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おたより

園での生活の様子や行事の様子などをおたよりします。

令和5年度のおたより

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運動会に向けて

2023-09-25
空が高くなってきましたが、まだまだ気温も湿度も高いこの頃です。10月7日は運動会ですね。
 
双葉では、この時期を発達の1つの節目と捉えています。
各年齢の発達課題に合うような個人演技や障害物リレーを通して、子どもたちに身につけさせたい力…
それは、体力、筋力、集中力、やり抜く力…運動能力の獲得を通して、様々な力の獲得が思い浮かびます。
中でも、昨日まで出来なかった自分を知っている子どもたちは、「あきらめずに、やればできるんだ!」と、自己肯定感・自己信頼感を育んでいることでしょう。
その根っこは、身体記憶として、ずっとその子の支えとなっていくと思います。
1才くらいの子どもたちが、一人で立てるようになった時、何歩か歩けるようになった時の、「ねえ、見て!!」と言わんばかりの得意満面の表情。
逆上がりができなかった子が、クルッと一回り。
とび箱が飛べなかった子が、ポーンっと飛び越えて見せてくれた時の、自信に満ちた顔。
「できた!」「できなかったのに、できるようになった!」
まるで突然できるようになったかのように思えますが、毎日毎日、来る日も来る日も繰り返して、力をつけていきます。私たちは子どもたちの“生まれて初めて!”にたくさん付き合えてとても幸せです。

運動会では、わが子だけでなく、園児みんな兄弟として応援と拍手をおねがいします。

自分の生活の主人公は「自分」

2023-08-29
朝夕、でっかいリュックを背中に背負い、自分で歩いて門をくぐる子たちが増えてきました。
帰る時も、大きい子たちは自分で支度し、洗濯物で重くなったリュックを、えっちらおっちら背負って帰る、子どもたちの健気で、たくましい姿に「自立」の2文字が頭に浮かびます。
自分の生活は、自分(たち)で創り上げていく。生活するために必要な事は、生活の中で自分で経験しないと身につきません。大人の都合で子どもたちの大事な経験の場を奪っていませんか?
「待てないから」「大人がやった方が手っ取り早いから」たまには、そんな時もあるかもしれません。子どもの気持ち的に「今日はやりたくない」そんな日もあると思います。子育てしていく上で何かを判断するとき、私たち大人は今目の前の「子どもの発達にとって最善の利益」となる言動を選びたいと願っています。
 
園に持ってくる荷物を自分でリュックに入れ、自分で背負う。自分で履物を履き、車に乗って、自分でリュックをおろす。車から降りる時は、自分でリュックを背負い、自分の足で歩いて園の門をくぐる。自分で履き物を脱ぎ、自分の下駄箱へ片付ける。自分でやるべき当たり前のことを毎日毎日繰り返し、子どもたちは「自信」と「自立心」を太らせ、生活の主人公になっていきます。
朝・夕の忙しい時間帯に、子どものペースに合わせて行動するには、時間と心にゆとりが必要ですね。その一工夫で子どもが変わります。

園児が自分の身の回りのことなど、できるだけ自分の力でやろうとする意欲を育てることは大切なことである。この場合、単に何かを「できる」、「できない」ということのみが問題ではなく、~中略~自分でやってみたいという意欲をもったり、やったらできたという充実感や満足感を味わったりすることが自立の第一歩である。
そのためには、それぞれの子どもの発達に即した適切な受容や励ましなどによって、園児が自分でやり遂げることの満足感を十分に味わうことが必要である。~後略
幼保連携型認定こども園教育・保育要領「人間関係③自分でできることは自分でする」より

とは言うものの、まだまだ成長途上の子どもたちです。3歩進んで2歩さがる、気長にお付き合いお願いいたします。

前略~依存と自立は対立するものではなく、園児は保護者や保育教諭等を心のよりどころにしながら、行きつ戻りつする過程の中で、次第に自立へと向かっていくのである。~後略
幼保連携型認定こども園教育・保育要領「人間関係③自分でできることは自分でする」より

”子育て三昧”満喫してますか

2023-07-24
長男が生れて1年余りは、子どもの一挙一動が面白くて、楽しくてたまらない日々でした。ところが、年子で長女が生まれ、転居が重なったりすると、そうばかりも言っておれなくなってきて、そんな自分が情けなくなりました。そんな時作った言葉が“子育て三昧”です。“子育て”を“子育て三昧”と言ってみると、何だかとっても気持ちが落ち着いてくるのです。心ゆくまで、四六時中それができるんだ、自分で選んだ三昧なのだと思ってみるだけで、その時間が大事に思えてきたのです。しかも、この三昧はいつでも、何十年でもというわけにはいかないと思うと、なおさらです。そしてその三昧の気持ちを支えてくれるのは、ほかでもない子どもたち自身でした。~中略~
夕食の用意に忙しい私の服をその次男坊がひっぱります。「ねえ、お母さん、本よんで」「あのね、お母さん、今、手がいっぱいなの」「手がいっぱいじゃあ、タコみたいじゃないか」「ちがうの、手が足りないってこと」「だって、手、二つともあるじゃないか」「そうじゃないの、時間がないの」「ぼく、さがしてきてあげる!」
ああ、子育て三昧、子育て三昧
子育て三昧 山田真理子(子どもと保育研究所「ぷろほ」所長 九州大谷短期大学名誉教授)
子どもたちは、毎日毎日今の“旬”を生きています。ハイハイできるようになった子は、あっちこっち探索に忙しく、よちよち歩けるようになった子は、視界が広がり、得意満面な顔で歩き回り、さらに好奇心を太らせていきます。移動手段から解放された“手”は、器用になるために「いや!」「自分で!」下手くそでも自分でやりたい!の時代に突入していきます。0歳児には0歳児の“旬”があり、3歳児には3歳児の、5歳児には5歳児の“旬”があります。
忙しい毎日、家事や仕事に追われ、子育てに悩んだり、時に腹を立てたり、癒されたり…この時期を楽しめるのは、ほんの数年しかありません。子どもの今をまるごと受け止め、戻ることのないこの愛おしい日々を存分に楽しみましょうね。
子育て世代の私たちにとっても、今この時が私たちの゛旬”なのです。ああ、子育て三昧。

不適切保育・虐待の未然防止に向けて

2023-06-29
「保育所等における虐待等の防止及び発生時の対応等に関するガイドライン」(令和5年5月こども家庭庁)による「虐待等と不適切な保育の考え方について」では、

