おたより
園での生活の様子や行事の様子などをおたよりします。
令和2年度のおたより
朝はご飯と野菜たっぷりみそ汁!
2020-12-26
「子どもの言葉づかいが気になる?」ことについて
2020-11-27
2歳頃から2語文、3語文を使えるようになり、3歳児、4歳児になると、爆発的に語彙数が増え、「ねえねえ、聞いて聞いて、あのね…」おしゃべりも広がります。
双葉が学び・実践している故斎藤公子先生(さくら・さくらんぼ保育園創設者)は、2歳~5歳を“ことばと自我”そして仲間の時代と捉えています。
~前略~私は、2歳前後の子どもが登園してきたとき「おはよう!」と声をかけますが、すると、「バカ!チンドンヤ!」がかえってきます。私は「あ!この子どもたちも人間に育ちつつ、あるな」とうれしくなるのです(笑い)「サイトウ!」とよばれても私は「オー!」なんて返事をして、とてもたのしくなります。~中略~
ただ、大人は正しい発音でやさしいことばをつかった方が良いと思いますよ。~中略~
「アラ!いい子!」「すてきね!」「すばらしいなあ!」「ワ!いいのができたね!」「すごいね!」「がんばったね!」「たいしたもんだね!」などが私の口ぐせです。~中略~
大きくなれば、ちゃんとことばづかいを心得るものですよ。二十歳にもなって上司に朝、あいさつするとき「バカ!チンドンヤ!」などという人は一人もいないでしょう(笑い)
乳児の後半から幼児期には、人間としての自立がはじまり、大人に対しては対等にものをいおうとし、「いや」というのがあたりまえになって、一応反対をして、自分には自分の考えがあり、自分で考えて行動してゆくんだということを大人に示してゆくことがとてもつよくあらわれる時期とみています。そしてそれが強い子ほど、大人になってしっかり自立するとみています。だから大人に対しての反抗も気になりませんし、かえって心ではたのもしい、と思っていますし、命令にしたがわないとおこる教師は教師として落第だと思っているのです。
上記いずれも、斎藤公子著「子育て=錦を織るしごと」P155 子どもたちのコトバが乱暴にみえるが…より
保育活動を保育指針で語る研究発表[第6弾ちゅうりっぷ組]
2020-10-27
保育活動を保育指針で語る研究発表[第5弾さくら組]
2020-10-26
ドキュメンタリー映画「弁当の日」完成!
2020-10-23
令和元年度のおたより
子どもの最善の利益を目指して
2019-10-25
今年の5月に育児講座に来ていただいた、末宗辰彦氏の「子どもは環境に作られる。何を選び、何を与えてきたか、で決まる。」という言葉から、子どもの育ちには必要なものと、不必要なものがあり、それを私たちは日々選び取っています。
ゲーム、テレビ、スマホなどのメディア機器は、乳幼児からはできるだけ遠ざけたいものの代表格でもあります。
大人の都合優先に開発されていく育児便利グッズ(紙おむつ、バンボ、歩行器など)は、子どもの発達に必要かどうか、という一番大事な視点が抜けています。
年齢にそぐわない知的教育も、子どもの未発達の脳細胞には百害あって一利なし、とまで言われている小児科医もおられます。
末宗氏は、「五感を通した体験の豊かさが、子どもの想像力、創造力、主体性を育てる」と伝えています。
子どもの最善の利益を目指して、本物と、本物の体験を選び取っていけたら、と思います。
特に食事は、五感をフル稼働させる活動として、最も身近であり、1日3回、1年で1,095回繰り返し行われます。食べ物が、子どもの体を作り、発達の土台を作ります。
10月から始まった給食費に対し、国が発表した目安額は、それだけ乳幼児期の食にこだわりなさいと応援してくれていると思います。何を選び、何を与えるか、最善となるよう今後も努力していきたいと思います。ご協力よろしくお願いします。
ファミリー運動会に向かってます。
2019-09-30
運動会まであと1ヶ月を切りました。
どのクラスも運動会へ向けて盛り上げていっているところですが、中でも年長さんは、双葉の保育の集大成です。
子ども1人1人が課題に向かっていく以上に、関わる大人も課題意識を持って取り組んでいます。
遊びや生活の中で様々なことに挑戦し、失敗も繰り返す中で、自分でしなければならないことを自覚するようになる。保育士等や友達の力を借りたり励まされたりしながら、難しいことでも自分の力でやってみようとして、考えたり、工夫したりしながら、諦めずにやり遂げる体験を通して達成感を味わい、自信を持って行動するようになる。
