの数年です。戻ることのないこの時を大切に。

もちつき大会・育児講座ご参加ありがとうございます。

2019-12-24
はなちゃんの話をずっと聞いてきて、お父さんの話は初めてだったので、聞けてよかったです。おぼえていないのに食べた時に思い出す…食の大切さを感じました。我が家は台所にみんなで立つことが多々あります。上の子が料理しだすと次々にやりたがります。味付けを姉から弟へ。こういうのも大切にしたいと思います。
はなちゃんのお父さんからのメッセージは、心に深く沁みるものがありました。人と比べたり、競い合ったりすることに目が向きがちな世の中。家庭という基本的な環境で育まれていくものへ心を寄せていくことの大切さを実感しています。この講座の前にひまわりのクラスで読み聞かせられていた「はなちゃんのみそ汁」の絵本。子どもが見つけるとすぐに「あの本が欲しい」と。家で子どもと読みつつ、この日のことを思い出したいと思います。
大学生の朝ごはんを見て悲しくなりました。自分の子どもが大きくなり一人暮らししても、朝起きて自分で作って食べられるような習慣が出来れば良いな~と思いました。
焦げ焦げ弁当(独立宣言弁当)のお話や、親育て弁当のお話など、印象に残るお話がたくさんありました。弁当作りをすることが、単に料理の技術が向上するだけでなく、自己肯定感や段取り力、自立力、親の意識の変革等等色んな学びや成長がつまっています。いいことだらけですね。
子どもが料理に興味を持ち、お手伝いをやりたがるのは、3才~5・6才がピークです。食事を作ること、食べることは「生きる力」に直結します。
ここには掲載しきれないほどたくさんの感想をいただきました。ありがとうございます。
もちつき大会も、お父さんお母さん方のご協力で大変盛り上がりました。ありがとうございます。
きっと子どもたちは、頑張ったお父さんお母さんの背中にたくさん学んだと思います。
今年で4回目のみそ作りです。毎年我が家でも、おばあちゃん家でも、楽しみにしているおみそなので今年も楽しみです。2年目からは前年に作ったみそを少し残しておいているので、食べ比べています。
みそを作るという体験はなかなか出来ることではないので、子ども達と参加できて、良かったと思います。これからの時代、何かを最初から作るということをしなくなっていくと思うので、機会があれば、家でも作ってみようと思います。
双葉に入園して、一番親が楽しみにしていたイベントでした。このみそができるまでに、子どもにみそ作りを教えて一緒にみそ汁がつくれるようになっていたいです。自分でつくったみそでつくったみそ汁をおいしいと食べてくれるのが楽しみです。このみそを食べる時に、また新しいみそを仕込みたいと思います。
同日、延期になっていた年長・年中親子みそ作り講座も開催しました。食育三昧の贅沢な1日でしたね。お付き合いいただいた保護者の皆様お疲れ様でした。ありがとうございました。

12月7日はもちつき大会・育児講座です。

2019-11-25
いろいろな具材をと考えて、その日は、ゴーヤをみそ汁の具にしました。家族で「いただきます」をして、一口食べると
(「にがい」)
 でも、言葉には出しませんでした。そして父と母を見ました。すると「個性的な味だね」とか「体に良さそう」とか言ってくれて、一言も「まずい」とは、言いませんでした。
 涙が出てきました。
 「なんで」と思いました。私はこれまで、嫌いなものが出ていたら普通に「まずい」と言っていたのに、母と父は、ニコニコして全部食べてくれました。
 今もあの時の父と母のことは忘れていません。
 私は父と母みたいな親になります。
「夏休みの思い出」(小学校6年女子)
 
以前、波佐見南小学校6年生の夏休みに、福田泰三先生(現広田小教諭)が出した宿題「みそ汁作り」で実践した女の子が書いた文章です。
みそ汁作りやお弁当作り、家でのお手伝いなど実際にやってみて学ぶことは、子どもたちの人生にとって、学校では教えてくれない貴重な経験になります。
「はなちゃんのみそ汁」の著者、安武信吾氏が育児講座に来られます。たくさんのご参加お待ちしています。

平成30年度のおたより

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リズム遊び

2019-03-25
斎藤公子先生は、
“子どもは走っているだけでもおもしろい。
 そこに仲間がいて、音楽があって、もっと楽しく遊べるように”
と、リズム遊びをしておられたようです。
 
リズム遊びは、子ども達が獲得した、または獲得しつつある身体能力を楽しく使って遊べる活動であると同時に、大人にとっては、一人ひとりの子どもの身体的発達を確認し、それを個人支援につなげていける、目安にもなっています。
リズム遊びをすることで「運動量の保障」や「体幹」を鍛えたり、「柔軟性」や「バランス感覚」も育てられます。
 