保育所における虐待とは、~中略~
①身体的虐待:保育所等に通うこどもの身体に外傷が生じ、又は生じるおそれのある暴行を加えること。
②性的虐待:保育所等に通うこどもにわいせつな行為をすること又は保育所等に通うこどもをしてわいせつな行為をさせること。
③ネグレクト:保育所等に通うこどもの心身の正常な発達を妨げるような著しい減食または長時間の放置、当該保育所等に通う他のこどもによる①②又は④までに掲げる行為の放置その他の保育所等の職員としての業務を著しく怠ること。
④心理的虐待:保育所等に通うこどもに対する著しい暴言又は著しく拒絶的な対応その他の保育所等に通うこどもに著しい心理的外傷を与える言動を行うこと。
上記の行為のほか保育所等に通うこどもの心身に有害な影響を与える行為である「その他当該児童の心身に有害な影響を与える行為」を含め、虐待等と定義される。

同ガイドラインによる不適切な保育の考え方として
虐待等と疑われる事案(いわゆる「不適切な保育」)
という概念で捉えられています。
大枠の考え方として子どもの人権擁護の観点から望ましくないと考えられるかかわりです。
昨年度末から静岡県での不適切保育の報道、保育士の逮捕。佐世保市内でも不適切保育ではないかと疑われる園が数か園報道されました。
もちろん当園の事案ではありませんが、園から特にお知らせせず、保護者の皆様の中には不安を感じられた方もおられたようです。対応が遅くなり申し訳ございません。
昨年の報道後、双葉では職員会議で各地で取り上げられた不適切保育の内容を伝達・共有し、各クラスごとに『保育所・認定こども園等における 人権擁護のためのセルフチェックリスト~「子どもを尊重する保育」のために~』(全国保育士会発行)の確認と、各自に「よりよい保育のためのチェックリスト~人権擁護のために~」(横浜市子ども青少年局発行)を配布し、確認しています。
また㈱アイギスによる「不適切保育防止」に向けたオンライン研修を職員会議で受講しています。
ほかに、グループ討議を行い日常の保育活動での「ある場面」を想定し、「適切な対応」と「不適切な対応」について意見を出し合い、お互いの適切・不適切に対する感覚のすり合わせを試みました。これは定期的・継続的に取り組みたいと思います。
虐待等を含めた不適切な保育を未然に防止し、当たり前の適切な保育を実践・継続していくためには、風通しのいい組織作りが欠かせないと私は考えています。
 
毎日の保育活動を展開し振返っていく中で、良かったところ、まずかったところ、やっぱり日々色々あります。その時、率直に意見を言い合えて誰かの言葉を受け入れる事が出来るように、特に自分の言動はなかなか自分では気づきにくい所があるので、誰かが見て気づいてくれたことを素直に聞けるように、質の良い職員集団を目指したいと思います。
 
保護者の皆様もお気づきの点があれば、いつでも気軽にお尋ねください。それも私たちの成長につながります。

子どもの髪はできるだけ短く

2023-05-30
暑くなってきましたね。水遊びシーズンがやってきました。
双葉っこ№84でもお伝えしましたが、私たちは子どもの最善の利益を目指して毎日保育しています。なんの気兼ねもなく遊びこめるように、汚れてもいい服、たくさんの着替え、爪切り、髪はできるだけ短くしてほしい、等々お願いをしています。
 
特にこれからの季節は、ほぼ毎日水・砂・泥遊びで全身泥んこになったり、汗をかいた後シャワーで心地よくするために頭から水をかけ、びっちゃんこになります。雨上がりの園庭なんて最高ですね。ですが、長い髪を気にしてすっきり遊べなかったり、水砂泥遊びだけでなく、普段の遊びの中でも、集中できない時があるようです。
さまざまな事情で髪を長くしているところもあられると思いますが、もし、それが年に数日程の行事などが理由ならば、残りの約360日のために短く切ってみませんか。

おそらく長い長い人生の中で、毎日毎日汚れや濡れることを気にせずに遊び込み、誰にも怒られず、泥だらけになって遊べることをほめたたえられる体験ができるのは、こども園を卒園するまでのほんの短い期間だけだと思います。この経験は、子どもたちの自律神経を鍛えることや感覚神経を通した脳への刺激だけでなく、心身の解放感にもつながります。
ぜひご協力お願いいたします。

令和4年度のおたより

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双葉こども園保育理念

2022-04-25
「保育は子どもの幸せのためにある」そのための最大の保育環境は「保育者自身」であることを基本とし、
一、子どもの可能性をどこまでも信じぬくこと
  「子どもの力を決めつけてはいけない」
  「あるがまま、まるごと受け入れよう」
一、常に子どもから学ぶ、謙虚な姿勢を持つこと
  「子どもの発想を尊び、保育者自身を押し付けず、常に自らを磨く」
一、子ども自ら伸びる力と、意欲を引き出す保育を目指す
  「子どもが自信を持ち、また、認められる喜びを持つ」


「おはよう!」から、「さようなら、また明日遊ぼうね!」まで。
双葉で日々繰り返していく生活の中で、子どもの前に立つ私たち保育者の行動、しぐさ、言葉、表情、すべてが、保育理念を原点としています。
 
双葉の保育理念は、一人残らずすべての子どもの幸せを願った先人の教育者の言葉をもとにしています。
様々な家庭環境や生活状況、健康状態、気分を抱えたすべての子どもたちの幸せを願い、休み明けでも「早く双葉に行きたいな~」と思ってくれるような園を目指しています。
進級、または新入園して間もなく1か月ですね。子どもさんの様子はいかがですか?
何かお気づきの点や、疑問などいつでもお気軽にお尋ねください。
双葉に関わる全ての人の幸せのためにあり続ける
双葉こども園目的目標4観点を分かりやすく作り変えました。
前年度毎月1回職員交流会を重ね、全ての職員が少しずつ関わり作り上げてくれました。
四葉のクローバーで、行動、志、変化、気持ちを表しています。その土台は食べ物(給食)が支えています。
1階廊下に掲示していますので、ぜひご覧ください。

