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おたより

園での生活の様子や行事の様子などをおたよりします。

令和5年度のおたより

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今週末はいよいよ卒園式・リズム発表会ですね

2024-03-23
広田小の体育館をお借りして開催する卒園式・リズム発表会は、ゆり組、ひまわり組、たんぽぽ組が参加します。
運動会から、また一回り成長した子どもたちの姿は非常にたくましく、また頼もしくもあります。楽しみですね。(小さいクラスの子どもたちはこれからを楽しみにしてください)

ゆり組、ひまわり組の子どもたちは、たんぽぽ組のお兄さん、お姉さんの姿に憧れ、来年、再来年は自分たちの番!とばかりに期待をいっぱい膨らませることでしょう。
 
たんぽぽ組さんは、4月にはピカピカの一年生!
こちらもほんのちょっとの不安と、たーくさんの期待を胸に抱えていることだと思います。
双葉を巣立つ子どもたち、または巣立った子どもたちが、「双葉でよかった」「いつかお母さん(お父さん)になったら、子どもを双葉に入れたい」と言ってくれたら、本当に嬉しいですね。
 
たんぽぽの綿毛のように新しい場所に舞い降り、深く太く根を伸ばし、葉っぱを踏まれたって、花をちぎられたって、春にはまたしっかり茎をのばす。かわいらしくもたくましいたんぽぽのように育ってほしいと願っています。
 
今週末はいよいよ卒園式・リズム発表会です。あとは、ケガや病気をせずに、全員が元気に会えるのを楽しみに待っています!

おむつ外しとトイレットトレーニングについて4

2024-02-22
「おねしょ」はこうすればなおる

~前略~「角をためて牛をころす」ということわざがありますが、たいていのお母さんはあせっておこってみたり、飲み物を制限したり、家族のいる前で、「駄目だね、またしたの」などと身のおきどころのない思いをさせたり、はては「妹はちっともしないのにお姉さんのくせに」などと劣等感をきりきりとおしつけようとしたりするのです。ですから、かえっていじけて神経質になり、治るものもこじらせてしまうという結果になります。ある子は友達がむかえにくると、おしめのほしてある前にふさがるようにしたとお母さんは話ました。

Mちゃんもそうしたひとりです。小学校へ入学する年齢になっても、おねしょがなおりません。性格も下の妹にくらべてぐずでお母さんの悩みのたねでした。ある日、家庭訪問をして、家庭で子どもをどんなふうに扱っているか観察したり聞いてみたりしました。
するとお母さんの口からひょいと「夜寝るとき、おしめをさせるんだけど、とてもいやがる」という話がでました。私は、これだと思いました。
「お母さん、おねがいだから、おしめだけはやめて。小学校へ入学する年齢になって、しかも下の子が見ているところで……。これほどMちゃんの人格を傷つけることがあるでしょうか。だまされたと思って今晩からおしめをとってあげて。たとえ布団が一枚くさっても、子どものためにはかえられないことですもの。大きくなったらなおるのだから、しくじったら、下の子にわからないように気持よく着物をとりかえてやって」
私はお母さんの苦労もわかるのですが、当事者のMちゃんの立場を考えると、抱きしめていっしょに泣いてやりたい気持になりました。そしてお母さんに、子どもの立場に立って考えてあげてくださいと言ったのです。
それからしばらくして「先生、おかげさまで、ピタリとなおりました」とMちゃんのお母さんから言われたときのうれしさはたとえようもありません。
Mちゃんは、明るい子になって、元気に学校へ通っています。
「斎藤公子保育実践全集2 子どもがみんな笑える日まで」より
子ども自身がどんなに気をつけていても、寝ている間に起こってしまうことは自分ではどうしようもありません。それを叱られたり、笑われたり、罪の意識を持たされたり、劣等感を味わわされたり…「おねしょ」したって大丈夫!子どもの人格を健全に育てることの大切さに比べれば、大したことではありません、ぐらいの気持ちと余裕を持ちたいものですね。
ゆったり待ってあげましょう。

おむつ外しとトイレットトレーニングについて3

2024-01-23
おしっこが出てスッキリして気持ちがいい。けどパンツやズボンが濡れて気持ちわるい…排泄の感覚が育まれてきた子どもたちは、おしっこが出たあと、教えてくれるようになります。「ちっこ出た」と言葉で教えてくれる時もあれば、大股歩きでやってきて大人に伝わることも…

膀胱も徐々に育っていきますので、おしっこが出る前に「しっこ」と教えてくれるようになったり、おしっこが出そうなしぐさで大人に伝わるようになっていきます。「トイレに行ってみようか」「おしっこ出たね」「気持ちいいね」、トイレ・トイレでの排泄にも少しずつ慣れていきます。
 
上記のようなことを1日に何度も繰り返し、排尿に関連する体の機能(排泄の間隔があく、一人歩きができる、言葉を少し理解できる)が整い、尿意・便意をもよおしたときに、自分でトイレへ行ったり、周囲の大人に伝えたりするようになります。おおむねこの段階を「排泄の自立」と捉えています。
 
もちろん子どもは、右肩上がりで成長するわけではありません。成長の過程を行きつ戻りつしながらしっかりと土台を固めていきます。自立したかなと思ってもおもらしすることもまだまだあります。
「排泄が自立するまではオムツが外せない」のではなく、オムツ自体がもともと子どもにとって本当に必要な物なのか、大人の都合を優先してしまっていないか、我が子のための最善の利益は何なのか、よく考えたいものですね。
 
排泄の自立に向けて気を付けたいのは、時間を決めてトイレに行かせないことです。1時間おき2時間おきに強制的に連れて行くなどしていては、膀胱も育ちにくくなります。トイレに行くことに嫌悪感を抱き、逆に排泄の自立を遅らせてしまうことにつながりかねません。
 双葉では散歩に行く前や帰ってきた後、給食の後や午睡の後など、生活の節目に声を掛けることがありますが、あくまでも強制ではなく「行きたい人はどうぞ」という程度です。排泄をするということでも、子どもの自立心、自信、主体性などが育まれます。

