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おたより

園での生活の様子や行事の様子などをおたよりします。

令和5年度のおたより

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双葉こども園のねがい

2023-04-25
斎藤公子著 「子育て・錦を織るしごと」より
 
自分の足であるかせてほしい。
たとえ、何度ころんでも、どんなにおそくても。
自分の手でやらせてほしい。
たとえ、どんなにきずをつけても、どんなに下手であっても。
自分の頭で考えさせてほしい。
たとえ、どんなに間違っていても。
その間違いが、必ずその後の育ちに役立ってくれるのだから。


双葉こども園は、斎藤公子先生(埼玉さくら・さくらんぼ保育園創設者)の保育に学び、実践を続けています。
 
赤ちゃんが、首が座って、寝返りをし、ハイハイをして、ようやく立って、歩いて、走って…というように、発達には道筋があります。
その道筋を飛ばさないように、丁寧に丁寧に、獲得した身体能力、獲得しつつある身体機能を存分に使わせるよう、私たちは保育しています。
寝返りができるようになれば、たくさん寝返りさせ、ハイハイできるようになれば、存分にハイハイさせて、歩けるようになれば、いっぱい歩けるように、着替えができるようになれば、時間がかかっても自分で着替えられるように、働きかけていきます。
 
それは、身体機能の発達にとどまらず、意欲、好奇心(感性)、達成感を満たし「次もやってみよう」「自分で!」という自信、自立心につながっていきます。
時間をかけて、ゆっくりじっくり、子どもたちの旬に合わせた保育をこれからも目指していきます。
 
進級、または新入園して間もなく1か月ですね。子どもさんの様子はいかがですか?何かお気づきの点や、疑問などいつでもお気軽にお尋ねください。
子どもの最善の利益を目指して
こども基本法が令和5年4月1日に施行されました。

こども基本法
第一条 この法律は、日本国憲法及び児童の権利に関する条約の精神にのっとり、次代の社会を担う全てのこどもが、生涯にわたる人格形成の基礎を築き、自立した個人としてひとしく健やかに成長することができ、心身の状況、置かれている環境等にかかわらず、その権利の擁護が図られ、将来にわたって幸福な生活を送ることができる社会の実現を目指して、社会全体としてこども施策に取り組むことができるよう、こども施策に関し、基本理念を定め、国の責務等を明らかにし、及びこども施策の基本となる事項を定めるとともに、こども政策推進会議を設置すること等により、こども施策を総合的に推進することを目的とする。

「児童の権利に関する条約」(196の国・地域が締約)の一般原則の中に、「子どもの最善の利益(子どもにとって最もよいこと)」があります。子どもに関することが行われる時は、「その子どもにとって最もよいこと」を第一に考えます。
私たちは、保育(遊びや生活)の中で子どもたちが成長を促すにはどうすれば最もよいのかを考えています。
 
双葉では子どもがなんの気兼ねもなく、存分に遊べる環境を整えたい、と願って保育しています。
 
子どもの機嫌や体調に直結する生活リズムを整えること・メディアリテラシー(メディアとの付き合い方も含め)・食事(特に朝食)の大切さ。自律神経や皮膚感覚を鍛える薄着・はだし・草履、水砂泥遊び。気兼ねなく遊ぶためのたくさんの着替え・爪切り・髪の毛は自分で整えられない間はできるだけ短くしてほしい。等等
双葉の職員は全員子育てのパートナーです。相談、悩み、疑問に思っている事など、一緒に考えます。
特に初めて園に子どもさんを預けられるところ、双葉で初めて保育を受けるところのみなさんは、不明なことなどあるかもしれません。些細な事でもお尋ねください。
 
よろしくお願いいたします。

令和4年度のおたより

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畑で育む生きる力

2023-03-06
ココナッツミルク&ゴマ味噌鍋を、さっそく作りました。皮も柔らかく美味しかったです!
「Tちゃんが洗ったよ〜!ほらぁ!見て〜〜」と、帰宅後すぐに見せてくれて、すぐ食べたいと言って、さっそく作りました。
 
保育園でそのまま食べたカブはちょっと辛かったけど、シチューに入れたら甘いね!っと言っていました。自分で作ったけんめっちゃ美味しすぎるー!とおかわりして食べていました。ありがとうございます。
 
何作ろうかな〜と思ってましたが、収穫してきた本人が全て切り刻んでくれて(笑)全て味噌汁になりました(笑)そして、葉の方は、ふりかけになりました。包丁使いも慣れてきてずっと見守らなくても上手に切ってくれました(=見守ってなかったので全て切り刻んでしまった笑)家族に『おいしいー!』と言ってもらえて、嬉しそうにはにかんでました。また、料理熱が再燃焼したRです、明日からもお手伝いやるとのことです。がんばってもらいます。
 
かぶとベーコンの和風スープとかぶの葉とツナのサラダを一緒に作りま
した。自分たちで育てて収穫したかぶは、やわらかくてとっても美味し
かったようです。収穫した時のことも楽しそうに話してくれました。良
い経験をさせて頂きありがとうございました!
 