令和3年度のおたより

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子どもはなぜうそをついたか

2021-08-18
~前略~子どもの“うそ”は認識の未発達から、想像で言ったり、子どもの希望が事実かなったように言ったり、未来が現実になったりして言ったりする場合が多く、それを“うそつき”としかられたらいったいどんな気持ちがするでしょう。ですから私は子どもを“うそつき”とは言ってしかりません。さて、こうした子どもの“うそ”とは別にもう一つの“うそ”があります。それは子どもが自分の身を守るためにつく“うそ”です。「誰がしたの?」と言う大人の声のひびきから“しかられる”という恐怖をピンと感じる。この時“僕がしたよ”と言える子は、今まで一度も暴力的なしかり方をされたことのない子でしょう。つまり大人に絶対的な信頼と尊敬を感じている素直な子です。少しでも自分に怒りと非難の眼をむけているな、と感じた時、また、とうてい自分を理解してくれそうもないと直感したとき、子どもは素直になれないものなのです。~中略~
子どもがもし大人に“うそ”をついたら、大人が自分を反省しなければならないわけです。~中略~
私たちは子どもにうそをつかれない大人にどうしたらなれるのかを真剣に考えていく方が、教育のためにはずっと大切な事のように思います。

斎藤公子保育実践全集② 『子どもがみんな笑える日まで』より

私自身子どもと接する時、とても気をつけていることがあります。それは、子どもに向かって「うそ」という言葉を使わないことです。どうしても言葉が出かかった時は「ほんとに?」と話すようにしています。
子どもは、自分を信じてくれる人を信じるようになるし、自分を好きでいてくれる人がやっぱり好きです。子ども時代は、そういう大人ができるだけ沢山いる環境で育てたいですね。

ひと口30回以上かむ

2021-07-26
これほど簡単そうで難しいものは少ないでしょう。やるなら連続して3週間以上続けてください。そうすれば、小脳が指令する嚥下のタイミングが変化してきます。つまり、その後は頭でよく噛もうと考えなくても自然によく噛まないと呑み込めなくなるのです。それまでは連続して3週間、徹底して頭で考えて30回以上かんでください。
~中略~また、食事の最中はお茶も牛乳も水も飲まないで唾液を出して食べることがとても重要です。飲み物は最初からテーブルに置かない。口に中に食べ物がある間は、味噌汁も牛乳も口の中に入れずにかみ続けることで、だんだん唾液が出やすくなってきます。

NPO法人 大地といのちの会 「菌ちゃん野菜作り&元気人間作り」より
唾液にはすごい力があります。消化作用、希釈、洗浄、緩衝作用、むし歯予防、殺菌、抗菌、抗カビ作用、ガン、老化防止…たくさん唾液が出るような食事の工夫を心がけましょう。

双葉で大事にしている事②

2021-07-12
2才過ぎての紙パンツ(紙オムツ)は考えましょう。
紙パンツの普及で20~30年前には見られない子どもの現象があります。
 
それは外出のときだけといわれるかもしれませんが、3才、4才くらいの子どもにも紙パンツを使わせている事です。20~30年前は紙パンツがそれほど一般化していなかったためでしょう。この年令ではほとんどの子が普通のパンツでした。親は外出時には着替えと拭くものを準備して連れて行くのが、当たり前でした。
 
「オシッコをしたい」の感覚はパンツが“濡れたら気持ちがわるい、取り替えて気持ちがいい”を繰り返しながら育っていきます。
“○回まではもれません”などと宣伝されている紙パンツをいつまでも使っていては排泄の自立は遅れてしまうでしょう。
 
紙オムツ、紙パンツは大人の側に立って作られた製品です。何を大切にしたいですか?そういうものをいつまでも使わされる“子ども心”を、1度考えてみませんか。

のどが渇いたら水かお茶

2021-06-25
~前略~糖分を含んだものを飲む習慣は、糖尿病だけでなく、低血糖症、パニック障害、その他様々な心と体のトラブルを引き起こす原因になります。甘いものを摂ると、その代謝にビタミンミネラルが消費されます。つまり甘いものはマイナスの栄養分ですから、飲むとかえって体がだるくなったりするわけです。さらに血液がドロドロになり、疲れやすくなり、マクロファージなどの白血球が病原菌を食べる力も弱まり、様々な病気の治りが遅くなります。さらに材料となるトウモロコシの遺伝子組み換えの問題もあります。
毎日といっていいほど飲んでいたジュースを急にやめると、経験上7日目前後から、飲みたくてたまらなくなることが多いです。2週間飲まなければ、その後は、むしろ水やお茶のほうが体の具合がよく、飲まないほうが当たり前に心が変わってきたと話す小中学生が多いですから励ましてください。~後略~

NPO法人 大地といのちの会 「菌ちゃん野菜作り&元気人間作り」より
糖質は人間にとって重要な栄養素ですが、お米やパンなどの炭水化物をしっかり食べれば、十分摂取できます。免疫力を維持向上させるためにも、ジュースはできるだけ控えましょう。

双葉で大事にしている事

2021-06-11
赤ちゃんからパンツに
双葉では、寝返りし始めた赤ちゃんの頃から綿のパンツで過ごすようにしています。
 
寝返りして、はいはいする頃のオムツは子どもの動きを妨げます。
 
最近の紙オムツはその品質が良くなり、何回分かのおしっこを外に漏らしません。
一晩中使った紙オムツを計ったら650gもありました。体重8㎏ほどの赤ちゃんがこんなに重いものを身に着けているのです。動きにくいし、密閉された紙オムツの中のお尻は手を入れてみると熱くて湿っています。
また、大人の心境として経済合理性にとらわれると、「おしっこ10回分吸収するのに、1回分で交換してはもったいない」などと思ってしまいます。紙オムツメーカーは、子どもの発達や心まで考えていません。完全な大人目線です。
パンツにしていると少しのおもらしでもすぐに分かります。いつも軽く、動きやすく、気持ちの良いお尻でいられる子どもは楽しく動き回れます。
 
濡れたパンツを着替える回数分、大人が手をかけ、声を掛け、ふれあい、かかわりを持ちます。赤ちゃん自身も快と不快を学び、不快を快にしてくれる大人(親、保育者)と愛着関係を深めていきます。
「今の時期がおむつを外すいい時期です」
暖かく(暑く?)なり、お布団や洗濯物が良く乾く時期になりました。
紙オムツを使われているところは、今の時期が紙オムツをやめる丁度いい季節
です。
あとは、親御さんのちょっとした勇気と、覚悟でオムツを外しましょう。
おねしょしたっていいんです。
膀胱の発達、尿意を感じ、大人に伝える事、自尊心…オムツを外すことは、子
どもの健全な発達につながります。
寝る前には、水分をしっかりと摂らせ、夜中には排尿に起こさず、おねしょし
ても子どもが起きてこなければ、そのまま寝かせておいてあげてください。
そして決め手は、おねしょしても決して「叱らない。」
大人の気持ちの余裕が、子どもの発達にもいい影響を与えます。