おむつ外しとトイレットトレーニングについて2

2023-12-22
園でのおむつ外しのタイミングは、赤ちゃんが「寝がえり」を始めた頃にしています。
 
いよいよ自分の力で行う移動手段の第1歩を獲得しつつある赤ちゃんにとって、おむつによる腰・股関節の締め付けは動きの邪魔になってしまいます。普通の綿パンツで過ごすことによってより動きやすくし、おむつからの解放感で動きも活発になっていきます。

たまたまひっくり返った寝返りから、何度も繰り返していくうちに、より自由に、目的意識を持った寝返りに熟練していきます。寝返りに熟練した赤ちゃんは何十メートルでもコロコロコロコロ転がっていきます。姿勢が変わり、視点も変わり、自分の力で移動し、触りたいおもちゃを取る、この頃の赤ちゃんは手に取ったものを何でも口に入れて調べる、この力は赤ちゃんの欲求を満たし「意欲」「好奇心(感性)」「自立心」「目と手と口の協応動作」などを育んでいきます。

おむつを外し綿パンツで過ごすようになっても、もちろんおしっこやうんちが出るたびにきれいにするのは言うまでもありませんね。おむつの頃と同じように、手をかけ、声を掛け、心をかけていきます。
双葉ではおむつを外すことと排泄の自立は別物と考えています。パンツの交換は1日に何回も行うことになりますが、1番気を付けることは、絶対に怒ったり、叱ったりしない事です。出すことは食べることと同じくらい大事なことと捉えていますので、子どもが排泄することに嫌悪感を感じたり、罪悪感を感じたりすることがないよう、大人が気がけていく必要があります。
まずは子どもが気持ちのいい排泄が出来ることを心がけましょう

おむつ外しとトイレットトレーニングについて1

2023-11-29
双葉では、生後2カ月以降の赤ちゃんから保育しています。
子どもが小さいうちは布おむつをし、おしっこやうんちで汚れるたびに取り替えます。取り替えるたびに保育者が「おしっこ出たね」「きれいきれいしようね」「ばあ~」「気持ちいいね」と声を掛け、拭きあげてきれいにし、お腹や太ももをさすったり、くすぐったり、マッサージして手を掛けます。たくさんの洗濯ものになりますがそれだけ大人がテマヒマかけた証ということにもなります。

ただおむつをきれいにする行為というだけでなく、赤ちゃん自身も言葉のシャワーを浴び、スキンシップで大人との信頼関係、愛着関係が深まっていきます。おしっこやうんちで汚れて「不快」な状態からきれいに取り替えてもらって「快」な状態になることで、「快」「不快」を学んでいきます。「不快」な状態を「快」にしてくれる大人のことを好きになるのも言うまでもありませんね。
 
紙オムツでは、おしっこやうんちが出たことに気付きにくい、ということがあります。すぐに気づき布おむつの時と同じようなかかわりが出来ればいいのですが、気づかないまま時間が経ってしまうと、赤ちゃんの肌にも影響があると思います。
下手をすると、時間を決めておむつを取り替えたり、1回分のおしっこだけで交換してはもったいないという「大人の都合」が優先しかねない危うさもあります。以前お伝えしたことがありますが、数回分のおしっこを吸収し600gほどの重さになった紙オムツをつけているということが、小さな赤ちゃんの足腰への負担になり、動きにくくなってしまうことにもつながります。
汚れてすぐに取り替えてもらえなければ、赤ちゃん自身が汚れて気持ち悪いという「快」「不快」に対して鈍くなってしまうこともあるようです。
 
布おむつの素材は、天然素材を使ったものが多く、またゴミの量の削減にもなりますので、人と環境に優しい、サステナブルな生活方法でもありますね。
私たち大人が食事(おっぱいやミルクを与えること)と同じくらい、排泄(おしっこやうんち)に関することにもテマヒマをかけ大切なことと思えたら、子ども自身にとっても、素敵な赤ちゃん時代になることでしょう。

令和4年度のおたより

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畑で育む生きる力

2023-03-06
ココナッツミルク&ゴマ味噌鍋を、さっそく作りました。皮も柔らかく美味しかったです!
「Tちゃんが洗ったよ〜!ほらぁ!見て〜〜」と、帰宅後すぐに見せてくれて、すぐ食べたいと言って、さっそく作りました。
 
保育園でそのまま食べたカブはちょっと辛かったけど、シチューに入れたら甘いね!っと言っていました。自分で作ったけんめっちゃ美味しすぎるー!とおかわりして食べていました。ありがとうございます。
 
何作ろうかな〜と思ってましたが、収穫してきた本人が全て切り刻んでくれて(笑)全て味噌汁になりました(笑)そして、葉の方は、ふりかけになりました。包丁使いも慣れてきてずっと見守らなくても上手に切ってくれました(=見守ってなかったので全て切り刻んでしまった笑)家族に『おいしいー!』と言ってもらえて、嬉しそうにはにかんでました。また、料理熱が再燃焼したRです、明日からもお手伝いやるとのことです。がんばってもらいます。
 
かぶとベーコンの和風スープとかぶの葉とツナのサラダを一緒に作りま
した。自分たちで育てて収穫したかぶは、やわらかくてとっても美味し
かったようです。収穫した時のことも楽しそうに話してくれました。良
い経験をさせて頂きありがとうございました!
 
カブとささみの煮物とカブの葉のふりかけを作りました。
とても美味しくみんなで喜んで食べました。
 
カブとカブの葉の野菜スープ初めて作りました。 自分で獲って自分で調理したので、自分でたくさん説明しながら全部食べてくれました。
 
家では、野菜はほぼ食べないSですが、自分で育てて、自分で切ったりして作ったものは、美味しい美味しいと言って食べてくれました♪こういう機会があり感謝です
ご家庭と園の生ごみを使って菌ちゃんいっぱいの畑土作りをし、畝を作り、種をまき、収穫して食べる…
たんぽぽ組さんが自分たちで育てたカブを収穫し持ち帰りました。たくさんの感想をいただきましたので、その一部を紹介します。
食べることは生きることに直結します。
食の営みに少しでも多くの興味関心を育み、自分で健康に生きられる力を身に付けてほしいと願います。

子どものクセが気になる?