カブとささみの煮物とカブの葉のふりかけを作りました。
とても美味しくみんなで喜んで食べました。
 
カブとカブの葉の野菜スープ初めて作りました。 自分で獲って自分で調理したので、自分でたくさん説明しながら全部食べてくれました。
 
家では、野菜はほぼ食べないSですが、自分で育てて、自分で切ったりして作ったものは、美味しい美味しいと言って食べてくれました♪こういう機会があり感謝です
ご家庭と園の生ごみを使って菌ちゃんいっぱいの畑土作りをし、畝を作り、種をまき、収穫して食べる…
たんぽぽ組さんが自分たちで育てたカブを収穫し持ち帰りました。たくさんの感想をいただきましたので、その一部を紹介します。
食べることは生きることに直結します。
食の営みに少しでも多くの興味関心を育み、自分で健康に生きられる力を身に付けてほしいと願います。

子どものクセが気になる?

2023-01-27
爪を噛む、指をしゃぶる、髪の毛をねじる、体を揺らす、気に入りのタオルをはなさない…など乳幼児期には、よく見られるクセがありますね。親として非常に気なると思います。どのようにしたらいいのでしょう?

なぜそうするのか?
子どものクセは、気分を落ち着けるためや大人の注意を引きたいという気持ちのあらわれです。普段は機嫌がよく、眠い時や、気持ちが動揺したとき、具合が悪いときなどにたまにこうしたクセが出るだけなら、心配はいりません。ただし、他のことをさしおいてもそのクセばかりに集中するような場合は、問題です。
どうしたらいいのか?
こうしたクセは、ごく普通にみられるものです。親が恥ずかしがったり、気にしすぎたりしないようにしましょう。
子どもを十分ほめてやり、愛情をたっぷり注ぎ、かまってあげましょう。
●指しゃぶりや爪を噛むクセをなおすために、次のようなことをするのは禁物です。
  ○手をしばる
  ○手袋をさせる
  ○指に苦い味のするものをぬる
●子どもの前で他の人にクセの話をしないようにしましょう。
ジャニス・ウッド・キャタノ著 「完璧な親なんていない!」より

大人が気にすると、余計に子どもも気にしてしまい、クセを強化してしまうこともあります。特に無理に矯正したり、強制的にやめさせたりは、逆効果になる場合が多いです。別のクセが出る、余計にひどくなる、精神的に不安定になることにも繋がりかねません。
 
まずは、大人が気にしない。そのうち無くなる、くらいの余裕を持った気持ちで考えていきましょう。そのクセをひっくるめて全部まるごと我が子を受け入れましょう。
 
ただし、病的なまでにそのクセにこだわる場合は、医療機関等に相談しましょう。

ヒトが人間になる

2022-12-23

前略~小さいときの一人遊びから、まもなく、仲間がいないとさびしくて遊べなくなる時期がある。仲間との遊びのなかで、ことばも急速に発達し、考える力もつき、ともにたのしく遊ぶことのよろこびをとおして、ヒトの子が社会生活を営む人間へと変わっていく。

これは大人になるまでにどうしても経なければならない過程である。成長の過程でなにひとつ抜かせるものはない。はうから歩くことをおぼえ、ころぶからしっかり歩くことをおぼえ、歩くことをおぼえてから手で道具を使うことを覚えるのである。

~中略~

こうした長い遊びの積み重ねの上に、人間はすばらしい文化をつくってきた。わらべうたによる手つなぎやかけあい、じゃんけんをつかっての遊びは、ひねもす飽きないものであって、一昔前までは、夕方星が出てもなお、子どもたちの歌う声がどこからか聞こえてきたものであった。

子どもが足や手、頭、そして、からだ全体を使って戸外で仲間と遊ぶ楽しさを失ってから何年になるだろう。そのころから、子どものからだのおかしさが見えるようになり、無気力、太りすぎ、拒食、登校拒否、自殺、学力低下、非行、家庭内暴力、校内暴力などの問題がクローズアップされてきた。

~中略~

 6年生まで鼻汁をそででふきふき遊んでいた子にとって受験地獄の重圧など、どうということもない。そのころになって、最初、案じていた母親たちも幼年期の遊びの重要さにやっと気づいてくれる。社会に出て職場で働くようになってからも、その創意工夫、粘り強さ、仲間思い、積極性、権力を恐れずものをいう勇気、緻密な思考力、高い技術力、あくなき探求心は、だれもが評価せずにはおかない。これはすべて“あそび”によって培われたものである。
斎藤公子著 「ヒトが人間になる」より

