令和7年度おたより
勇気の正体
2026-04-09
変わっていく姿を乳幼児に例えるなら、赤ちゃんが初めて寝返りした…這った…立ち上がった…年長さんが跳び箱を少し高くしてチャレンジしてみた…思い切って側転してみた…そんな子どもたちの姿が思い浮かびます。
変化は個人的なことかもしれませんが、決して孤独なことではありません。寝返りした赤ちゃんに「寝返りできたねー!すごい!」と笑顔で喜ぶ親の存在。いつもより高い跳び箱にチャレンジする仲間に「がんばれー!」と応援する友達の存在。「○○さんならできる!」信じて見守る保育者の存在。大きくなるために栄養たっぷりの食事を作る給食職員の存在。「あのね今日ね…」話をいっぱい聞いて癒してくれる家族の存在。
変化する時に必要な要素“勇気”。この概念が子どもたちにどこまであるのかわかりませんが、変わろうとする子どもたちの心のすぐ近くにもう一つ誰かの心がある。誰かが見てくれている、話を聞いてくれる、自分のことを分かってくれている、信じてくれている…そんな存在が不思議と勇気を生み出します。孤立や孤独にしない、このつながりが勇気の正体だと思います。
“始める”“挑戦する”だけでなく、“終わる”“やめる”という変化にももちろん勇気が必要です。
広い世界へ歩き出す子どもたちのポケットにいつも勇気がありますように。
食で変わる心と体3子どもの眠り
2026-03-18
そのためにはセロトニンを作る酵素を活性化させるミネラルが十分に足りていることが必要です。海苔や納豆、野菜、小魚、出汁などを毎日の食卓に取り入れること、さらにミネラルの吸収をよくするクエン酸(酢の物や梅干しなど)も一緒に食べると効果的です。
セロトニンの分泌には日中に太陽の光を浴びることも影響します。昼間は太陽を浴びて外遊びを楽しみ、ごはんや間食でしっかりミネラルやたんぱく質をとり、寝る時間の1時間前までにお風呂を済ませ、ゆったり絵本を楽しみ、部屋を暗くして大人も一緒に横になって休みましょう。
質の良い睡眠は子どもの成長だけでなく、大人の心身の健康維持・美容促進にも欠かせません。
起きた時の目覚めの良し悪し
朝起きるとき、どうやって起きていますか?
「目覚めがよい」という人のうち7割近くが「自分で起き」ています。2割強が「目覚まし時計で起きる」1割にも満たないのが「家の人に起こされる」というデータが出ています。
逆に「目覚めが悪い」という人のうち7割以上が「家の人に起こされ」て起きています。1割強が「目覚まし時計で起きる」1割にも満たないのが「自分で起きる」です。
ということは、気持ちの良い目覚めのためには、「自分で起きる」ような状態になること。「自分で起きる」ためには「眠りが足りる」こと。「眠りが足りる」には「早寝」すること。「早寝」するためには、日中太陽の光を浴びてしっかり体を動かし、夜のルーティンを決める(例えば、夕食→お風呂→絵本→就床 など)眠る前はテレビやスマホなどの刺激は避け、電気を消して真っ暗にする。バタンキューで眠れれば気持ち良く自分で起きられる「早起き」にもつながる。眠りのことを考えたときに大事なポイントは「起きているときにどのように過ごすか」です。ぜひ実践してみてくださいね。
食で変わる心と体2
2026-01-30
精神や神経に深い影響を及ぼす栄養素「ミネラル」ですが、現代食では加工食品の加工工程で抜け落ちてしまうことがあります。抜け落ちることで、食事摂取基準にも満たない「ミネラル不足」食品が増えています。
その背景には、カットした野菜を何度も水洗いしていたり、精製しすぎるなどの加工工程の問題もあります。
2025.12.13国光美佳氏育児講座資料