令和2年度のおたより

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栄養たっぷりご飯

2021-03-26

ご飯はパンや麺に比べて、血糖値が安定しやすい。ご飯は地元で生産できるので、ご飯を食べることが、子どもたちの将来の食料を保障することになります。ただ、白ご飯は、そのエネルギーを代謝するために、ビタミンミネラル等が必要になります。つまり白ご飯はビタミンミネラルがゼロではなく結果としてマイナスになります。その分おかずの栄養を頼りにするしかないのですが、そのおかずが外食や半調理済み食品では、調理の過程で栄養が流出してしまっていますから、深刻な栄養不足になります(新型栄養失調)~中略~分づきや麦入り、豆や雑穀入りなどの工夫が必要です。特に豆類はご飯で不足する必須アミノ酸を豊富に含みます。~後略~


NPO法人 大地といのちの会発行 「菌ちゃん野菜づくり&元気人間作り」より

間もなく卒園、進級を迎える子どもたち。元気に、たくましく明日を拓いていく子どもたちに大人の私たちが出来ることの1つ、栄養満点のご飯を食べさせること。玄米・分づき米・麦・雑穀・豆類を食卓に加えてみませんか。(白米に混ぜるだけで栄養価がグンと上がります)

母なる海とつながろう!

2021-02-25

前略~小魚を丸ごといただくと、カルシウムやマグネシウムだけでなく、多種類の神経伝達物資生成に必要な微量ミネラルがいただけます。現代人は小魚を頭ごと食べる習慣が急速になくなり、またダシにも使われなくなり、市販のダシには全く入っていません。全くと言っていいほど摂取していない子どもも多いのが現状です。~中略~煮干昆布主体の保存料理(佃煮など)を作っておく。焼きアゴは特にミネラル豊富。アゴ、いりこ、昆布それぞれミキサーで粉末にして混ぜ、ダシに使ったり何にでもふりかける。~中略~生鮮野菜をみそ汁に入れて食べるだけでカリウム欠乏は大幅に改善します。


NPO法人 大地といのちの会発行 「菌ちゃん野菜づくり&元気人間作り」より

丸ごといただくことで、その食物の生命力を全て余すことなく、栄養にすることができます。よく噛み、捨てるところを減らすこと、体にも環境にもいいことがたくさんですね。

旬の野菜を食べよう!

2021-01-25

旬の野菜ほど、ビタミンミネラルやファイトケミカルなどの機能性栄養成分がたくさん含まれています。夏の野菜は体を冷やす効果が高く、強烈な紫外線に打ち勝つ力も強い。冬の野菜は体を温める効果が高い。~中略~特に皮にはミネラルやビタミン、抗酸化成分が多いので、きれいな皮はむかないで料理してください。~中略~加熱調理すると、細胞壁が壊れ、野菜の栄養成分が溶け出して吸収率が飛躍的に高まります。~中略~その意味でも野菜たっぷり味噌汁は汁を全部いただくので特に重要。朝か夕毎日食べてほしい。~後略


NPO法人 大地といのちの会発行 「菌ちゃん野菜づくり&元気人間作り」より

生き物として人間にも旬があります。0歳児には0歳児の、5歳児には5歳児の旬があります。子ども時代の旬とは、子ども時代を子どもらしく生きることです。かけがえのない今を、子どもらしく過ごさせることが、就学後の学ぶ意欲や、知恵を育む土台になります。それは、いわゆるお勉強では身につきません。仲間と遊びと生活を通して身につきます。

朝はご飯と野菜たっぷりみそ汁!

2020-12-26

後から体を冷やす食べ物と温める食べ物があります。

パンをご飯に変えると体温が上がる例が大変多いです。

安いパンは食パンさえも糖分が多く、お菓子の仲間です。

~中略~

みそ汁の中に野菜を入れると、煮汁に出た栄養も捨てずにいただけます。


NPO法人大地といのちの会発行 「菌ちゃん野菜作り&元気人間作り」より

新型コロナウイルス感染症が全国で拡大しています。長崎県も例外ではなくなっています。ウィルスに負けない体づくりのためには、低体温(36℃以下)を防ぐことが重要です。体温が1℃下がると免疫力も大きく下がることがわかっています。

毎日3回の食事は、健康の源。朝はご飯と野菜たっぷりみそ汁で体温を上げ、風邪や病気にかかりにくい体づくりに挑戦しましょう。

「子どもの言葉づかいが気になる?」ことについて

2020-11-27
2歳頃から2語文、3語文を使えるようになり、3歳児、4歳児になると、爆発的に語彙数が増え、「ねえねえ、聞いて聞いて、あのね…」おしゃべりも広がります。
双葉が学び・実践している故斎藤公子先生(さくら・さくらんぼ保育園創設者)は、2歳~5歳を“ことばと自我”そして仲間の時代と捉えています。
~前略~私は、2歳前後の子どもが登園してきたとき「おはよう!」と声をかけますが、すると、「バカ!チンドンヤ!」がかえってきます。私は「あ!この子どもたちも人間に育ちつつ、あるな」とうれしくなるのです(笑い)「サイトウ!」とよばれても私は「オー!」なんて返事をして、とてもたのしくなります。~中略~
ただ、大人は正しい発音でやさしいことばをつかった方が良いと思いますよ。~中略~
「アラ!いい子!」「すてきね!」「すばらしいなあ!」「ワ!いいのができたね!」「すごいね!」「がんばったね!」「たいしたもんだね!」などが私の口ぐせです。~中略~
大きくなれば、ちゃんとことばづかいを心得るものですよ。二十歳にもなって上司に朝、あいさつするとき「バカ!チンドンヤ!」などという人は一人もいないでしょう(笑い)
乳児の後半から幼児期には、人間としての自立がはじまり、大人に対しては対等にものをいおうとし、「いや」というのがあたりまえになって、一応反対をして、自分には自分の考えがあり、自分で考えて行動してゆくんだということを大人に示してゆくことがとてもつよくあらわれる時期とみています。そしてそれが強い子ほど、大人になってしっかり自立するとみています。だから大人に対しての反抗も気になりませんし、かえって心ではたのもしい、と思っていますし、命令にしたがわないとおこる教師は教師として落第だと思っているのです。
上記いずれも、斎藤公子著「子育て=錦を織るしごと」P155 子どもたちのコトバが乱暴にみえるが…より
新しい言葉や、単語を獲得した子どもたちは、それを使いたくて仕方ありません。一つひとつを正していけば、子どもの自立心を折ることにもつながるようです。時には気になる言葉を使うこともあるかもしれませんが、発達過程の一段階と捉えて、イライラすることもあるかもしれませんが、長い目で見てのんびり付き合ってあげましょう。
ただ、子どもが言葉を学ぶのは、身近な大人、兄弟たちです。大人の私たちは、子どもに伝えたい素敵な言葉を選び取っていきたいですね。(メディアの影響も大きいです。気を付けてましょう!)