厚労省告示 保育所保育指針「幼児の終わりまでに育って欲しい姿・自立心」より
混ぜて丸めて出来上がり、親子みそ丸作り
2019-08-26
生ごみリサイクルで元気土作り
2019-07-25
ご家庭と双葉の1日分の生ごみを使って菌ちゃん(微生物)たっぷりの土を作り、野菜を育ててそれを収穫し食べる。そしてまた、生ごみを土に返す、自然界の命の循環の仕組みを体験します。
土ごと発酵することで土壌微生物が爆発的に増え、微生物と野菜の根っこがつながることで微量ミネラルや成長促進物質を吸収し、栄養満点の野菜が育っていきます。
人間の身体も基本的には同じ仕組みです。私たちは小腸という根っこから食べ物を分解吸収していますが、腸内細菌の働きが非常に重要な役割を果たしています。
健康な体作りは、健康な食べ物を取り入れることから始まります。1日1回は発酵食品(特にみそ汁がおすすめ!)で菌ちゃん(微生物)を取り入れましょう。
散歩ルート安全確認MAP掲示しています。
2019-06-25
5/8に大津市で起きた痛ましい事故を受け、双葉では、散歩ルート安全確認MAPを作成しました。ひまわり組・たんぽぽ組の職員が中心となって土台を仕上げ、それを元に6/14の職員会議で意見を出し合い、修正を加えました。
保育所外での活動は、保育において、子どもが身近な自然や地域社会の人々の生活に触れ、豊かな体験を得る機会を設ける上で重要な活動であり、移動も含め安全に十分配慮しつつ、引き続き積極的に活用いただきますようお願いいたします。
(厚生労働省子ども家庭局保育課 令和元年5月10日連絡より抜粋)
散歩や園外活動の必要性・重要性は子どもの健全な発達には欠かせない活動です。国がそれを理解し、応援してくれていることが、大変心強く思います。
散歩ルートを再確認し、危険箇所を洗い出したり、あーじゃないこーじゃないと話し合うことで、園外活動への職員一人ひとりの危機管理レベルの引き上げ、子どもの命を守る責任感もさらに高まったと思います。
保護者の皆様も是非1度MAPをご覧になり、お休みの日に子どもと一緒にルートを歩かれてみてはいかがでしょうか。
そして、何かお気づきの点などあれば、些細なことでもご意見ください。
平成30年度のおたより
リズム遊び
2019-03-25
斎藤公子先生は、
“子どもは走っているだけでもおもしろい。
そこに仲間がいて、音楽があって、もっと楽しく遊べるように”
と、リズム遊びをしておられたようです。
リズム遊びは、子ども達が獲得した、または獲得しつつある身体能力を楽しく使って遊べる活動であると同時に、大人にとっては、一人ひとりの子どもの身体的発達を確認し、それを個人支援につなげていける、目安にもなっています。
リズム遊びをすることで「運動量の保障」や「体幹」を鍛えたり、「柔軟性」や「バランス感覚」も育てられます。
小さい子達であれば、大きい子達の動きを見て真似をする「模倣の力」と「意欲」。
大きくなってくれば、ホールいっぱいに広~く走り回れる「空間認識」と「自信」。
年長になると、人の後を着いていかず、人にぶつからずに走ったり、スキップしたりできる「主体性」と「自立心」。
順番を自分で見て、聞いて判断したり、守ったりする「観察力」「判断力」「規範意識」。
音楽に合わせて2拍子、3拍子、4拍子のリズムをとる「数量」への感覚や「表現力」。
友達と組になって遊ぶことで「社会性」や「協同性」も養われます。
等等
まさに、私たちが目指す子どもの全面発達を促す活動だと思います。
昨日は、双葉幼児園のリズム発表会も無事に開催しました。
出席ありがとうございます。
合同保育発表会応援ありがとうございました。
2019-02-27
1才4ヶ月で入園した娘が体も心も大きく大きく成長して、自信を持って堂々と発表会に参加する姿を見て、大変感動いたしました。又、娘だけでなく、たんぽぽ組のお友達、他園のお友達、どの子も素晴らしかったです。
月に1度の交流会を楽しみにしていた娘は朝いつも「早く行かんば!」「間に合う?」と張り切って準備をし、帰宅する車内では「バスの中で寝たよ」「○○ちゃんの隣に座ったよ」と嬉しそうに話してくれていました。回数を重ねてくると、他園の友達の名前も話しに出てくるようになりました。楽しい交流会を重ねて、いざ本番!!