小さい子達であれば、大きい子達の動きを見て真似をする「模倣の力」と「意欲」。
 
大きくなってくれば、ホールいっぱいに広~く走り回れる「空間認識」と「自信」。
 
年長になると、人の後を着いていかず、人にぶつからずに走ったり、スキップしたりできる「主体性」と「自立心」。
 
順番を自分で見て、聞いて判断したり、守ったりする「観察力」「判断力」「規範意識」。
 
音楽に合わせて2拍子、3拍子、4拍子のリズムをとる「数量」への感覚や「表現力」。
 
友達と組になって遊ぶことで「社会性」や「協同性」も養われます。
等等
 
まさに、私たちが目指す子どもの全面発達を促す活動だと思います。
 
昨日は、双葉幼児園のリズム発表会も無事に開催しました。
出席ありがとうございます。

合同保育発表会応援ありがとうございました。

2019-02-27
1才4ヶ月で入園した娘が体も心も大きく大きく成長して、自信を持って堂々と発表会に参加する姿を見て、大変感動いたしました。又、娘だけでなく、たんぽぽ組のお友達、他園のお友達、どの子も素晴らしかったです。
月に1度の交流会を楽しみにしていた娘は朝いつも「早く行かんば!」「間に合う?」と張り切って準備をし、帰宅する車内では「バスの中で寝たよ」「○○ちゃんの隣に座ったよ」と嬉しそうに話してくれていました。回数を重ねてくると、他園の友達の名前も話しに出てくるようになりました。楽しい交流会を重ねて、いざ本番!!
発表会に向けて頑張ること→「こま、なわとび」見事でした。最後まで頑張る姿、諦めない姿ってすごいですね。こどもの成長に感動するばかりでした。ありがとうございました。
 
子どもたちの成長に感動しました。あんなにも堂々といろんな事にチャレンジしている姿を見る事ができ、心から嬉しく思います。
双葉に預けてあんなに引っ込み思案だったのが、少しずつ変わっていくのを肌で感じました。
今回の発表会のため2泊3日でのお泊り保育だったんですが、帰ってきてびっくりするくらい成長しました。きっと自信につながる経験や友達との絆を得たのではないかと思います。本当にありがとうございました。
合同発表会はお疲れ様でした。運動会のとき、側転が全然出来ていなかった娘が、堂々と
背筋を伸ばしてキレイな側転をしているのを見て、凄く感動しました。
歩き出した頃、足がとっても小さくて足の力も弱く“この子はちゃんと歩けるときがくるのかな?”と不安だった日々が懐かしく感じます。今でもクラスの中で一番小さい娘ですが、縄跳び、とび箱、側転などなど、たくさんのことができるようになり、不安だった日々を思い返し、
“子どもの可能性は無限大だな”
と心の底から感じています。先生方にも日々感謝です。ありがとうございます。
子どもたちの発表会を見て、素晴らしい演技に鳥肌が立ちました。前はできなかったとび箱や逆上がりができるようになり、大勢の前で堂々と発表する姿に成長を感じとても感動しました。
合同発表会に参加できて本当に良かったと思います。
年長の保護者の皆様からの感想を、一部掲載させていただきました。他にもたくさんの感想をお寄せいただきました。ありがとうございます。
 
なぜリズム交流に長崎まで行くの?
朝早くから弁当作りは大変。
教材(コマやマリ、絵の具など)は、1人1つ必要なの?
年に3回もお泊りがあるの?
等等…
 
初めて、双葉で年長の保護者を経験された方(される方)は、どうしてそこまで…と初めは思われた方も多かったかもしれません。
 
卒園が近づくこの時期には、朝早く弁当を持たせて行かせた甲斐があったなあ、子どもたち成長したなあ、と実感されていることと思います。
保護者の皆様が、朝早くから子どもたちのためにお弁当を作る背中を、子どもたちはしっかりと見ています。そんな大人の背中に、子どもたちは、学び、励まされ、勇気づけられて、大切にされていることを実感していくのでしょう。
また、お泊り保育を乗り越えるたびに、たくましく、自立心を太らせていく子どもたちのたのもしさ。
教材を1人1人そろえてもらうのも、子どもの発達に適した最良の物を使わせたいという私たちの願いを込めています。そして、時には“自分専用の絵の具を買ってもらった!”という物理的な満足感が、子どもの心の満足感・安心感にもつながります。
双葉での活動は保護者の皆様の、ご理解とご協力に支えられています。みんなで、子どもみんなを育てているんですよね。大変感謝しています。
これから、年長の保護者を経験される皆様、どうぞ楽しみにしてください。

みそ丸おいしかった!