乳幼児期における“遊び”は、いわゆる大人が思うような“ただの遊び”ではありません。上記のとおり、人間として生きていく上で非常に大切なことを学びます。特に仲間を通して、自分とは違う他者を知り、葛藤を乗り越え、4~5才くらいになるになると他者の立場に立って想いを至らせることができるようになります。
先日、佐世保市内の公立中学校でいじめの重大事態が発生しました。その子どもたちの乳幼児期に想いをはせると、胸が締めつけられます。
♪手が考える昨日  足が語る今日  指がつかむ明日
 鳥が鳥になるように  こうしてヒトが人になる
 たくましい人間  すばらしい人間♪
映画「アリサ~ヒトから人間への記録」の主題歌です。
ヒトは人のなかで育てられて人間になっていきます。人間は決して“一足飛び”には成長しません。「早く早く」「先へ先へ」ではなく、かけがえのない「今」を大事に子育てしましょう。

親子みそ作り講座開催しました。

2022-11-21
今年で7回目の親子みそ作り講座を11月5日(土)に開催しました。
参加された保護者の皆様の感想です。

初めてのみそ作りを体験しながら成長を感じ、また成長している姿をみることができました。
“早く食べたい”とはやる気持ちをおさえ、数か月待ちたいと思います。
本日はありがとうございました。

卒園した長男の時に作ったみそがおいしくて、また参加させてもらいました。娘二人が作ったみそがおいしく出来ているのか、4~6か月後がとても楽しみです。

他にもたくさんの感想をいただきました。ご参加ありがとうございます。
熱をかけたりして早く発酵させることもできます。だけどそうやってつくった味噌は、ビニールハウスの作物と同じ。自然のおいしさにはかなわないです。
熟成っていうのは、微生物が生き続けた証です。長い時間をかけて発酵した味噌には、様々な試練を乗り越えたものの強さがある。だからこそ、おいしいんだよなあ。
 最近は“簡単に痩せる”とか“簡単に儲かる”などという甘い言葉に群がって、すぐに結果を求める人が増えてますよね?時間のロスやリスクを少なくする事ばかりが美徳とされる世の中ですけど…簡単に完成品が手に入る現代だからこそ、“待つことの大切さ”を味噌作りを通じて伝えていきたいんです。
玄米先生のお弁当箱より

何度もお伝えしている文章ですが、みそ作りだけでなく、子育てにおいても同様のことが言えます。じっくり待つことを大事にしたいですね。
人間が健康であるために、常在細菌がとても重要な役割を担っています。私たちの体が外界と接している境界面にはすべて常在細菌が共生していて、さまざまな病原性をもつ菌やウィルスが体内に入らないように守ってくれています。とりわけ腸内細菌は、脳やメンタルへの影響、他の臓器ともコミュニケーションをとっていて、あらゆる機能に腸内細菌の働きが不可欠であることがわかってきました。

双葉で大事にしている事「教育にはタイミングがあります」5

2022-10-24
  • 言葉・文字について5
「文字を身につけるのは、文字を教えるプロ(小学校教諭)がいる小学校入学後が最適なタイミングなのです。」とお伝えしました。
 
以前、木村泰子先生(大阪市立大空小学校初代校長 ドキュメンタリー映画「みんなの学校」は大空小学校の実践)とお話をする機会があり、幼児期の文字教育について、

できるだけ、まっさらな状態で入学してほしい。理由の一つは、子どもの興味関心意欲の問題。先んじて文字を教わった子どもは「もう知ってる」と言って意欲が低くなってしまう。理由のもう一つは、学校指導要領外で文字を学んだ子どもは、教え直し(鉛筆の持ち方から、姿勢、書き順、書き方…」をしないといけないので、余計に大変。

ということでした。
また、石田恒久先生(東京都日野市日野第一小学校校長)の講演会では、

こども園時代(保育園時代)は、のびのび、自由に、ダイナミックに遊んでほしい。ダイナミックに遊べる子どもは、発想や表現も豊か。自分を表現できる子どもに育ててほしい。

旨のお話がありました。小学校1年生にはスタートカリキュラムがあります。スタートカリキュラムとは園・小学校の段差をできるだけフラットにすることです。
石田先生の学校では、保育園のお集りを参考に、うた・絵本・手遊びを導入~遊ぶ、という入学したての1年生の子どもたちが慣れているであろう時間を設けたり、体験や経験を通して、ひらがな、数字を学ぶ。校内探検も誰かに引率されるのではなく、子どものグループで探検し、インタビューしたり、質問したりして、得た情報をみんなで発表し合い共有する。という取り組みをされています。
すべての小学校で取り組んでほしいと、切に願います。