発表会に向けて頑張ること→「こま、なわとび」見事でした。最後まで頑張る姿、諦めない姿ってすごいですね。こどもの成長に感動するばかりでした。ありがとうございました。
年長の保護者の皆様からの感想を、一部掲載させていただきました。他にもたくさんの感想をお寄せいただきました。ありがとうございます。
なぜリズム交流に長崎まで行くの?
朝早くから弁当作りは大変。
教材(コマやマリ、絵の具など)は、1人1つ必要なの?
年に3回もお泊りがあるの?
等等…
初めて、双葉で年長の保護者を経験された方(される方)は、どうしてそこまで…と初めは思われた方も多かったかもしれません。
卒園が近づくこの時期には、朝早く弁当を持たせて行かせた甲斐があったなあ、子どもたち成長したなあ、と実感されていることと思います。
保護者の皆様が、朝早くから子どもたちのためにお弁当を作る背中を、子どもたちはしっかりと見ています。そんな大人の背中に、子どもたちは、学び、励まされ、勇気づけられて、大切にされていることを実感していくのでしょう。
また、お泊り保育を乗り越えるたびに、たくましく、自立心を太らせていく子どもたちのたのもしさ。
教材を1人1人そろえてもらうのも、子どもの発達に適した最良の物を使わせたいという私たちの願いを込めています。そして、時には“自分専用の絵の具を買ってもらった!”という物理的な満足感が、子どもの心の満足感・安心感にもつながります。
双葉での活動は保護者の皆様の、ご理解とご協力に支えられています。みんなで、子どもみんなを育てているんですよね。大変感謝しています。
これから、年長の保護者を経験される皆様、どうぞ楽しみにしてください。
みそ丸おいしかった!
2019-02-07
園では小さいクラスの子どもたちも、年長さんの中にまぎれこんで、とび箱をしてみたり、コマを回してみたり、自然と真似したくなるようですね。
年長さんへの憧れや大きくなることへの喜びを、小さい子どもたちなりに胸にいっぱい膨らませていることだと思います。
全身を使って活動することを繰り返す中で、体を動かす様々な活動に目標を持って立ち向かったり、困難につまずいても気持ちを切り替えて自分なりに乗り越えようとしたりして根気強くやり抜くことで活動意欲を満足させ、自ら体を動かすようになる。
「保育所保育指針(平成29年3月改訂 厚生労働大臣告示) 幼児期の終わりまでに育って欲しい姿“健康な心と体”(具体的な幼児の姿)より」
まさに今の年長さんたちの姿ですね。小さいクラスの親御さんも年長さんの姿にわが子の成長を重ねて、楽しみにしてください。
親子でつくってあそぼ!ご参加・感想ありがとうございます。
2019-01-31
- まだ1歳で、どんな風につくるのかなと不安でしたがシールをぺたぺた貼ってくれたり、作ったおもちゃで遊ぶ姿を見て、参加してよかったと思いました。他の親子さん達ともいいコミュニケーションとなりました。また、その後の食事では、保育園の普段の様子も見れましたし、豚汁もおいしかったです。ありがとうございました!