2019-02-07
1月29日と2月5日の年長リズム交流の際、給食の先生達が作ってくれた“みそ丸”を持参して行きました。
みそ丸は、戦国時代の武将が携帯保存食として活用していた「みそ玉」を現代風にかわいくアレンジしたものだそうです。
昔から健康食品として知られる味噌です。最近では医者が考案した「長生きみそ汁」も注目を集めているようですね。
来週には、合同保育発表会を控える年長さんへ、お腹の中から元気になって欲しいと、給食の先生達が作ってくれ、かわいくラッピングまでしてくれたみそ丸は、とっても美味しかったです。
園では小さいクラスの子どもたちも、年長さんの中にまぎれこんで、とび箱をしてみたり、コマを回してみたり、自然と真似したくなるようですね。
年長さんへの憧れや大きくなることへの喜びを、小さい子どもたちなりに胸にいっぱい膨らませていることだと思います。
 
全身を使って活動することを繰り返す中で、体を動かす様々な活動に目標を持って立ち向かったり、困難につまずいても気持ちを切り替えて自分なりに乗り越えようとしたりして根気強くやり抜くことで活動意欲を満足させ、自ら体を動かすようになる。
「保育所保育指針(平成29年3月改訂 厚生労働大臣告示) 幼児期の終わりまでに育って欲しい姿“健康な心と体”(具体的な幼児の姿)より」
まさに今の年長さんたちの姿ですね。小さいクラスの親御さんも年長さんの姿にわが子の成長を重ねて、楽しみにしてください。

親子でつくってあそぼ!ご参加・感想ありがとうございます。

2019-01-31
  • まだ1歳で、どんな風につくるのかなと不安でしたがシールをぺたぺた貼ってくれたり、作ったおもちゃで遊ぶ姿を見て、参加してよかったと思いました。他の親子さん達ともいいコミュニケーションとなりました。また、その後の食事では、保育園の普段の様子も見れましたし、豚汁もおいしかったです。ありがとうございました!
  • ~前略~帰ってから作ったものが壊れかかり、またそれを修理しようと工作を一緒に始めました(テープをガムテープで巻きなおしたり)その後も紙コップなど身近にあるもので自ら作り出し楽しんでいました。仕事から帰宅した父にも喜んで報告していました。豚汁も心からぽっかぽっかになり、とても美味しかったです。アレルギーじゃない子もみんな一緒に食べられるお食事をありがとうございました。日頃子どもの声に耳を傾けているようで聞き流すようにしている事も多かったと振り返りました。物作りを通して同じ時間をじっくりと共有する時間はとても良かったです。
  • 毎年毎年、できる事が増えて成長を感じます。今年は作り方や材料も自分で先生に聞いたり絵を見たりして準備もずいぶんできました。作品も工夫や柄が増え、一緒に作る作業も楽しめました。ご準備ありがとうございました。
  • 今までは、親が手伝う部分が多かったですが、年長ともなると自分でできる事がほとんどで、成長を肌で感じる事ができました。親の箸などエコ活動すごく良い事だと思います!!
ほかにも沢山の感想をお寄せいただきました。ありがとうございます。
びゅんびゅんロケットが大人気だったですね。そのため作るスペースが狭くなり、作り方の紙も見にくかった様でご迷惑をおかけしました。
 
運動会やリズム発表会では、身体発達で言えば粗大運動の成長が見れます。
親子でつくってあそぼ!では、工作や遊び方を通して、手先の巧緻性の成長、物の性質や仕組みを感じ取ったり、考えたり、工夫したりする思考力の芽生えも育っていることが感じれますね。
 
工作物品の提供、箸・汁椀・製作道具の持参のご協力ありがとうございます。

合同発表会に向けてがんばります!

2019-01-24
年長さん、いよいよ来月2月17日(日)に長崎で合同保育発表会があります。
発表会に向けて、子どもたちが目標を立てました。
 
「竹おどりをがんばります!」「なわとびとコマが上手になりたい!」
目標を立てるのは、子どもたち一人ひとりが発表会の時にどんな姿になっていたいか、そこに向かって心と体を十分に働かせ、見通しと自覚を持って行動できる、年長さんならではのことだと思います。
当日が楽しみですね。
 
