令和6年度のおたより
主体性と自主性
双葉っこ99~105でお伝えした「乳幼児期につけたい力とは?」シリーズの「生きる力」「非認知能力」を育むために大事にしたいことと重なります。
生まれて間もなくからしばらくの間、人生の中で1番主体性が発揮され、育まれる時期が訪れます。お腹が空けば泣き、眠たい・おしっこで気持ちが悪いと泣き、あやされれば屈託なく笑います。寝返りやハイハイができるようになれば、自分の意志で行きたいところへ行こうとし、それを妨げられれば、全力で泣いて訴えます。
行動決定、判断、責任という概念的な「主体性」ではなく「生きる力」の自然な形としての「主体性」がここにあります。
この時期に存分に自分を出すことができ、それに応答的に関わってもらい、できる限りのびのびと生活できた子どもは、年長の頃になると「自立・自律」心をたっぷり太らせ「自主性」を発揮して生活を作り上げ、未来を拓いていく力の土台をしっかりと固めます。

集団の力で伸びゆく個の力~リズム交流会、合同発表会を通して~3

集団の力で伸びゆく個の力~リズム交流会、合同発表会を通して~2
- 4月から始まる月1回のリズム交流会で、たくさんの仲間との交流を重ねる中で身につけた、たくましさ、しなやかさ、仲間意識。発表会での年長さんの自信に満ちた表情と、たくさんの観衆にも臆しない堂々とした姿には、毎年感動で胸がいっぱいになります。合同保育発表会に向けて、私たちが課題と呼ぶリズム遊びに真剣に取り組みます。側転、柔軟、両生バイ、縄跳び、とび箱、鉄棒、コマ回し、マリつき…毎日毎日飽きずに取り組む姿は、運動会の課題に向き合ったその時とつながります。どうして遊びで子どもたちにここまでの要求をするのでしょうか。自由には「獲得する自由」というものがあります。例えば、ピアノを自由に操るには、そこまでの「練習」あってのもの。道具を使ったコマやマリ、縄跳びなどは、まさに自由を獲得した子どもたちが楽しめる遊びです。道具を使わなくても足の先から手の先、頭のてっぺんまで自分の体をすみずみまで意識できるような体・感覚作りで自分の体を自由自在に操ります。「出来るようになりたい!」という憧れを原動力に頑張る子どもたちの姿に、私たちもどうやったら楽しみながら、目標を自分で意識しながらできるか…試行錯誤の連続です。

集団の力で伸びゆく個の力~リズム交流会、合同発表会を通して~1
- たくさんの同じ年齢の子どもを知る
- たくさんの子どもの中で自分を知る
- 自分一人で立つことを求められ、やっていく
- 必ずやったことがほめられ、保育の場が感動的に終わる中で育つ感性

乳幼児期につけたい力とは?6

令和5年度のおたより
今週末はいよいよ卒園式・リズム発表会ですね

おむつ外しとトイレットトレーニングについて4

おむつ外しとトイレットトレーニングについて3

おむつ外しとトイレットトレーニングについて2

おむつ外しとトイレットトレーニングについて1

令和4年度のおたより
畑で育む生きる力

子どものクセが気になる?

ヒトが人間になる
前略~小さいときの一人遊びから、まもなく、仲間がいないとさびしくて遊べなくなる時期がある。仲間との遊びのなかで、ことばも急速に発達し、考える力もつき、ともにたのしく遊ぶことのよろこびをとおして、ヒトの子が社会生活を営む人間へと変わっていく。
これは大人になるまでにどうしても経なければならない過程である。成長の過程でなにひとつ抜かせるものはない。はうから歩くことをおぼえ、ころぶからしっかり歩くことをおぼえ、歩くことをおぼえてから手で道具を使うことを覚えるのである。
~中略~
こうした長い遊びの積み重ねの上に、人間はすばらしい文化をつくってきた。わらべうたによる手つなぎやかけあい、じゃんけんをつかっての遊びは、ひねもす飽きないものであって、一昔前までは、夕方星が出てもなお、子どもたちの歌う声がどこからか聞こえてきたものであった。
子どもが足や手、頭、そして、からだ全体を使って戸外で仲間と遊ぶ楽しさを失ってから何年になるだろう。そのころから、子どものからだのおかしさが見えるようになり、無気力、太りすぎ、拒食、登校拒否、自殺、学力低下、非行、家庭内暴力、校内暴力などの問題がクローズアップされてきた。
~中略~

親子みそ作り講座開催しました。

双葉で大事にしている事「教育にはタイミングがあります」5
- 言葉・文字について5

令和3年度のおたより
双葉で大事にしている事「水砂泥遊び」

双葉で大事にしている事「リズム遊び②」

双葉で大事にしている事「リズム遊び」

クリスマスプレゼントには絵本を。

親子みそ作り講座開催!