2023-01-27
爪を噛む、指をしゃぶる、髪の毛をねじる、体を揺らす、気に入りのタオルをはなさない…など乳幼児期には、よく見られるクセがありますね。親として非常に気なると思います。どのようにしたらいいのでしょう?

なぜそうするのか?
子どものクセは、気分を落ち着けるためや大人の注意を引きたいという気持ちのあらわれです。普段は機嫌がよく、眠い時や、気持ちが動揺したとき、具合が悪いときなどにたまにこうしたクセが出るだけなら、心配はいりません。ただし、他のことをさしおいてもそのクセばかりに集中するような場合は、問題です。
どうしたらいいのか?
こうしたクセは、ごく普通にみられるものです。親が恥ずかしがったり、気にしすぎたりしないようにしましょう。
子どもを十分ほめてやり、愛情をたっぷり注ぎ、かまってあげましょう。
●指しゃぶりや爪を噛むクセをなおすために、次のようなことをするのは禁物です。
  ○手をしばる
  ○手袋をさせる
  ○指に苦い味のするものをぬる
●子どもの前で他の人にクセの話をしないようにしましょう。
ジャニス・ウッド・キャタノ著 「完璧な親なんていない!」より

大人が気にすると、余計に子どもも気にしてしまい、クセを強化してしまうこともあります。特に無理に矯正したり、強制的にやめさせたりは、逆効果になる場合が多いです。別のクセが出る、余計にひどくなる、精神的に不安定になることにも繋がりかねません。
 
まずは、大人が気にしない。そのうち無くなる、くらいの余裕を持った気持ちで考えていきましょう。そのクセをひっくるめて全部まるごと我が子を受け入れましょう。
 
ただし、病的なまでにそのクセにこだわる場合は、医療機関等に相談しましょう。

ヒトが人間になる

2022-12-23

前略~小さいときの一人遊びから、まもなく、仲間がいないとさびしくて遊べなくなる時期がある。仲間との遊びのなかで、ことばも急速に発達し、考える力もつき、ともにたのしく遊ぶことのよろこびをとおして、ヒトの子が社会生活を営む人間へと変わっていく。

これは大人になるまでにどうしても経なければならない過程である。成長の過程でなにひとつ抜かせるものはない。はうから歩くことをおぼえ、ころぶからしっかり歩くことをおぼえ、歩くことをおぼえてから手で道具を使うことを覚えるのである。

~中略~

こうした長い遊びの積み重ねの上に、人間はすばらしい文化をつくってきた。わらべうたによる手つなぎやかけあい、じゃんけんをつかっての遊びは、ひねもす飽きないものであって、一昔前までは、夕方星が出てもなお、子どもたちの歌う声がどこからか聞こえてきたものであった。

子どもが足や手、頭、そして、からだ全体を使って戸外で仲間と遊ぶ楽しさを失ってから何年になるだろう。そのころから、子どものからだのおかしさが見えるようになり、無気力、太りすぎ、拒食、登校拒否、自殺、学力低下、非行、家庭内暴力、校内暴力などの問題がクローズアップされてきた。

~中略~

 6年生まで鼻汁をそででふきふき遊んでいた子にとって受験地獄の重圧など、どうということもない。そのころになって、最初、案じていた母親たちも幼年期の遊びの重要さにやっと気づいてくれる。社会に出て職場で働くようになってからも、その創意工夫、粘り強さ、仲間思い、積極性、権力を恐れずものをいう勇気、緻密な思考力、高い技術力、あくなき探求心は、だれもが評価せずにはおかない。これはすべて“あそび”によって培われたものである。
斎藤公子著 「ヒトが人間になる」より

乳幼児期における“遊び”は、いわゆる大人が思うような“ただの遊び”ではありません。上記のとおり、人間として生きていく上で非常に大切なことを学びます。特に仲間を通して、自分とは違う他者を知り、葛藤を乗り越え、4~5才くらいになるになると他者の立場に立って想いを至らせることができるようになります。
先日、佐世保市内の公立中学校でいじめの重大事態が発生しました。その子どもたちの乳幼児期に想いをはせると、胸が締めつけられます。
♪手が考える昨日  足が語る今日  指がつかむ明日
 鳥が鳥になるように  こうしてヒトが人になる
 たくましい人間  すばらしい人間♪
映画「アリサ~ヒトから人間への記録」の主題歌です。
ヒトは人のなかで育てられて人間になっていきます。人間は決して“一足飛び”には成長しません。「早く早く」「先へ先へ」ではなく、かけがえのない「今」を大事に子育てしましょう。

親子みそ作り講座開催しました。

2022-11-21
今年で7回目の親子みそ作り講座を11月5日(土)に開催しました。
参加された保護者の皆様の感想です。

初めてのみそ作りを体験しながら成長を感じ、また成長している姿をみることができました。
“早く食べたい”とはやる気持ちをおさえ、数か月待ちたいと思います。
本日はありがとうございました。

卒園した長男の時に作ったみそがおいしくて、また参加させてもらいました。娘二人が作ったみそがおいしく出来ているのか、4~6か月後がとても楽しみです。

他にもたくさんの感想をいただきました。ご参加ありがとうございます。
熱をかけたりして早く発酵させることもできます。だけどそうやってつくった味噌は、ビニールハウスの作物と同じ。自然のおいしさにはかなわないです。
熟成っていうのは、微生物が生き続けた証です。長い時間をかけて発酵した味噌には、様々な試練を乗り越えたものの強さがある。だからこそ、おいしいんだよなあ。
 最近は“簡単に痩せる”とか“簡単に儲かる”などという甘い言葉に群がって、すぐに結果を求める人が増えてますよね?時間のロスやリスクを少なくする事ばかりが美徳とされる世の中ですけど…簡単に完成品が手に入る現代だからこそ、“待つことの大切さ”を味噌作りを通じて伝えていきたいんです。
玄米先生のお弁当箱より