令和3年度のおたより

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ご飯の前にはらぺこになろう

2021-05-25
間食や食べすぎは腸の腐敗発酵の大きな原因で、便秘やアレルギー疾患につながります。空腹になっている間は、消化吸収のために酵素や免疫システムを使う必要がなくなり、免疫システムが全身のお掃除に集中できますから、とても健康になれます。中には、空腹になることはほとんどない子もいます。たまにでもいいから、お腹が空き始めた時、あと少しそのまま食べるのを我慢したら、その我慢した時間に、お腹のお掃除と、体全体のお掃除がいっぱいできることを教えて下さい。~中略~最初からお菓子やパンを買っておかない。子どもが帰った時に食べ物が見えないことが大切です。夕食が遅すぎる場合は、間食させるよりも、とりあえず先にご飯だけでもふりかけをかけて食べさせると良いです。



NPO法人 大地といのちの会発行 「菌ちゃん野菜づくり&元気人間作り」より
食欲(食べる意欲)は、生きる力・生きる意欲の源です。
すべての意欲の根源と言っても過言ではありません。
空腹を感じる事、自分で食べる事(小さい子は手づかみで)、好きな家族や、誰かと一緒に食べる事、作ることに関わる事…食事を通して子どもの体だけでなく、意欲や心も育ちます。
大切に考えていきたいですね。

薄着の習慣をつけましょう!

2021-05-12
「ママが風邪ひかんごと、長袖着ときなさい、って言わした」最近でも長袖を着ている子に声を掛けると、こんな言葉がかえってきます。
 
子どもの身につける衣類は、「大人より1枚少なく」が基本です。
子どもの体感気温は大人より4度ほど高く感じるようです。
乳幼児期は、新陳代謝が激しく、動きも多く、汗もかきやすい。厚着をして汗が冷えるとかえって風邪に繋がりやすくなります。
 
気候のいいこの時期から、薄着の習慣をつけることで、水遊びや泥遊び、裸足での生活同様、自律神経を整え、皮膚の鍛錬で風邪に負けない身体作りをしていきましょう。
また、能動汗腺は3才頃までに完成すると言われています。しっかり汗をかき、体内の熱を放出したり、鳥肌を立てて体温を守ったりして、体温調節する機能を高めるためにも、自律神経の働きは欠かせません。
 
自律神経は、ストレスをバランスよく抑え、心を安定させるという大きな働きもあります。
 
エアコンが普及したこの時代、自律神経が育ちにくくなっています。
日頃から意識して、子どもの自律神経が育つような生活を一緒に作っていきませんか。
まずは、園には必ず半袖シャツ、半ズボンを数枚置いておくよう心がけましょう。

双葉こども園の願い

2021-04-23
斎藤公子著 「子育て・錦を織るしごと」より
 
自分の足であるかせてほしい。
たとえ、何度ころんでも、どんなにおそくても。

自分の手でやらせてほしい。
たとえ、どんなにきずをつけても、どんなに下手であっても。

自分の頭で考えさせてほしい。
たとえ、どんなに間違っていても。
その間違いが、必ずその後の育ちに役立ってくれるのだから。
双葉こども園は、斎藤公子先生(埼玉さくら・さくらんぼ保育園創設者)の保育に学び、実践を続けています。
 
赤ちゃんが、首が座って、寝返りをし、ハイハイをして、ようやく立って、歩いて、走って…というように、発達には道筋があります。
その道筋を飛ばさないように、丁寧に丁寧に、獲得した身体能力、獲得しつつある身体機能を存分に使わせるよう、私たちは保育しています。
 
寝返りができるようになれば、たくさん寝返りさせ、ハイハイできるようになれば、存分にハイハイさせて、歩けるようになれば、いっぱい歩けるように、着替えができるようになれば、時間がかかっても自分で着替えられるように、働きかけていきます。
 
それは、身体機能の発達にとどまらず、意欲、好奇心(感性)、達成感を満たし「次もやってみよう」「自分で!」という自信、自立心につながっていきます。
時間をかけて、ゆっくりじっくり、子どもたちの旬に合わせた保育をこれからも目指していきます。

毎日菌ちゃんを食べよう!