令和元年度のおたより

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今こそ「あいうべ体操」鼻呼吸こそ天然のマスク

2020-03-27
新型コロナウィルス感染予防は、インフルエンザ予防に準じた対応だそうです。
対策その1、朝起きてすぐ、朝食前の歯磨き。口の中の細菌をできるだけ取り除くのが有効
~前略~起きている間は、常に出ている唾液の力である程度守られるが、眠っている間は唾液がほとんど止まるため、朝起きてすぐの口は最も細菌が増えた状態にある。
だから朝一番に歯磨き(歯磨剤なしでも可)をすれば「細菌数が減少し、舌や口への刺激で唾液も出て感染リスクを下げることができると考えられる」
対策その2、鼻呼吸です
ヒトは1日に約1万ℓ分の空気を吸い、同じ量吐き出す。この動作を鼻でするか、口でするか。同じようだが、その意味は全く違う。鼻呼吸には、ウィルスを防ぐさまざまな関門が伴うからだ。
第1の関門は鼻毛。まずここで、ウィルスを含むやや大きめのほこりなどがブロックされる。
第2は、鼻の中の粘膜から出る粘液だ。~中略~
第3は、どんなに乾いた冷たい空気を吸い込んでも、鼻の中に縦横無尽に張り巡らされた毛細血管によって、喉の奥では体温近くまで温度が上昇し、湿度も80~85%に。このため、乾燥に強く湿気に弱いウィルスの生存率が低下する。
~中略~口呼吸では、そうした鼻が持つ防御機能は発揮されない~後略~
[「3/11付西日本新聞」より 岡崎好秀氏(歯科医師 岡山大学病院スペシャルニーズ歯科センター診療講師)]

 
双葉でも3歳以上の子どもたちが毎日実践している「あいうべ体操」。「あー」「いー」「うー」「べー」と大きく口と舌を動かすこの体操を1日30セット(10回ずつ分割しても可)やれば、舌の筋肉が鍛えられて、舌先が上顎につき、自然と鼻呼吸ができるようになるそうです。
「鼻呼吸こそ天然のマスク。口を病の入り口にしないよう、誰でもいつでもできる予防法で免疫力を保とう」と岡崎さんは呼び掛けています。
ぜひ、子どもたちに先生になってもらって、ご家庭でも楽しく試してみてください。

体は食べ物で出来ています

2020-02-26
どこかで聞いたことのあるようなキャッチフレーズですが、事実です。
食材の質がよくなれば細胞の質がよくなる
人は日々新陳代謝が営まれています。新陳の「新」は新しい細胞が分裂産生され、「陳」は古い細胞が朽ちて廃棄されることを意味しています。
~中略~分裂速度はおおむね、胃腸の粘膜は4~5日、皮膚は28日、白血球は20日、筋肉は3ヵ月、赤血球は4ヵ月、骨は7~8年で入れ替わります。ですから、10年も経てば以前の自分はほとんど存在しないのです。
~中略~よい材料を入れ続けて、代謝を円滑に回し続けて、良好な新陳代謝を行い続ければ、良好な動的平衡を得ることが可能であり、すなわち体質を改善できるということです。
「健康自立力」より 田中佳(医学博士 脳神経外科専門医)

私たちが実践している保育の師、斎藤公子先生も自身が幼少期は虚弱だったのを、まだ医学も現在ほど発展していなかった戦前に学校教師だった母が上記のことをどこかで学び、体質改善を実践されたそうです。
子どもは環境に作られる。何を選び、何を与えてきたか、で決まる。
末宗辰彦(山陰こどものとも社代表)

食事は人の体を作っていく上で、もっとも重要な役割を果たしています。
双葉の給食では、1月から毎日の主食で五分づきごはんに一割程度、三穀米(黒米、赤米、緑米)を混ぜて食べています。
食用油は、圧搾手搾りの菜種油で普段の調理を行い、揚げ物の時は米油を使用するようになりました。
生産者と顔の見える安心な食材を使えるようになったことが、とても良かったと思います。
給食費の額を変更した分、より良い食材を存分に使用できるようになりました。ご協力・ご理解ありがとうございます。

子どもの心が動く~絵本の読み聞かせ~

2020-01-24
絵本の言葉が子ども自身の言葉になり、その子の栄養となっていきます。
(末宗辰彦[山陰こどものとも社])

なぜ絵本を読んでもらうことが、子どもの発達にとって“いいこと”なのでしょうか。それは、絵本を読んでもらうことで、「子どもの心が動く」からです。ワクワクしたり、ドキドキしたり、ハラハラしたり、悲しくなったり、そしてそんな言葉で言い表しきれないほどの心の動きを、子どもは絵本を読んでもらいながら体験しているのです。~中略~
人はやがて、文字に満ちた世界へと入ってゆきます。絵本や本の世界もまたその一つですが、そこで伝わるのは「ことば」だけでなく、イメージであり、「心」です。~後略~
(絵本が育てるもの 山田真理子[子どもと保育研究所「ぷろほ」所長 九州大谷短期大学名誉教授])

子どもは、読書を通して、時間・空間を越えて異なる世界の人・もの・ことにふれ、心を動かし、学びを深めます。読書をするということは、知識の獲得とともに、言葉を介した経験を蓄えることであり、それは子どもの夢、憧れ、志を育み、時代の変化に関わらず子どもの心の成長を支えます。
(第四次長崎県子ども読書活動推進計画)