何度もお伝えしている文章ですが、みそ作りだけでなく、子育てにおいても同様のことが言えます。じっくり待つことを大事にしたいですね。
人間が健康であるために、常在細菌がとても重要な役割を担っています。私たちの体が外界と接している境界面にはすべて常在細菌が共生していて、さまざまな病原性をもつ菌やウィルスが体内に入らないように守ってくれています。とりわけ腸内細菌は、脳やメンタルへの影響、他の臓器ともコミュニケーションをとっていて、あらゆる機能に腸内細菌の働きが不可欠であることがわかってきました。

双葉で大事にしている事「教育にはタイミングがあります」5

2022-10-24
  • 言葉・文字について5
「文字を身につけるのは、文字を教えるプロ(小学校教諭)がいる小学校入学後が最適なタイミングなのです。」とお伝えしました。
 
以前、木村泰子先生(大阪市立大空小学校初代校長 ドキュメンタリー映画「みんなの学校」は大空小学校の実践)とお話をする機会があり、幼児期の文字教育について、

できるだけ、まっさらな状態で入学してほしい。理由の一つは、子どもの興味関心意欲の問題。先んじて文字を教わった子どもは「もう知ってる」と言って意欲が低くなってしまう。理由のもう一つは、学校指導要領外で文字を学んだ子どもは、教え直し(鉛筆の持ち方から、姿勢、書き順、書き方…」をしないといけないので、余計に大変。

ということでした。
また、石田恒久先生(東京都日野市日野第一小学校校長)の講演会では、

こども園時代(保育園時代)は、のびのび、自由に、ダイナミックに遊んでほしい。ダイナミックに遊べる子どもは、発想や表現も豊か。自分を表現できる子どもに育ててほしい。

旨のお話がありました。小学校1年生にはスタートカリキュラムがあります。スタートカリキュラムとは園・小学校の段差をできるだけフラットにすることです。
石田先生の学校では、保育園のお集りを参考に、うた・絵本・手遊びを導入~遊ぶ、という入学したての1年生の子どもたちが慣れているであろう時間を設けたり、体験や経験を通して、ひらがな、数字を学ぶ。校内探検も誰かに引率されるのではなく、子どものグループで探検し、インタビューしたり、質問したりして、得た情報をみんなで発表し合い共有する。という取り組みをされています。
すべての小学校で取り組んでほしいと、切に願います。

令和3年度のおたより

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双葉で大事にしている事「水砂泥遊び」

2022-03-23
3月に入り、一気に春らしくなってきましたね。気温も高い日が多くなり、水砂泥遊びの本格シーズン到来です。
ようやく自分の力で移動できるようになった幼い子どもは、いったいどこに向かっていくのか?じっと観察したことのある人は、どの子も“水”を求めて動き、“水”を発見したときは、いのちがけの様相で突進していくのに気づかれることと思う。そのとき、もし大人がそれをとめると、子どもははげしく泣く。~中略~
小さいとき、この皮膚からの水刺激を(足裏からでもよい)たっぷり受けた子どもは自律神経がたくましく育つというのである。はだし保育の効能がいわれるようにもなってきた(ただそれだけの効能ではないが)~中略~
子どもは、雨の日も風の日も、それなりに楽しい遊びを戸外に発見する。子どもと一緒になって遊ぶ大人か、傍観してくれる大人に育てられる子どもはしあわせである。だが、眉をしかめ、禁止のことばを発し、それでもいうことをきかないと、とんでいってたたいたり、衣服の汚れをしかったり、病気になるとおどかしたりする大人に育てられた子どもは不幸である。
~後略
斎藤公子著 「ヒトが人間になる」子どもと水 より
本来なら、子どもたちは1年中でも水砂泥遊びをやりたいものです。
先日、職員自己評価の結果で、「水砂泥遊び」の項目が低かったのですが、季節柄寒かったからかと分析しています。
多少寒い時期でも付き合ってやれる保育者になれるよう、私自身目指したいと思います。
 
水・砂・泥という、一人の子どもが無数に使える天然の遊具を使って、自分の思い通りに動かせる「可塑性」を存分に楽しみます。
水砂泥は子どもの(時には大人の)心と体を解放させ、子ども時代に経験させたい「フロー体験」(没頭、熱中、夢中)に入りやすい遊びでもあります。
幼少期にたっぷりさせたい遊びです。

双葉で大事にしている事「リズム遊び②」

2022-02-24
わたしは、就学前の0歳から6歳までの体育・スポーツは、単に身体を強健につくる、という目的のみでなく、脳の発達のため、つまり知的発達のために大変重要なものとして位置付けている。
それは、運動神経は感覚神経とともに脳中枢神経でつながり、両神経の発達が脳中枢の発達を促すからである。しかも、就学前の6年間は、その脳中枢のもっとも発達する時期であり、6歳頃までにほぼ大人の90%に達する、と言われているからである。
したがって、触覚、視覚などの感覚神経と、手や足などを動かす各運動神経を発達させることが、就学を可能にする知的な脳の発達を促す土台になるのである。特に脳の運動野は、生後2年くらいで樹状突起の伸びはほぼ完成、といわれているので、われわれはもっとも乳児期を重視し、ハイハイ運動などを十分にさせるよう、部屋の造作、広さ、床の材質、また衣類の作り、材質まで、運動しやすいように心くばりをするのである。
後略~
斎藤公子著 「斎藤公子のリズムあそび」体育・スポーツの位置づけ より
リズム遊びは“身体性を育てる”“社会性を育てる”“文化性を育てる”“子ども心を育てる”という双葉が目標にしている保育にとって、欠かせない活動です。
 