2021-04-23
私たちの腸は微生物の発酵によって栄養を生産、吸収しています。おなかを腐敗ではなく発酵状態にしておく必要があります。そのためには、よく噛むこと、食べながら何かを飲むのではなく唾液を使う事、~中略~毎食、常に発酵を促進させる食品をとることが、おなかを常に発酵状態を保つために大変効果的で~中略~微生物は、地球の灼熱の地獄のような環境下で最初に生まれ、いまだに子孫を産んで生き続けている生命です。まだ栄養学では解明できていない様々な成分が含まれています。菌ちゃんは、まさに地球の最高の生命力が入っているわけです。



NPO法人 大地といのちの会発行 「菌ちゃん野菜づくり&元気人間作り」より
すべての生き物は、他の生き物の助けや栄養を頂いて生きています。自分一人だけで生きている人はいません。「依存しつつ自立」しています。
小さい子どもたちは、信頼できる大人を安全基地にして自分の世界を広げていきます。おなかにも安全基地をしっかり作ってあげましょう。

令和2年度のおたより

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大人の都合で開発された育児便利グッズは子どもの発達を邪魔します。

2020-06-29
バンボ、歩行器、スイマーバ、ジャンパルーなど育児便利グッズがおうちにありませんか?
「子どもが喜ぶから…」「楽だから…」
全て、大人の都合で開発され、子どもの発達に責任を持たない人たちが儲けるために販売されています(紙おむつなども含めて)
 
乳幼児期の、まさに「人生の土台」を作る、一番大事なほんの数年間を大人の都合優先にされた子どもたちの、その後の人生にどれだけ影響を与えてしまうのでしょうか。
子どもを取り巻く大人が、何を選び、何を与えるのか。
子どもは環境に作られる。何を選び、何を与えてきたか、で決まる。
末宗辰彦(山陰こどものとも社代表)
私たち大人は、一つ一つ、責任をもって考え抜き、選び取っていきたいものですね。情報や物があふれる世の中です。園をパートナーとして、一緒に子育てをより良いものにしていきましょう。

SDGs知っていますか?

2020-05-25
2030年までに国連に加盟するすべての国で達成を目指す17の目標です。
「世界を変えるための~」と言われると、何だか自分には関係ない、どこかの偉い人たちがやること、と思いがちですが、新型コロナウィルスが日本で落ち着きつつあるのは、1人1人の当事者意識と行動によるものだと思います。すごいですね。
過去は変えられませんが、未来は変えられます。今の私たちの世代だけでなく、後の世代、何十年、何百年先の子どもたちが幸せに暮らすために、「今自分ができること、やれることを、考え、実行する」こと、ちょっと考えてみませんか?

双葉幼児園保育理念

2020-04-23

「保育は子どもの幸せのためにある」そのための最大の保育環境は「保育者自身」であることを基本とし、
一、子どもの可能性をどこまでも信じぬくこと
  「子どもの力を決めつけてはいけない」
  「あるがまま、まるごと受け入れよう」
一、常に子どもから学ぶ、謙虚な姿勢を持つこと
  「子どもの発想を尊び、保育者自身を押し付けず、常に自らを磨く」
一、子ども自ら伸びる力と、意欲を引き出す保育を目指す
  「子どもが自信を持ち、また、認められる喜びを持つ」
 
「おはよう!」から、「さようなら、また明日遊ぼうね!」まで。
双葉で日々繰り返していく生活の中で、子どもの前に立つ私たち保育者の行動、しぐさ、言葉、すべてが、保育理念を原点としています。
双葉の保育理念は、一人残らずすべての子どもの幸せを願った先人の教育者の言葉をもとにしています。
さまざまな家庭環境や生活状況、健康状態、気分を抱えたすべての子どもたちの幸せを願い、休み明けでも「早く双葉に行きたいな~」と思ってくれるような園を目指しています。
新型コロナウィルスなど、見えない不安におびえず、明日を拓いていくため、私たちはすべきこと、できること、を毎日飽きることなく実行していき、今、目の前にいる子どもの最善を願って保育しています。

令和元年度のおたより

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今こそ「あいうべ体操」鼻呼吸こそ天然のマスク

2020-03-27
新型コロナウィルス感染予防は、インフルエンザ予防に準じた対応だそうです。
対策その1、朝起きてすぐ、朝食前の歯磨き。口の中の細菌をできるだけ取り除くのが有効
~前略~起きている間は、常に出ている唾液の力である程度守られるが、眠っている間は唾液がほとんど止まるため、朝起きてすぐの口は最も細菌が増えた状態にある。
だから朝一番に歯磨き(歯磨剤なしでも可)をすれば「細菌数が減少し、舌や口への刺激で唾液も出て感染リスクを下げることができると考えられる」
対策その2、鼻呼吸です
ヒトは1日に約1万ℓ分の空気を吸い、同じ量吐き出す。この動作を鼻でするか、口でするか。同じようだが、その意味は全く違う。鼻呼吸には、ウィルスを防ぐさまざまな関門が伴うからだ。
第1の関門は鼻毛。まずここで、ウィルスを含むやや大きめのほこりなどがブロックされる。
第2は、鼻の中の粘膜から出る粘液だ。~中略~
第3は、どんなに乾いた冷たい空気を吸い込んでも、鼻の中に縦横無尽に張り巡らされた毛細血管によって、喉の奥では体温近くまで温度が上昇し、湿度も80~85%に。このため、乾燥に強く湿気に弱いウィルスの生存率が低下する。
~中略~口呼吸では、そうした鼻が持つ防御機能は発揮されない~後略~
[「3/11付西日本新聞」より 岡崎好秀氏(歯科医師 岡山大学病院スペシャルニーズ歯科センター診療講師)]