- ~前略~帰ってから作ったものが壊れかかり、またそれを修理しようと工作を一緒に始めました(テープをガムテープで巻きなおしたり)その後も紙コップなど身近にあるもので自ら作り出し楽しんでいました。仕事から帰宅した父にも喜んで報告していました。豚汁も心からぽっかぽっかになり、とても美味しかったです。アレルギーじゃない子もみんな一緒に食べられるお食事をありがとうございました。日頃子どもの声に耳を傾けているようで聞き流すようにしている事も多かったと振り返りました。物作りを通して同じ時間をじっくりと共有する時間はとても良かったです。
- 毎年毎年、できる事が増えて成長を感じます。今年は作り方や材料も自分で先生に聞いたり絵を見たりして準備もずいぶんできました。作品も工夫や柄が増え、一緒に作る作業も楽しめました。ご準備ありがとうございました。
- 今までは、親が手伝う部分が多かったですが、年長ともなると自分でできる事がほとんどで、成長を肌で感じる事ができました。親の箸などエコ活動すごく良い事だと思います!!
ほかにも沢山の感想をお寄せいただきました。ありがとうございます。
びゅんびゅんロケットが大人気だったですね。そのため作るスペースが狭くなり、作り方の紙も見にくかった様でご迷惑をおかけしました。
運動会やリズム発表会では、身体発達で言えば粗大運動の成長が見れます。
親子でつくってあそぼ!では、工作や遊び方を通して、手先の巧緻性の成長、物の性質や仕組みを感じ取ったり、考えたり、工夫したりする思考力の芽生えも育っていることが感じれますね。
工作物品の提供、箸・汁椀・製作道具の持参のご協力ありがとうございます。
合同発表会に向けてがんばります!
2019-01-24
年長さん、いよいよ来月2月17日(日)に長崎で合同保育発表会があります。
発表会に向けて、子どもたちが目標を立てました。
「竹おどりをがんばります!」「なわとびとコマが上手になりたい!」
目標を立てるのは、子どもたち一人ひとりが発表会の時にどんな姿になっていたいか、そこに向かって心と体を十分に働かせ、見通しと自覚を持って行動できる、年長さんならではのことだと思います。
当日が楽しみですね。
1月29日、2月5日のリズム交流の際には、給食の先生達がみそ丸でお腹の中から応援してくれるということで、こちらも楽しみです。
インフルエンザ警報が長崎県に出されています。予防と拡大の防止に努めましょう。
平成29年度のおたより
ひまわり組よもぎ団子作り
2017-05-15
「どのよもぎにしようかな?」
紙芝居「よもぎだんごぺったん」
「へーすごい!」
「おもちみた~い」
「コロコロ~、おいしくなれ」
8日(月)、散歩で摘んできたよもぎを使って、よもぎ団子作りをしました。
「どのよもぎにしようかな?」
と選びながら自分で摘んできたよもぎ。
作り出す前に、
『よもぎだんごぺったん』の紙芝居を見て、ワクワク!
いよいよクッキングにとりかかりました。
「へーすごい!」
「おもちみた~い」
興味津々の子どもたち。
「コロコロ~、おいしくなれ」
「もちもちしとるね!!」
丸めるのも楽しい!
できあがったよもぎ団子にきな粉をかけて食べました。
「これ、おれが丸めた団子ばい!」
などと、普段のおやつでは聞かない子どもたちの会話を聞くことができました。
ぜひご家庭でも作ってみてください。
親子バス遠足in有田歴史と文化の森公園
2017-04-22
4月22日(土)、親子バス遠足へ有田歴史と文化の森公園へ出かけてきました。
いいお天気で、気持ちいい風が吹く中、たくさんのご参加ありがとうございました。
クラスごとに記念写真をとり、レクレーションにお弁当、公園の遊具で存分に遊びました。小さい子たちは眠たくなる中、大きい子達は「まだ遊びた~い!」
とっても楽しかったようです。
今度はご家族でお出かけください。
今回参加できなかった方、次回を楽しみに…