運動神経」は脳から各部位(手や足など体全体)を動かすための神経を使って、体の末端まで指令を出しています。「感覚神経」は、逆に末端からの情報(視覚、触覚、聴覚、ほか全ての感覚刺激)を脳に送っています。ピアノを聞いたり、見て模倣したり、体の色んな部位を動かしたり…リズム遊びの中で「運動神経」と「感覚神経」がお互いに刺激し合い、脳の発達を促しています。

双葉で大事にしている事「リズム遊び」

2022-01-24
双葉で実践しているリズム遊びは、斎藤公子先生(埼玉さくら・さくらんぼ保育園創設者)が考案された保育活動です。
斎藤先生は、
“子どもは走っているだけでも面白い。そこに仲間がいて、音楽があって、もっと楽しく遊べるように”
と、リズム遊びをしておられたそうです。

リズム遊びは、子ども達が獲得した、または獲得しつつある身体能力を楽しく使って遊べる活動であると同時に、大人にとっては、一人ひとりの子どもの身体的発達を確認し、それを個別支援につなげていける、目安にもなっています。
リズム遊びをすることで「運動量の保障」や、「体幹」を鍛えたり、「柔軟性」や「バランス感覚」も育てられます。
小さい子達であれば、大きい子達の動きを見て真似をする「模倣の力」「意欲」
大きくなってくれば、ホールいっぱいに広~く走り回れる「空間認識」「自信」そして「ボク(ワタシ)も大きくなったらできるんだ!」という「見通し」「憧れ」
年長になると人の後を着いていかず、人とぶつからずに走ったり、スキップしたりできる「主体性」「自立心」
順番を自分で見て、聞いて判断したり、守ったりする「観察力」「判断力」「規範意識」
音楽に合わせて2拍子、3拍子、4拍子のリズムをとる「数量」の感覚や「表現力」
友だちと組になって遊ぶことで「社会性」「協同性」も養われます。等等
双葉が目指す“子どもの全面発達”には欠かせない活動になっています。

クリスマスプレゼントには絵本を。

2021-12-23
子どもを本好きにするには、なにより大人が子どもに絵本を読んであげることが大切です。耳から聞こえる言葉と描かれている絵を手掛かりにして、子どもは自由に想像の翼をはばたかせ、絵本の世界を味わうことができます。そうした絵本体験を重ねることで、「本の中には楽しい世界が広がっている。もっといろいろな世界を味わいたい」という本への興味が育まれます。「幼児期に家庭で読み聞かせをしてもらった子どもは、読んでもらわなかった子どもよりも、小学校での読書に対する興味が30%高い」という調査結果も報告されています。

「月刊絵本と保育」Vol.11
大人がたっぷり絵本を読んであげることが、読書好きへの第一歩



親であれば誰でも、「我が子に読書好きになってほしい」と願うもの。読書好きに育てるために「早く文字を覚えさせて、一人で本を読めるようにしなくちゃ」と思っている保護者の方は、けっして少なくないと思います。しかし、文字が読めるから読書好きになるわけではありません。
  本を楽しむには、文字で描かれている世界を理解し、頭の中に描き出せることが大切です。つまり読書の楽しみとは想像力が生み出す楽しみなのです。しかし、早く文字を覚えた子どもが自分で本を開いても、読むことに必死で内容をイメージできません。それを続けると読むこと自体がいやになってしまいます。

「月刊絵本と保育」Vol.11
「文字を覚えたら読書好きになる」わけではありません


間もなくクリスマスですね。子どもさんにプレゼントを準備されるならば、ぜひ、絵本を加えてください。寝る前に親御さんの膝の上で読んでもらった絵本は、子どもの心と体の大事な栄養になります。

親子みそ作り講座開催!

2021-12-01
11月6日(土)に、今年で6回目の親子みそ作り講座を開催しました。
波佐見町の自然食品田舎味噌製造「原味噌本店」さんより大切なお話もたくさんしていただきました。みそ汁×納豆、ヨーグルト×甘酒…発酵食品×発酵食品で、菌ちゃんの働きも倍々になり、計測不能なほどたくさんの菌ちゃんがお腹やからだの調子を整えてくれるとのことです。
また、甘酒には美白効果も期待されているようです。
兄と妹がいるので、親子3人で何かをするということが少ないので、とても楽しそうにしていました。
 お店で何でも買える時代に、1から何かを作るという体験をしたことはとても良い事だと思います。
アンケートより

みそ作りは、すぐには出来上がらないところが、他の調理と違います。

熱をかけたりして早く発酵させることもできます。だけどそうやってつくった味噌は、ビニールハウスの作物と同じ。自然のおいしさにはかなわないです。
熟成っていうのは、微生物が生き続けた証です。長い時間をかけて発酵した味噌には、様々な試練を乗り越えたものの強さがある。だからこそ、おいしいんだよなあ。
 最近は“簡単に痩せる”とか“簡単に儲かる”などという甘い言葉に群がって、すぐに結果を求める人が増えてますよね?時間のロスやリスクを少なくする事ばかりが美徳とされる世の中ですけど…簡単に完成品が手に入る現代だからこそ、“待つことの大切さ”を味噌作りを通じて伝えていきたいんです。
玄米先生のお弁当箱より
その時が来るまでゆっくり発酵を待つ。子育てとおなじですね。“早く早く”“先へ先へ”ではなく、子どもの年齢に応じた旬を存分に味わい、ゆっくり待って、成長を楽しみたいですね。

令和2年度のおたより

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栄養たっぷりご飯

2021-03-26

ご飯はパンや麺に比べて、血糖値が安定しやすい。ご飯は地元で生産できるので、ご飯を食べることが、子どもたちの将来の食料を保障することになります。ただ、白ご飯は、そのエネルギーを代謝するために、ビタミンミネラル等が必要になります。つまり白ご飯はビタミンミネラルがゼロではなく結果としてマイナスになります。その分おかずの栄養を頼りにするしかないのですが、そのおかずが外食や半調理済み食品では、調理の過程で栄養が流出してしまっていますから、深刻な栄養不足になります(新型栄養失調)~中略~分づきや麦入り、豆や雑穀入りなどの工夫が必要です。特に豆類はご飯で不足する必須アミノ酸を豊富に含みます。~後略~


NPO法人 大地といのちの会発行 「菌ちゃん野菜づくり&元気人間作り」より

間もなく卒園、進級を迎える子どもたち。元気に、たくましく明日を拓いていく子どもたちに大人の私たちが出来ることの1つ、栄養満点のご飯を食べさせること。玄米・分づき米・麦・雑穀・豆類を食卓に加えてみませんか。(白米に混ぜるだけで栄養価がグンと上がります)

母なる海とつながろう!