 
双葉でも3歳以上の子どもたちが毎日実践している「あいうべ体操」。「あー」「いー」「うー」「べー」と大きく口と舌を動かすこの体操を1日30セット(10回ずつ分割しても可)やれば、舌の筋肉が鍛えられて、舌先が上顎につき、自然と鼻呼吸ができるようになるそうです。
「鼻呼吸こそ天然のマスク。口を病の入り口にしないよう、誰でもいつでもできる予防法で免疫力を保とう」と岡崎さんは呼び掛けています。
ぜひ、子どもたちに先生になってもらって、ご家庭でも楽しく試してみてください。

体は食べ物で出来ています

2020-02-26
どこかで聞いたことのあるようなキャッチフレーズですが、事実です。
食材の質がよくなれば細胞の質がよくなる
人は日々新陳代謝が営まれています。新陳の「新」は新しい細胞が分裂産生され、「陳」は古い細胞が朽ちて廃棄されることを意味しています。
~中略~分裂速度はおおむね、胃腸の粘膜は4~5日、皮膚は28日、白血球は20日、筋肉は3ヵ月、赤血球は4ヵ月、骨は7~8年で入れ替わります。ですから、10年も経てば以前の自分はほとんど存在しないのです。
~中略~よい材料を入れ続けて、代謝を円滑に回し続けて、良好な新陳代謝を行い続ければ、良好な動的平衡を得ることが可能であり、すなわち体質を改善できるということです。
「健康自立力」より 田中佳(医学博士 脳神経外科専門医)

私たちが実践している保育の師、斎藤公子先生も自身が幼少期は虚弱だったのを、まだ医学も現在ほど発展していなかった戦前に学校教師だった母が上記のことをどこかで学び、体質改善を実践されたそうです。
子どもは環境に作られる。何を選び、何を与えてきたか、で決まる。
末宗辰彦(山陰こどものとも社代表)

食事は人の体を作っていく上で、もっとも重要な役割を果たしています。
双葉の給食では、1月から毎日の主食で五分づきごはんに一割程度、三穀米(黒米、赤米、緑米)を混ぜて食べています。
食用油は、圧搾手搾りの菜種油で普段の調理を行い、揚げ物の時は米油を使用するようになりました。
生産者と顔の見える安心な食材を使えるようになったことが、とても良かったと思います。
給食費の額を変更した分、より良い食材を存分に使用できるようになりました。ご協力・ご理解ありがとうございます。

子どもの心が動く~絵本の読み聞かせ~

2020-01-24
絵本の言葉が子ども自身の言葉になり、その子の栄養となっていきます。
(末宗辰彦[山陰こどものとも社])

なぜ絵本を読んでもらうことが、子どもの発達にとって“いいこと”なのでしょうか。それは、絵本を読んでもらうことで、「子どもの心が動く」からです。ワクワクしたり、ドキドキしたり、ハラハラしたり、悲しくなったり、そしてそんな言葉で言い表しきれないほどの心の動きを、子どもは絵本を読んでもらいながら体験しているのです。~中略~
人はやがて、文字に満ちた世界へと入ってゆきます。絵本や本の世界もまたその一つですが、そこで伝わるのは「ことば」だけでなく、イメージであり、「心」です。~後略~
(絵本が育てるもの 山田真理子[子どもと保育研究所「ぷろほ」所長 九州大谷短期大学名誉教授])

子どもは、読書を通して、時間・空間を越えて異なる世界の人・もの・ことにふれ、心を動かし、学びを深めます。読書をするということは、知識の獲得とともに、言葉を介した経験を蓄えることであり、それは子どもの夢、憧れ、志を育み、時代の変化に関わらず子どもの心の成長を支えます。
(第四次長崎県子ども読書活動推進計画)

ゆり組・ひまわり組・たんぽぽ組の保護者の皆様「家庭における子ども読書活動の実態調査」(長崎県教育庁生涯学習課)のご協力ありがとうございます。
ご家庭でも絵本の読み聞かせの時間をたくさん作っていただいていることが分かりました。「子どもが本好きになった」「親子のふれあいが増えた」など読み聞かせを続けて良かったと実感されておられます。
家事や仕事に忙しい毎日ですが、子どもが眠る前に、ほんの10分膝の上で絵本の読み聞かせをすることは、子どもにとってかけがえのない一瞬になります。「お気に入りの絵本」を何度も何度も繰り返し読んでもらい、子どもの安心感・満足感→自尊感の高まりにもつながります。
長い人生、わが子に絵本を読み聞かせるのは、ほんの数年です。戻ることのないこの時を大切に。