ゆり組・ひまわり組・たんぽぽ組の保護者の皆様「家庭における子ども読書活動の実態調査」(長崎県教育庁生涯学習課)のご協力ありがとうございます。
ご家庭でも絵本の読み聞かせの時間をたくさん作っていただいていることが分かりました。「子どもが本好きになった」「親子のふれあいが増えた」など読み聞かせを続けて良かったと実感されておられます。
家事や仕事に忙しい毎日ですが、子どもが眠る前に、ほんの10分膝の上で絵本の読み聞かせをすることは、子どもにとってかけがえのない一瞬になります。「お気に入りの絵本」を何度も何度も繰り返し読んでもらい、子どもの安心感・満足感→自尊感の高まりにもつながります。
長い人生、わが子に絵本を読み聞かせるのは、ほんの数年です。戻ることのないこの時を大切に。

もちつき大会・育児講座ご参加ありがとうございます。

2019-12-24
はなちゃんの話をずっと聞いてきて、お父さんの話は初めてだったので、聞けてよかったです。おぼえていないのに食べた時に思い出す…食の大切さを感じました。我が家は台所にみんなで立つことが多々あります。上の子が料理しだすと次々にやりたがります。味付けを姉から弟へ。こういうのも大切にしたいと思います。
はなちゃんのお父さんからのメッセージは、心に深く沁みるものがありました。人と比べたり、競い合ったりすることに目が向きがちな世の中。家庭という基本的な環境で育まれていくものへ心を寄せていくことの大切さを実感しています。この講座の前にひまわりのクラスで読み聞かせられていた「はなちゃんのみそ汁」の絵本。子どもが見つけるとすぐに「あの本が欲しい」と。家で子どもと読みつつ、この日のことを思い出したいと思います。
大学生の朝ごはんを見て悲しくなりました。自分の子どもが大きくなり一人暮らししても、朝起きて自分で作って食べられるような習慣が出来れば良いな~と思いました。
焦げ焦げ弁当(独立宣言弁当)のお話や、親育て弁当のお話など、印象に残るお話がたくさんありました。弁当作りをすることが、単に料理の技術が向上するだけでなく、自己肯定感や段取り力、自立力、親の意識の変革等等色んな学びや成長がつまっています。いいことだらけですね。
子どもが料理に興味を持ち、お手伝いをやりたがるのは、3才~5・6才がピークです。食事を作ること、食べることは「生きる力」に直結します。
ここには掲載しきれないほどたくさんの感想をいただきました。ありがとうございます。
もちつき大会も、お父さんお母さん方のご協力で大変盛り上がりました。ありがとうございます。
きっと子どもたちは、頑張ったお父さんお母さんの背中にたくさん学んだと思います。
今年で4回目のみそ作りです。毎年我が家でも、おばあちゃん家でも、楽しみにしているおみそなので今年も楽しみです。2年目からは前年に作ったみそを少し残しておいているので、食べ比べています。
みそを作るという体験はなかなか出来ることではないので、子ども達と参加できて、良かったと思います。これからの時代、何かを最初から作るということをしなくなっていくと思うので、機会があれば、家でも作ってみようと思います。
双葉に入園して、一番親が楽しみにしていたイベントでした。このみそができるまでに、子どもにみそ作りを教えて一緒にみそ汁がつくれるようになっていたいです。自分でつくったみそでつくったみそ汁をおいしいと食べてくれるのが楽しみです。このみそを食べる時に、また新しいみそを仕込みたいと思います。
同日、延期になっていた年長・年中親子みそ作り講座も開催しました。食育三昧の贅沢な1日でしたね。お付き合いいただいた保護者の皆様お疲れ様でした。ありがとうございました。

12月7日はもちつき大会・育児講座です。

2019-11-25
いろいろな具材をと考えて、その日は、ゴーヤをみそ汁の具にしました。家族で「いただきます」をして、一口食べると
(「にがい」)
 でも、言葉には出しませんでした。そして父と母を見ました。すると「個性的な味だね」とか「体に良さそう」とか言ってくれて、一言も「まずい」とは、言いませんでした。
 涙が出てきました。
 「なんで」と思いました。私はこれまで、嫌いなものが出ていたら普通に「まずい」と言っていたのに、母と父は、ニコニコして全部食べてくれました。
 今もあの時の父と母のことは忘れていません。
 私は父と母みたいな親になります。
「夏休みの思い出」(小学校6年女子)
 
以前、波佐見南小学校6年生の夏休みに、福田泰三先生(現広田小教諭)が出した宿題「みそ汁作り」で実践した女の子が書いた文章です。
みそ汁作りやお弁当作り、家でのお手伝いなど実際にやってみて学ぶことは、子どもたちの人生にとって、学校では教えてくれない貴重な経験になります。
「はなちゃんのみそ汁」の著者、安武信吾氏が育児講座に来られます。たくさんのご参加お待ちしています。

平成30年度のおたより

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リズム遊び

2019-03-25
斎藤公子先生は、
“子どもは走っているだけでもおもしろい。
 そこに仲間がいて、音楽があって、もっと楽しく遊べるように”
と、リズム遊びをしておられたようです。
 
リズム遊びは、子ども達が獲得した、または獲得しつつある身体能力を楽しく使って遊べる活動であると同時に、大人にとっては、一人ひとりの子どもの身体的発達を確認し、それを個人支援につなげていける、目安にもなっています。
リズム遊びをすることで「運動量の保障」や「体幹」を鍛えたり、「柔軟性」や「バランス感覚」も育てられます。
 