2021-02-25

前略~小魚を丸ごといただくと、カルシウムやマグネシウムだけでなく、多種類の神経伝達物資生成に必要な微量ミネラルがいただけます。現代人は小魚を頭ごと食べる習慣が急速になくなり、またダシにも使われなくなり、市販のダシには全く入っていません。全くと言っていいほど摂取していない子どもも多いのが現状です。~中略~煮干昆布主体の保存料理(佃煮など)を作っておく。焼きアゴは特にミネラル豊富。アゴ、いりこ、昆布それぞれミキサーで粉末にして混ぜ、ダシに使ったり何にでもふりかける。~中略~生鮮野菜をみそ汁に入れて食べるだけでカリウム欠乏は大幅に改善します。


NPO法人 大地といのちの会発行 「菌ちゃん野菜づくり&元気人間作り」より

丸ごといただくことで、その食物の生命力を全て余すことなく、栄養にすることができます。よく噛み、捨てるところを減らすこと、体にも環境にもいいことがたくさんですね。

旬の野菜を食べよう!

2021-01-25

旬の野菜ほど、ビタミンミネラルやファイトケミカルなどの機能性栄養成分がたくさん含まれています。夏の野菜は体を冷やす効果が高く、強烈な紫外線に打ち勝つ力も強い。冬の野菜は体を温める効果が高い。~中略~特に皮にはミネラルやビタミン、抗酸化成分が多いので、きれいな皮はむかないで料理してください。~中略~加熱調理すると、細胞壁が壊れ、野菜の栄養成分が溶け出して吸収率が飛躍的に高まります。~中略~その意味でも野菜たっぷり味噌汁は汁を全部いただくので特に重要。朝か夕毎日食べてほしい。~後略


NPO法人 大地といのちの会発行 「菌ちゃん野菜づくり&元気人間作り」より

生き物として人間にも旬があります。0歳児には0歳児の、5歳児には5歳児の旬があります。子ども時代の旬とは、子ども時代を子どもらしく生きることです。かけがえのない今を、子どもらしく過ごさせることが、就学後の学ぶ意欲や、知恵を育む土台になります。それは、いわゆるお勉強では身につきません。仲間と遊びと生活を通して身につきます。

朝はご飯と野菜たっぷりみそ汁!

2020-12-26

後から体を冷やす食べ物と温める食べ物があります。

パンをご飯に変えると体温が上がる例が大変多いです。

安いパンは食パンさえも糖分が多く、お菓子の仲間です。

~中略~

みそ汁の中に野菜を入れると、煮汁に出た栄養も捨てずにいただけます。


NPO法人大地といのちの会発行 「菌ちゃん野菜作り&元気人間作り」より

新型コロナウイルス感染症が全国で拡大しています。長崎県も例外ではなくなっています。ウィルスに負けない体づくりのためには、低体温(36℃以下)を防ぐことが重要です。体温が1℃下がると免疫力も大きく下がることがわかっています。

毎日3回の食事は、健康の源。朝はご飯と野菜たっぷりみそ汁で体温を上げ、風邪や病気にかかりにくい体づくりに挑戦しましょう。

「子どもの言葉づかいが気になる?」ことについて

2020-11-27
2歳頃から2語文、3語文を使えるようになり、3歳児、4歳児になると、爆発的に語彙数が増え、「ねえねえ、聞いて聞いて、あのね…」おしゃべりも広がります。
双葉が学び・実践している故斎藤公子先生(さくら・さくらんぼ保育園創設者)は、2歳~5歳を“ことばと自我”そして仲間の時代と捉えています。
~前略~私は、2歳前後の子どもが登園してきたとき「おはよう!」と声をかけますが、すると、「バカ!チンドンヤ!」がかえってきます。私は「あ!この子どもたちも人間に育ちつつ、あるな」とうれしくなるのです(笑い)「サイトウ!」とよばれても私は「オー!」なんて返事をして、とてもたのしくなります。~中略~
ただ、大人は正しい発音でやさしいことばをつかった方が良いと思いますよ。~中略~
「アラ!いい子!」「すてきね!」「すばらしいなあ!」「ワ!いいのができたね!」「すごいね!」「がんばったね!」「たいしたもんだね!」などが私の口ぐせです。~中略~
大きくなれば、ちゃんとことばづかいを心得るものですよ。二十歳にもなって上司に朝、あいさつするとき「バカ!チンドンヤ!」などという人は一人もいないでしょう(笑い)
乳児の後半から幼児期には、人間としての自立がはじまり、大人に対しては対等にものをいおうとし、「いや」というのがあたりまえになって、一応反対をして、自分には自分の考えがあり、自分で考えて行動してゆくんだということを大人に示してゆくことがとてもつよくあらわれる時期とみています。そしてそれが強い子ほど、大人になってしっかり自立するとみています。だから大人に対しての反抗も気になりませんし、かえって心ではたのもしい、と思っていますし、命令にしたがわないとおこる教師は教師として落第だと思っているのです。
上記いずれも、斎藤公子著「子育て=錦を織るしごと」P155 子どもたちのコトバが乱暴にみえるが…より
新しい言葉や、単語を獲得した子どもたちは、それを使いたくて仕方ありません。一つひとつを正していけば、子どもの自立心を折ることにもつながるようです。時には気になる言葉を使うこともあるかもしれませんが、発達過程の一段階と捉えて、イライラすることもあるかもしれませんが、長い目で見てのんびり付き合ってあげましょう。
ただ、子どもが言葉を学ぶのは、身近な大人、兄弟たちです。大人の私たちは、子どもに伝えたい素敵な言葉を選び取っていきたいですね。(メディアの影響も大きいです。気を付けてましょう!)