もちつき大会・育児講座ご参加ありがとうございます。

2019-12-24
はなちゃんの話をずっと聞いてきて、お父さんの話は初めてだったので、聞けてよかったです。おぼえていないのに食べた時に思い出す…食の大切さを感じました。我が家は台所にみんなで立つことが多々あります。上の子が料理しだすと次々にやりたがります。味付けを姉から弟へ。こういうのも大切にしたいと思います。
はなちゃんのお父さんからのメッセージは、心に深く沁みるものがありました。人と比べたり、競い合ったりすることに目が向きがちな世の中。家庭という基本的な環境で育まれていくものへ心を寄せていくことの大切さを実感しています。この講座の前にひまわりのクラスで読み聞かせられていた「はなちゃんのみそ汁」の絵本。子どもが見つけるとすぐに「あの本が欲しい」と。家で子どもと読みつつ、この日のことを思い出したいと思います。
大学生の朝ごはんを見て悲しくなりました。自分の子どもが大きくなり一人暮らししても、朝起きて自分で作って食べられるような習慣が出来れば良いな~と思いました。
焦げ焦げ弁当(独立宣言弁当)のお話や、親育て弁当のお話など、印象に残るお話がたくさんありました。弁当作りをすることが、単に料理の技術が向上するだけでなく、自己肯定感や段取り力、自立力、親の意識の変革等等色んな学びや成長がつまっています。いいことだらけですね。
子どもが料理に興味を持ち、お手伝いをやりたがるのは、3才~5・6才がピークです。食事を作ること、食べることは「生きる力」に直結します。
ここには掲載しきれないほどたくさんの感想をいただきました。ありがとうございます。
もちつき大会も、お父さんお母さん方のご協力で大変盛り上がりました。ありがとうございます。
きっと子どもたちは、頑張ったお父さんお母さんの背中にたくさん学んだと思います。
今年で4回目のみそ作りです。毎年我が家でも、おばあちゃん家でも、楽しみにしているおみそなので今年も楽しみです。2年目からは前年に作ったみそを少し残しておいているので、食べ比べています。
みそを作るという体験はなかなか出来ることではないので、子ども達と参加できて、良かったと思います。これからの時代、何かを最初から作るということをしなくなっていくと思うので、機会があれば、家でも作ってみようと思います。
双葉に入園して、一番親が楽しみにしていたイベントでした。このみそができるまでに、子どもにみそ作りを教えて一緒にみそ汁がつくれるようになっていたいです。自分でつくったみそでつくったみそ汁をおいしいと食べてくれるのが楽しみです。このみそを食べる時に、また新しいみそを仕込みたいと思います。
同日、延期になっていた年長・年中親子みそ作り講座も開催しました。食育三昧の贅沢な1日でしたね。お付き合いいただいた保護者の皆様お疲れ様でした。ありがとうございました。

12月7日はもちつき大会・育児講座です。

2019-11-25
いろいろな具材をと考えて、その日は、ゴーヤをみそ汁の具にしました。家族で「いただきます」をして、一口食べると
(「にがい」)
 でも、言葉には出しませんでした。そして父と母を見ました。すると「個性的な味だね」とか「体に良さそう」とか言ってくれて、一言も「まずい」とは、言いませんでした。
 涙が出てきました。
 「なんで」と思いました。私はこれまで、嫌いなものが出ていたら普通に「まずい」と言っていたのに、母と父は、ニコニコして全部食べてくれました。
 今もあの時の父と母のことは忘れていません。
 私は父と母みたいな親になります。
「夏休みの思い出」(小学校6年女子)
 
以前、波佐見南小学校6年生の夏休みに、福田泰三先生(現広田小教諭)が出した宿題「みそ汁作り」で実践した女の子が書いた文章です。
みそ汁作りやお弁当作り、家でのお手伝いなど実際にやってみて学ぶことは、子どもたちの人生にとって、学校では教えてくれない貴重な経験になります。
「はなちゃんのみそ汁」の著者、安武信吾氏が育児講座に来られます。たくさんのご参加お待ちしています。

平成30年度のおたより

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リズム遊び

2019-03-25
斎藤公子先生は、
“子どもは走っているだけでもおもしろい。
 そこに仲間がいて、音楽があって、もっと楽しく遊べるように”
と、リズム遊びをしておられたようです。
 
リズム遊びは、子ども達が獲得した、または獲得しつつある身体能力を楽しく使って遊べる活動であると同時に、大人にとっては、一人ひとりの子どもの身体的発達を確認し、それを個人支援につなげていける、目安にもなっています。
リズム遊びをすることで「運動量の保障」や「体幹」を鍛えたり、「柔軟性」や「バランス感覚」も育てられます。
 