セロトニンの分泌には、日中太陽の光を浴びて外遊びを楽しむ。セロトニンの材料となるトリプトファンは豆腐や納豆、味噌などの大豆食品、米などの穀物、卵・鶏むね肉などに含まれています。ご飯とミネラルたっぷりみそ汁の組み合わせが日本人の体にはとてもマッチした食習慣のようですね。
家庭ですぐにできる実践法
ミネラル補給【第2ステップ】~幅広い食材で健全な食卓へ~
①ミネラル豊富な食材を使う
小魚や貝類…煮干し、めざし、ししゃも、牡蠣など
海藻類…昆布、海苔、わかめ、ひじきなど
たね類…そば、ゴマ、玄米、大豆など
木の実…くるみ、アーモンドなどのナッツ類、栗など
②腸内細菌のバランスをととのえる食材も使う
ミネラルなど栄養素の吸収には、腸内細菌のバランスが整っていることが重要。免疫力にもかかわる。
水溶性食物繊維…オクラ、納豆、めかぶ、里芋など
不溶性食物繊維…イモ類、豆類、野菜など
植物性乳酸菌…甘酒、こうじ、ぬか漬け、納豆など
③一物全体食、ミネラルを逃さない調理法
下ゆで、あく抜きはしない、煮汁ごと、皮ごと、芯もすべていただく蒸し料理や重ね煮など
(先日の国光美佳氏の育児講座で配布された資料より抜粋)
食で変わる心と体
2025-12-24
コンビニ弁当やカット野菜、お惣菜等便利になったことで頻繁に消費するようになりました。ですが現代食の問題は、見た目では分からない栄養の抜け落ちが子どもたちだけでなく、われわれ大人にも少なからず影響を与えているようです。
前略~「お前たちのからだを弱くしてしまったことは申し訳がない。これから七年かかってお前たちのからだをつくりかえようと思うからゆるしておくれ」といった。~中略~
生活の場をあらためただけでなく、食物をも一変させた。白米をやめて玄米または五分づきにし、調理には白砂糖をつかわず、調味料にも気をつけて、とうがらし、わさび、こしょうの他、カレー粉もつかわず、したがって、外食はほとんどといってよいくらいしなかった~後略~
「斎藤公子保育実践全集①哲学と保育」 より
双葉が実践している保育の創設者、斎藤公子先生は幼少期体が弱かったようで、斎藤先生の母が環境や食べ物を変え、薄着の励行や家事労働を通して元気な身体に作り替えていったそうです。
食べ物は毎日摂取し体のもとになっています。特に成長期の子どもにはできるだけ体にいいものを選び取っていきたいですね。それが心の健康にもつながっています。
家庭ですぐにできる実践法
ミネラル補給【第1ステップ】~「かける・混ぜる」で確実に~
①主食の見直し
白米に、雑穀や分つき米、玄米を混ぜる。
②だしのフル活用
ミネラル豊富な煮干し、あご(飛び魚)、昆布などの天然のだしを粉末にして毎食の料理に「かける・まぜる」
③非精製の油で細胞膜をととのえる
非精製の良質な油(エクストラバージンオリーブオイルや胡麻油など)を「かける・混ぜる」習慣にする。
(先日の国光美佳氏の育児講座で配布された資料より抜粋)
子どもの足育て③
2025-12-02
双葉が実践している保育の創設者、故斎藤公子先生は皮膚刺激(特に足裏からの刺激)、足指(特に脳の神経系の発達を促すといわれる親指)をよく使うことを大事にしていました。
双葉でも雑巾がけや築山を登ったり下りたり、リズム遊び、鬼ごっこ、散歩…など足の親指を使って蹴っていく動作を意識した生活や遊びをたくさんしています。
最近の子どもたちは、姿勢の悪さ(長時間同じ格好をしている)や靴・靴下の形・素材・種類によって「浮き指」になっている子が多いと聞きます。「浮き指」の予防や軽減にも足指をしっかり使う(蹴る)動作はとても有効です。