令和元年度のおたより

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お泊り保育

2019-06-06
6月6日(木)~7日(金)にかけて、
年長さんが、初めてのお泊り保育を経験します。
自分たちが育てた玉ねぎ、ジャガイモを使って、夕食のカレークッキング。
中には初めて包丁を使う子どももいましたが、食事作りに関わる事の面白さを十分に味わい。
夕食のカレーはた~くさん食べていました。
スイカ割りに、花火と、お楽しみ満載の1日でした。
おやすみなさい。

育児講座、ランチタイム参加ありがとうございます

2019-05-27
子供たち
ペーシェンス・ストロング
子供のつぶらな眼に涙を湧かす前に、考えてみなさい。
 
晴れ渡った空を曇らせるようなことばを口にする前に、ちょっと立ちどまって考えてみなさい。
 
子供たちはこの悩み多い人の世に、自分から好んで生れてきたのではありません。
 
――だから悲しみや悩みや争いから、できるだけ彼らを守ってやりなさい。
子供たちにはもてなしや金目のおもちゃよりも、愛情が必要です――愛と理解が、幸福な家庭とまじり気のない喜びが……。
 
にっこり笑いかける顔、思いやりのある声、平和とハーモニーが――幼い人びとに、生きていくよろこびと自信をあたえます。
 
お金では買えないもの――をよくわかって大事にすることを教えなさい――ひろびろとした世界、大地や海や空の美しさを。
 
未来というものを心に浮かべてみると、子供たちのために私たちは身がしまります。
 
5/18(土)の育児講座で末宗辰彦氏が紹介できなかった詩です。
何度も何度も読み返すと、心にジワーっと染み渡っていくようです。
 
「子どもは環境に育てられる。何を選び、何を与えてきたか、で決まる」
五感を通した体験の豊かさが、子どもの想像力(あーしたい、こーしたい)→創造力(行為、行動、遊びが発展)→主体性を育んでいく。
映像メディアや早期文字算数教育では育てられない主体性を、乳幼児期の生の経験が育んでいきます。それは、末宗氏の言葉をかりるなら「絶対に変わってはいけないもの」
 
絵本選びのコツは、メディア系ではなく、論理性のある絵本を選ぶこと。
絵本の言葉が子ども自身の言葉になり、栄養となっていきます。
 
ランチタイムの給食も素材の味が活かされて美味しかった!と感想を頂きました。
たくさんのご参加ありがとうございました。
 
 

平成30年度のおたより

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もちつき大会&育児講座開催!

2018-12-25
12月1日(土)もちつき大会&育児講座を開催。
もちつき大会は、たくさんの保護者の皆様の参加で、いっぱいのおもちを作ることができました。
ご協力ありがとうございます。
「お父さん頑張れ!」「ママ、がんばれ~!」と大人が一生懸命もちをつく姿に、子どもたちも思わず歓声。
子どもは頑張っている背中に学びます。
 
その後、育児講座では、広田小学校教諭の福田泰三先生に「今こそ食育!学べる器を作る健口教育」というテーマで講演していただきました。
参加された保護者からの感想です
  • いつも家で過ごす時間が短い上に、家事等で忙しく、子どもにかまえていない自分に反省しました。テレビやスマホに頼らず、もっと子どもとの時間を大切にしたいと思います。そして時間を気にせず。子どもと台所に立つことをもっと意識したいと思いました。おもちおいしかったです!
  • 子どもが小学校に上がる前に今日の話を聞け本当に良かったです。今日からできる事、変えられる事を一つずつやっていきたいと思います。
  • 毎日本当にバタバタで過ごし、時間に追われていますが、“忙しいからこそ時間を作る”という言葉にハッとしました。我が家は週に1回1時間家族で思いっきり遊ぶ時間を設けていますが、それで精一杯と思い込んでいたような気がします。1日のうち一緒にいられるたった5時間くらいの時間を大切に、10回に1回きちんと、できた時を見逃さずに褒めてあげることを忘れないようにしたいです。“お母さんの言葉は魔法の言葉”私の言葉で子どもたちの心は作られていく…。肝に銘じて接していきます!色々反省しました(笑)貴重なお話をありがとうございました!
他にもたくさんの感想いただきました。
ありがとうございます。子育てパートナーとして、一緒に頑張りましょう。

親子みそ作り講座開催!

2018-11-22
11月10日(土)第3回親子みそ作り講座を開催。
波佐見町の自然食品田舎味噌製造 原味噌本店より、原直美氏に講師で来ていただきました。
38組の参加があり、今回は長崎市、大村市の保育園、こども園の職員のみなさんも体験参加されました。
この日、同じ部屋で同じように仕込んだ味噌が、各家庭で発酵されていくうちに、各家庭の味に変わっていきます。
麹菌だけでなく、様々な菌ちゃんが入り込み、その家独特のおいしい味噌に仕上がる、面白いですね。
 
味噌汁がなぜ体にいいのか、だけでなく、親子で一緒に取り組むことで、食べ物を扱うことの楽しさ、興味関心、お手伝いにつながって欲しいと思います。
 
2月~3月の仕上がりが楽しみですね。
みそ丸作りもぜひ実践してみてくださいね。

ファミリー運動会開催!