1月29日、2月5日のリズム交流の際には、給食の先生達がみそ丸でお腹の中から応援してくれるということで、こちらも楽しみです。
 
インフルエンザ警報が長崎県に出されています。予防と拡大の防止に努めましょう。

平成29年度のおたより

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うっすらと雪が積もりました。

2018-02-08
先週末から寒波の影響で雪が降ったり、止んだりしています。
 
園庭にもうっすらと雪が積もりました。
 
子どもたちはすかさずダンボールを持ってきて山滑りや雪合戦。
 
9時半にはほとんどとけて、地面が見えていました。
 
ほんのひとときの冬のお楽しみでした。

親子で作ってあそぼ!開催しました。

2018-01-27
毎年恒例となった、「親子で作ってあそぼ!」
今年も1月27日(土)に開催しました。
 
ご家庭より、材料となるペットボトルや空き箱、牛乳パックなど事前に持ち寄っていただきました。
たくさん集まりました。ご協力ありがとうございました。
 
作る内容は
びっくり箱
パラシュート
ふわみんとん
手作り車
ペットボトルマラカス
コップでピョン
紙コップロケット
 
すぐに遊べる楽しいおもちゃを親子で作り、シールをはったり、絵を描いたり思い思いに飾りつけ。
さっそく外で遊ぶ子どもたちの姿も。
 
いっぱい作ったあとは、給食室特製の豚汁!
家から持参したおにぎりと一緒に食べました。
氷点下2度ととても寒い朝でしたが、お天気もよく、おいしい豚汁で体の中から温まりました。
 
保護者の皆様、ご参加ありがとうございました。

竹下和男先生より、素敵なメッセージをいただきました。

2018-01-09
平成29年12月2日に育児講座をしていただいた、竹下和男先生が、「弁当の日」の実践者のメーリングに以下のような文章を送られたとの事です。
福田泰三先生より教えていただきました。
素敵なメッセージでしたので、そのまま掲載させていただきます。
 
12月2日は長崎県佐世保市の社会福祉法人 双葉幼児園に講演に行きました。
園の運動場の子どもたちに感動しました。
本格的な築山、木登りできる各種の樹木
ウンテイやブランコの他にも
体幹が育つ遊具がいっぱいでした。
大きな土管や巨岩があり、
「危険がいっぱい」の中に子どもの笑顔が輝いていました。
理事長先生からはさくら・さくらんぼの斎藤公子さんの名前が出て
いきなり意気投合しました。
70人の保護者が「幼稚園バージョン」のスライドショーと講演に
聞き入ってくださり、持参した本も完売しました。
当日、親子でもちつき大会があり、
私もおいしくいただきました。
日本の人材が育つ園です。
私の教員退職後の選択肢のひとつ「無認可幼稚園」建設の具体でした。
「日本の未来は明るい」と思いつつ鹿児島に向かった次第です。
 
私たちの実践にこのような言葉をいただけたことは、非常にありがたく、励みになりました。
斎藤公子の保育に学びながらの実践を今後も自信を持って継続していきたいと思います。

竹下和男先生育児講座開催!

2017-12-02
12月2日(土)もちつき大会同日、
竹下和男先生の育児講座を開催しました。
 
「子どもは置かれた環境に適応する」
子どもの良きお手本となるよう、大人の立ち居振る舞い、子育ての姿勢をしっかり子どもに見せないといけないですね。
子育て楽しみましょう!
 
保護者からの感想の一部を抜粋して掲載します。
  • 「私は母親の背中を見て育ったので、母親にしてもらったような子育てをしたいと思って今育児をしています。恵まれた環境、良き母に育てられたことを感謝しながら、これからの育児もしていきたいと思います。」
  • 「今回を機に、台所に立つ機会を増やし、親と子の関わりを大事にしたいと思います。上の娘は私を真似ます。下の娘はお姉ちゃんを真似します。伝えられる事、教えてあげれる事、これからの子育てで大事にしていこうと思います」
  • 「“今まで以上に子育て楽しもう”と思いました。子どもたちが大好きです。さあ、今日の晩御飯一緒に何作ろうかな。」
 
育児講座終了後は、みんなでつきたてのおもちでお雑煮を食べました。

もちつき大会開催!

2017-12-02
12月2日(土)もちつき大会を開催しました。
霜が降りるほど冷え込む朝でしたが、いいお天気で、もちつき大会が盛り上がる頃には、ぽかぽか陽気でした。
 
たくさんの保護者の皆様のご協力で、いっぱいおもちもつけました。
 
伝統行事に触れる機会と、親も一緒に参加して楽しみ、親が頑張っている姿に、子どもたちも目を輝かせていたと思います。
社会福祉法人双葉幼児園
〒859-3223
長崎県佐世保市広田3丁目31番11号
TEL.0956-38-3811
FAX.0956-39-5811
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