令和2年度のおたより
栄養たっぷりご飯
ご飯はパンや麺に比べて、血糖値が安定しやすい。ご飯は地元で生産できるので、ご飯を食べることが、子どもたちの将来の食料を保障することになります。ただ、白ご飯は、そのエネルギーを代謝するために、ビタミンミネラル等が必要になります。つまり白ご飯はビタミンミネラルがゼロではなく結果としてマイナスになります。その分おかずの栄養を頼りにするしかないのですが、そのおかずが外食や半調理済み食品では、調理の過程で栄養が流出してしまっていますから、深刻な栄養不足になります(新型栄養失調)~中略~分づきや麦入り、豆や雑穀入りなどの工夫が必要です。特に豆類はご飯で不足する必須アミノ酸を豊富に含みます。~後略~
間もなく卒園、進級を迎える子どもたち。元気に、たくましく明日を拓いていく子どもたちに大人の私たちが出来ることの1つ、栄養満点のご飯を食べさせること。玄米・分づき米・麦・雑穀・豆類を食卓に加えてみませんか。(白米に混ぜるだけで栄養価がグンと上がります)

母なる海とつながろう!
前略~小魚を丸ごといただくと、カルシウムやマグネシウムだけでなく、多種類の神経伝達物資生成に必要な微量ミネラルがいただけます。現代人は小魚を頭ごと食べる習慣が急速になくなり、またダシにも使われなくなり、市販のダシには全く入っていません。全くと言っていいほど摂取していない子どもも多いのが現状です。~中略~煮干昆布主体の保存料理(佃煮など)を作っておく。焼きアゴは特にミネラル豊富。アゴ、いりこ、昆布それぞれミキサーで粉末にして混ぜ、ダシに使ったり何にでもふりかける。~中略~生鮮野菜をみそ汁に入れて食べるだけでカリウム欠乏は大幅に改善します。
丸ごといただくことで、その食物の生命力を全て余すことなく、栄養にすることができます。よく噛み、捨てるところを減らすこと、体にも環境にもいいことがたくさんですね。

旬の野菜を食べよう!
生き物として人間にも旬があります。0歳児には0歳児の、5歳児には5歳児の旬があります。子ども時代の旬とは、子ども時代を子どもらしく生きることです。かけがえのない今を、子どもらしく過ごさせることが、就学後の学ぶ意欲や、知恵を育む土台になります。それは、いわゆるお勉強では身につきません。仲間と遊びと生活を通して身につきます。

朝はご飯と野菜たっぷりみそ汁!

「子どもの言葉づかいが気になる?」ことについて

令和元年度のおたより
今こそ「あいうべ体操」鼻呼吸こそ天然のマスク

体は食べ物で出来ています

子どもの心が動く~絵本の読み聞かせ~

もちつき大会・育児講座ご参加ありがとうございます。

12月7日はもちつき大会・育児講座です。

平成30年度のおたより
リズム遊び

合同保育発表会応援ありがとうございました。

みそ丸おいしかった!

親子でつくってあそぼ!ご参加・感想ありがとうございます。
- まだ1歳で、どんな風につくるのかなと不安でしたがシールをぺたぺた貼ってくれたり、作ったおもちゃで遊ぶ姿を見て、参加してよかったと思いました。他の親子さん達ともいいコミュニケーションとなりました。また、その後の食事では、保育園の普段の様子も見れましたし、豚汁もおいしかったです。ありがとうございました!
- ~前略~帰ってから作ったものが壊れかかり、またそれを修理しようと工作を一緒に始めました(テープをガムテープで巻きなおしたり)その後も紙コップなど身近にあるもので自ら作り出し楽しんでいました。仕事から帰宅した父にも喜んで報告していました。豚汁も心からぽっかぽっかになり、とても美味しかったです。アレルギーじゃない子もみんな一緒に食べられるお食事をありがとうございました。日頃子どもの声に耳を傾けているようで聞き流すようにしている事も多かったと振り返りました。物作りを通して同じ時間をじっくりと共有する時間はとても良かったです。
- 毎年毎年、できる事が増えて成長を感じます。今年は作り方や材料も自分で先生に聞いたり絵を見たりして準備もずいぶんできました。作品も工夫や柄が増え、一緒に作る作業も楽しめました。ご準備ありがとうございました。
- 今までは、親が手伝う部分が多かったですが、年長ともなると自分でできる事がほとんどで、成長を肌で感じる事ができました。親の箸などエコ活動すごく良い事だと思います!!

合同発表会に向けてがんばります!

平成29年度のおたより
うっすらと雪が積もりました。

親子で作ってあそぼ!開催しました。

竹下和男先生より、素敵なメッセージをいただきました。

竹下和男先生育児講座開催!
- 「私は母親の背中を見て育ったので、母親にしてもらったような子育てをしたいと思って今育児をしています。恵まれた環境、良き母に育てられたことを感謝しながら、これからの育児もしていきたいと思います。」
- 「今回を機に、台所に立つ機会を増やし、親と子の関わりを大事にしたいと思います。上の娘は私を真似ます。下の娘はお姉ちゃんを真似します。伝えられる事、教えてあげれる事、これからの子育てで大事にしていこうと思います」
- 「“今まで以上に子育て楽しもう”と思いました。子どもたちが大好きです。さあ、今日の晩御飯一緒に何作ろうかな。」

もちつき大会開催!