2018-10-23
10月8日(月・体育の日)は秋晴れの中、無事ファミリー運動会を開催する事ができました。
元気な子どもたちの演技・競技、また保護者の皆様の楽しい競技も無事終えることができました。
これも皆様のご協力あったればこそと感謝しております。
昨年は泣いて演技をしなかった子どもさんも、一つ大きくなった今年はしっかり頑張りました。
今年は泣いて親御さんから離れず参加できなかった子どもさんや、またハラハラドキドキされた子どもさんもいたかと思いますが、1年先、2年先を楽しみに待っていてください。
年長さんのたくましい力強い見事な演技、競技はたいへん感動いたしました。
子どもたちの力って素晴らしいですね。
かけっこで転んでも、すぐ自分で起き上がり頑張った子どもなど、いろんな感動を与えてくれました。
フィナーレの"鯉の滝登り”では、1年ごとに重くなる子どもたちの成長を肌で感じられ、とても良かったです!と、嬉しい感想もいただきました。
一番になることが偉いのでなく、最後まで一生懸命頑張る子が一番偉いんですよね。
また、その子どもたちに声援を送ってくださるお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんたちの姿が何より素晴らしい事だと思います。
本当にありがとうございました。
今の時代、人はどうでも自分さえ良ければいいという人間が増えている世の中で、あたたかいファミリー運動会をさせていただきました。
用具係のお手伝いをしていただいたお父さん方、重たい丸太や戸板を汚れながらも運んでいただきありがとうございました。
本当に助かりました。お疲れ様でした。
厚く御礼申し上げます。

七夕集会

2018-07-06
7月6日(金)一足早く七夕集会を開催しました。
手作りの七夕飾りを披露し、歌を歌ったり、劇を見たり…
 
天の川の二人にも楽しさが届くといいですね。

親子遠足

2018-05-08
4月28日(土)有田歴史と文化の森公園へ親子遠足に行きました。
いいお天気で、広々とした公園内を存分に遊びまわりました。
 
お弁当もおいしそうでした。

平成29年度のおたより

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うっすらと雪が積もりました。

2018-02-08
先週末から寒波の影響で雪が降ったり、止んだりしています。
 
園庭にもうっすらと雪が積もりました。
 
子どもたちはすかさずダンボールを持ってきて山滑りや雪合戦。
 
9時半にはほとんどとけて、地面が見えていました。
 
ほんのひとときの冬のお楽しみでした。

親子で作ってあそぼ!開催しました。

2018-01-27
毎年恒例となった、「親子で作ってあそぼ!」
今年も1月27日(土)に開催しました。
 
ご家庭より、材料となるペットボトルや空き箱、牛乳パックなど事前に持ち寄っていただきました。
たくさん集まりました。ご協力ありがとうございました。
 
作る内容は
びっくり箱
パラシュート
ふわみんとん
手作り車
ペットボトルマラカス
コップでピョン
紙コップロケット
 
すぐに遊べる楽しいおもちゃを親子で作り、シールをはったり、絵を描いたり思い思いに飾りつけ。
さっそく外で遊ぶ子どもたちの姿も。
 
いっぱい作ったあとは、給食室特製の豚汁!
家から持参したおにぎりと一緒に食べました。
氷点下2度ととても寒い朝でしたが、お天気もよく、おいしい豚汁で体の中から温まりました。
 
保護者の皆様、ご参加ありがとうございました。

竹下和男先生より、素敵なメッセージをいただきました。

2018-01-09
平成29年12月2日に育児講座をしていただいた、竹下和男先生が、「弁当の日」の実践者のメーリングに以下のような文章を送られたとの事です。
福田泰三先生より教えていただきました。
素敵なメッセージでしたので、そのまま掲載させていただきます。
 
12月2日は長崎県佐世保市の社会福祉法人 双葉幼児園に講演に行きました。
園の運動場の子どもたちに感動しました。
本格的な築山、木登りできる各種の樹木
ウンテイやブランコの他にも
体幹が育つ遊具がいっぱいでした。
大きな土管や巨岩があり、
「危険がいっぱい」の中に子どもの笑顔が輝いていました。
理事長先生からはさくら・さくらんぼの斎藤公子さんの名前が出て
いきなり意気投合しました。
70人の保護者が「幼稚園バージョン」のスライドショーと講演に
聞き入ってくださり、持参した本も完売しました。
当日、親子でもちつき大会があり、
私もおいしくいただきました。
日本の人材が育つ園です。
私の教員退職後の選択肢のひとつ「無認可幼稚園」建設の具体でした。
「日本の未来は明るい」と思いつつ鹿児島に向かった次第です。
 
私たちの実践にこのような言葉をいただけたことは、非常にありがたく、励みになりました。
斎藤公子の保育に学びながらの実践を今後も自信を持って継続していきたいと思います。

竹下和男先生育児講座開催!

2017-12-02
12月2日(土)もちつき大会同日、
竹下和男先生の育児講座を開催しました。
 
「子どもは置かれた環境に適応する」
子どもの良きお手本となるよう、大人の立ち居振る舞い、子育ての姿勢をしっかり子どもに見せないといけないですね。
子育て楽しみましょう!
 
保護者からの感想の一部を抜粋して掲載します。
  • 「私は母親の背中を見て育ったので、母親にしてもらったような子育てをしたいと思って今育児をしています。恵まれた環境、良き母に育てられたことを感謝しながら、これからの育児もしていきたいと思います。」
  • 「今回を機に、台所に立つ機会を増やし、親と子の関わりを大事にしたいと思います。上の娘は私を真似ます。下の娘はお姉ちゃんを真似します。伝えられる事、教えてあげれる事、これからの子育てで大事にしていこうと思います」
  • 「“今まで以上に子育て楽しもう”と思いました。子どもたちが大好きです。さあ、今日の晩御飯一緒に何作ろうかな。」
 
育児講座終了後は、みんなでつきたてのおもちでお雑煮を食べました。

もちつき大会開催!

2017-12-02
12月2日(土)もちつき大会を開催しました。
霜が降りるほど冷え込む朝でしたが、いいお天気で、もちつき大会が盛り上がる頃には、ぽかぽか陽気でした。
 
たくさんの保護者の皆様のご協力で、いっぱいおもちもつけました。
 
伝統行事に触れる機会と、親も一緒に参加して楽しみ、親が頑張っている姿に、子どもたちも目を輝かせていたと思います。
社会福祉法人双葉幼児園
〒859-3223
長崎県佐世保市広田3丁目31番11号
TEL.0956-38-3811
FAX.0956-39-5811
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