小さい子達であれば、大きい子達の動きを見て真似をする「模倣の力」と「意欲」。
 
大きくなってくれば、ホールいっぱいに広~く走り回れる「空間認識」と「自信」。
 
年長になると、人の後を着いていかず、人にぶつからずに走ったり、スキップしたりできる「主体性」と「自立心」。
 
順番を自分で見て、聞いて判断したり、守ったりする「観察力」「判断力」「規範意識」。
 
音楽に合わせて2拍子、3拍子、4拍子のリズムをとる「数量」への感覚や「表現力」。
 
友達と組になって遊ぶことで「社会性」や「協同性」も養われます。
等等
 
まさに、私たちが目指す子どもの全面発達を促す活動だと思います。
 
昨日は、双葉幼児園のリズム発表会も無事に開催しました。
出席ありがとうございます。

合同保育発表会応援ありがとうございました。

2019-02-27
1才4ヶ月で入園した娘が体も心も大きく大きく成長して、自信を持って堂々と発表会に参加する姿を見て、大変感動いたしました。又、娘だけでなく、たんぽぽ組のお友達、他園のお友達、どの子も素晴らしかったです。
月に1度の交流会を楽しみにしていた娘は朝いつも「早く行かんば!」「間に合う?」と張り切って準備をし、帰宅する車内では「バスの中で寝たよ」「○○ちゃんの隣に座ったよ」と嬉しそうに話してくれていました。回数を重ねてくると、他園の友達の名前も話しに出てくるようになりました。楽しい交流会を重ねて、いざ本番!!
発表会に向けて頑張ること→「こま、なわとび」見事でした。最後まで頑張る姿、諦めない姿ってすごいですね。こどもの成長に感動するばかりでした。ありがとうございました。
 
子どもたちの成長に感動しました。あんなにも堂々といろんな事にチャレンジしている姿を見る事ができ、心から嬉しく思います。
双葉に預けてあんなに引っ込み思案だったのが、少しずつ変わっていくのを肌で感じました。
今回の発表会のため2泊3日でのお泊り保育だったんですが、帰ってきてびっくりするくらい成長しました。きっと自信につながる経験や友達との絆を得たのではないかと思います。本当にありがとうございました。
合同発表会はお疲れ様でした。運動会のとき、側転が全然出来ていなかった娘が、堂々と
背筋を伸ばしてキレイな側転をしているのを見て、凄く感動しました。
歩き出した頃、足がとっても小さくて足の力も弱く“この子はちゃんと歩けるときがくるのかな?”と不安だった日々が懐かしく感じます。今でもクラスの中で一番小さい娘ですが、縄跳び、とび箱、側転などなど、たくさんのことができるようになり、不安だった日々を思い返し、
“子どもの可能性は無限大だな”
と心の底から感じています。先生方にも日々感謝です。ありがとうございます。
子どもたちの発表会を見て、素晴らしい演技に鳥肌が立ちました。前はできなかったとび箱や逆上がりができるようになり、大勢の前で堂々と発表する姿に成長を感じとても感動しました。
合同発表会に参加できて本当に良かったと思います。
年長の保護者の皆様からの感想を、一部掲載させていただきました。他にもたくさんの感想をお寄せいただきました。ありがとうございます。
 
なぜリズム交流に長崎まで行くの?
朝早くから弁当作りは大変。
教材(コマやマリ、絵の具など)は、1人1つ必要なの?
年に3回もお泊りがあるの?
等等…
 
初めて、双葉で年長の保護者を経験された方(される方)は、どうしてそこまで…と初めは思われた方も多かったかもしれません。
 
卒園が近づくこの時期には、朝早く弁当を持たせて行かせた甲斐があったなあ、子どもたち成長したなあ、と実感されていることと思います。
保護者の皆様が、朝早くから子どもたちのためにお弁当を作る背中を、子どもたちはしっかりと見ています。そんな大人の背中に、子どもたちは、学び、励まされ、勇気づけられて、大切にされていることを実感していくのでしょう。
また、お泊り保育を乗り越えるたびに、たくましく、自立心を太らせていく子どもたちのたのもしさ。
教材を1人1人そろえてもらうのも、子どもの発達に適した最良の物を使わせたいという私たちの願いを込めています。そして、時には“自分専用の絵の具を買ってもらった!”という物理的な満足感が、子どもの心の満足感・安心感にもつながります。
双葉での活動は保護者の皆様の、ご理解とご協力に支えられています。みんなで、子どもみんなを育てているんですよね。大変感謝しています。
これから、年長の保護者を経験される皆様、どうぞ楽しみにしてください。

みそ丸おいしかった!

2019-02-07
1月29日と2月5日の年長リズム交流の際、給食の先生達が作ってくれた“みそ丸”を持参して行きました。
みそ丸は、戦国時代の武将が携帯保存食として活用していた「みそ玉」を現代風にかわいくアレンジしたものだそうです。
昔から健康食品として知られる味噌です。最近では医者が考案した「長生きみそ汁」も注目を集めているようですね。
来週には、合同保育発表会を控える年長さんへ、お腹の中から元気になって欲しいと、給食の先生達が作ってくれ、かわいくラッピングまでしてくれたみそ丸は、とっても美味しかったです。
園では小さいクラスの子どもたちも、年長さんの中にまぎれこんで、とび箱をしてみたり、コマを回してみたり、自然と真似したくなるようですね。
年長さんへの憧れや大きくなることへの喜びを、小さい子どもたちなりに胸にいっぱい膨らませていることだと思います。
 
全身を使って活動することを繰り返す中で、体を動かす様々な活動に目標を持って立ち向かったり、困難につまずいても気持ちを切り替えて自分なりに乗り越えようとしたりして根気強くやり抜くことで活動意欲を満足させ、自ら体を動かすようになる。
「保育所保育指針(平成29年3月改訂 厚生労働大臣告示) 幼児期の終わりまでに育って欲しい姿“健康な心と体”(具体的な幼児の姿)より」
まさに今の年長さんたちの姿ですね。小さいクラスの親御さんも年長さんの姿にわが子の成長を重ねて、楽しみにしてください。

親子でつくってあそぼ!ご参加・感想ありがとうございます。

2019-01-31
  • まだ1歳で、どんな風につくるのかなと不安でしたがシールをぺたぺた貼ってくれたり、作ったおもちゃで遊ぶ姿を見て、参加してよかったと思いました。他の親子さん達ともいいコミュニケーションとなりました。また、その後の食事では、保育園の普段の様子も見れましたし、豚汁もおいしかったです。ありがとうございました!
  • ~前略~帰ってから作ったものが壊れかかり、またそれを修理しようと工作を一緒に始めました(テープをガムテープで巻きなおしたり)その後も紙コップなど身近にあるもので自ら作り出し楽しんでいました。仕事から帰宅した父にも喜んで報告していました。豚汁も心からぽっかぽっかになり、とても美味しかったです。アレルギーじゃない子もみんな一緒に食べられるお食事をありがとうございました。日頃子どもの声に耳を傾けているようで聞き流すようにしている事も多かったと振り返りました。物作りを通して同じ時間をじっくりと共有する時間はとても良かったです。
  • 毎年毎年、できる事が増えて成長を感じます。今年は作り方や材料も自分で先生に聞いたり絵を見たりして準備もずいぶんできました。作品も工夫や柄が増え、一緒に作る作業も楽しめました。ご準備ありがとうございました。
  • 今までは、親が手伝う部分が多かったですが、年長ともなると自分でできる事がほとんどで、成長を肌で感じる事ができました。親の箸などエコ活動すごく良い事だと思います!!
ほかにも沢山の感想をお寄せいただきました。ありがとうございます。
びゅんびゅんロケットが大人気だったですね。そのため作るスペースが狭くなり、作り方の紙も見にくかった様でご迷惑をおかけしました。
 
運動会やリズム発表会では、身体発達で言えば粗大運動の成長が見れます。
親子でつくってあそぼ!では、工作や遊び方を通して、手先の巧緻性の成長、物の性質や仕組みを感じ取ったり、考えたり、工夫したりする思考力の芽生えも育っていることが感じれますね。
 
工作物品の提供、箸・汁椀・製作道具の持参のご協力ありがとうございます。

合同発表会に向けてがんばります!

2019-01-24
年長さん、いよいよ来月2月17日(日)に長崎で合同保育発表会があります。
発表会に向けて、子どもたちが目標を立てました。
 
「竹おどりをがんばります!」「なわとびとコマが上手になりたい!」
目標を立てるのは、子どもたち一人ひとりが発表会の時にどんな姿になっていたいか、そこに向かって心と体を十分に働かせ、見通しと自覚を持って行動できる、年長さんならではのことだと思います。
当日が楽しみですね。
 
1月29日、2月5日のリズム交流の際には、給食の先生達がみそ丸でお腹の中から応援してくれるということで、こちらも楽しみです。
 
インフルエンザ警報が長崎県に出されています。予防と拡大の防止に努めましょう。

平成29年度のおたより

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うっすらと雪が積もりました。

2018-02-08
先週末から寒波の影響で雪が降ったり、止んだりしています。
 
園庭にもうっすらと雪が積もりました。
 
子どもたちはすかさずダンボールを持ってきて山滑りや雪合戦。
 
9時半にはほとんどとけて、地面が見えていました。
 
ほんのひとときの冬のお楽しみでした。

親子で作ってあそぼ!開催しました。

2018-01-27
毎年恒例となった、「親子で作ってあそぼ!」
今年も1月27日(土)に開催しました。
 
ご家庭より、材料となるペットボトルや空き箱、牛乳パックなど事前に持ち寄っていただきました。
たくさん集まりました。ご協力ありがとうございました。
 
作る内容は
びっくり箱
パラシュート
ふわみんとん
手作り車
ペットボトルマラカス
コップでピョン
紙コップロケット
 
すぐに遊べる楽しいおもちゃを親子で作り、シールをはったり、絵を描いたり思い思いに飾りつけ。
さっそく外で遊ぶ子どもたちの姿も。
 
いっぱい作ったあとは、給食室特製の豚汁!
家から持参したおにぎりと一緒に食べました。
氷点下2度ととても寒い朝でしたが、お天気もよく、おいしい豚汁で体の中から温まりました。
 
保護者の皆様、ご参加ありがとうございました。

竹下和男先生より、素敵なメッセージをいただきました。

2018-01-09
平成29年12月2日に育児講座をしていただいた、竹下和男先生が、「弁当の日」の実践者のメーリングに以下のような文章を送られたとの事です。
福田泰三先生より教えていただきました。
素敵なメッセージでしたので、そのまま掲載させていただきます。
 
12月2日は長崎県佐世保市の社会福祉法人 双葉幼児園に講演に行きました。
園の運動場の子どもたちに感動しました。
本格的な築山、木登りできる各種の樹木
ウンテイやブランコの他にも
体幹が育つ遊具がいっぱいでした。
大きな土管や巨岩があり、
「危険がいっぱい」の中に子どもの笑顔が輝いていました。
理事長先生からはさくら・さくらんぼの斎藤公子さんの名前が出て
いきなり意気投合しました。
70人の保護者が「幼稚園バージョン」のスライドショーと講演に
聞き入ってくださり、持参した本も完売しました。
当日、親子でもちつき大会があり、
私もおいしくいただきました。
日本の人材が育つ園です。
私の教員退職後の選択肢のひとつ「無認可幼稚園」建設の具体でした。
「日本の未来は明るい」と思いつつ鹿児島に向かった次第です。
 
私たちの実践にこのような言葉をいただけたことは、非常にありがたく、励みになりました。
斎藤公子の保育に学びながらの実践を今後も自信を持って継続していきたいと思います。

竹下和男先生育児講座開催!

2017-12-02
12月2日(土)もちつき大会同日、
竹下和男先生の育児講座を開催しました。
 
「子どもは置かれた環境に適応する」
子どもの良きお手本となるよう、大人の立ち居振る舞い、子育ての姿勢をしっかり子どもに見せないといけないですね。
子育て楽しみましょう!
 
保護者からの感想の一部を抜粋して掲載します。
  • 「私は母親の背中を見て育ったので、母親にしてもらったような子育てをしたいと思って今育児をしています。恵まれた環境、良き母に育てられたことを感謝しながら、これからの育児もしていきたいと思います。」
  • 「今回を機に、台所に立つ機会を増やし、親と子の関わりを大事にしたいと思います。上の娘は私を真似ます。下の娘はお姉ちゃんを真似します。伝えられる事、教えてあげれる事、これからの子育てで大事にしていこうと思います」
  • 「“今まで以上に子育て楽しもう”と思いました。子どもたちが大好きです。さあ、今日の晩御飯一緒に何作ろうかな。」
 
育児講座終了後は、みんなでつきたてのおもちでお雑煮を食べました。

もちつき大会開催!

2017-12-02
12月2日(土)もちつき大会を開催しました。
霜が降りるほど冷え込む朝でしたが、いいお天気で、もちつき大会が盛り上がる頃には、ぽかぽか陽気でした。
 
たくさんの保護者の皆様のご協力で、いっぱいおもちもつけました。
 
伝統行事に触れる機会と、親も一緒に参加して楽しみ、親が頑張っている姿に、子どもたちも目を輝かせていたと思います。
社会福祉法人双葉幼児園
〒859-3223
長崎県佐世保市広田3丁目31番11号
TEL.0956-38-3811
FAX.0956-39-5811
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