小さい子達であれば、大きい子達の動きを見て真似をする「模倣の力」と「意欲」。
 
大きくなってくれば、ホールいっぱいに広~く走り回れる「空間認識」と「自信」。
 
年長になると、人の後を着いていかず、人にぶつからずに走ったり、スキップしたりできる「主体性」と「自立心」。
 
順番を自分で見て、聞いて判断したり、守ったりする「観察力」「判断力」「規範意識」。
 
音楽に合わせて2拍子、3拍子、4拍子のリズムをとる「数量」への感覚や「表現力」。
 
友達と組になって遊ぶことで「社会性」や「協同性」も養われます。
等等
 
まさに、私たちが目指す子どもの全面発達を促す活動だと思います。
 
昨日は、双葉幼児園のリズム発表会も無事に開催しました。
出席ありがとうございます。

合同保育発表会応援ありがとうございました。

2019-02-27
1才4ヶ月で入園した娘が体も心も大きく大きく成長して、自信を持って堂々と発表会に参加する姿を見て、大変感動いたしました。又、娘だけでなく、たんぽぽ組のお友達、他園のお友達、どの子も素晴らしかったです。
月に1度の交流会を楽しみにしていた娘は朝いつも「早く行かんば!」「間に合う?」と張り切って準備をし、帰宅する車内では「バスの中で寝たよ」「○○ちゃんの隣に座ったよ」と嬉しそうに話してくれていました。回数を重ねてくると、他園の友達の名前も話しに出てくるようになりました。楽しい交流会を重ねて、いざ本番!!
発表会に向けて頑張ること→「こま、なわとび」見事でした。最後まで頑張る姿、諦めない姿ってすごいですね。こどもの成長に感動するばかりでした。ありがとうございました。
 
子どもたちの成長に感動しました。あんなにも堂々といろんな事にチャレンジしている姿を見る事ができ、心から嬉しく思います。
双葉に預けてあんなに引っ込み思案だったのが、少しずつ変わっていくのを肌で感じました。
今回の発表会のため2泊3日でのお泊り保育だったんですが、帰ってきてびっくりするくらい成長しました。きっと自信につながる経験や友達との絆を得たのではないかと思います。本当にありがとうございました。
合同発表会はお疲れ様でした。運動会のとき、側転が全然出来ていなかった娘が、堂々と
背筋を伸ばしてキレイな側転をしているのを見て、凄く感動しました。
歩き出した頃、足がとっても小さくて足の力も弱く“この子はちゃんと歩けるときがくるのかな?”と不安だった日々が懐かしく感じます。今でもクラスの中で一番小さい娘ですが、縄跳び、とび箱、側転などなど、たくさんのことができるようになり、不安だった日々を思い返し、
“子どもの可能性は無限大だな”
と心の底から感じています。先生方にも日々感謝です。ありがとうございます。
子どもたちの発表会を見て、素晴らしい演技に鳥肌が立ちました。前はできなかったとび箱や逆上がりができるようになり、大勢の前で堂々と発表する姿に成長を感じとても感動しました。
合同発表会に参加できて本当に良かったと思います。
年長の保護者の皆様からの感想を、一部掲載させていただきました。他にもたくさんの感想をお寄せいただきました。ありがとうございます。
 
なぜリズム交流に長崎まで行くの?
朝早くから弁当作りは大変。
教材(コマやマリ、絵の具など)は、1人1つ必要なの?
年に3回もお泊りがあるの?
等等…
 
初めて、双葉で年長の保護者を経験された方(される方)は、どうしてそこまで…と初めは思われた方も多かったかもしれません。
 
卒園が近づくこの時期には、朝早く弁当を持たせて行かせた甲斐があったなあ、子どもたち成長したなあ、と実感されていることと思います。
保護者の皆様が、朝早くから子どもたちのためにお弁当を作る背中を、子どもたちはしっかりと見ています。そんな大人の背中に、子どもたちは、学び、励まされ、勇気づけられて、大切にされていることを実感していくのでしょう。
また、お泊り保育を乗り越えるたびに、たくましく、自立心を太らせていく子どもたちのたのもしさ。
教材を1人1人そろえてもらうのも、子どもの発達に適した最良の物を使わせたいという私たちの願いを込めています。そして、時には“自分専用の絵の具を買ってもらった!”という物理的な満足感が、子どもの心の満足感・安心感にもつながります。
双葉での活動は保護者の皆様の、ご理解とご協力に支えられています。みんなで、子どもみんなを育てているんですよね。大変感謝しています。
これから、年長の保護者を経験される皆様、どうぞ楽しみにしてください。

みそ丸おいしかった!

2019-02-07
1月29日と2月5日の年長リズム交流の際、給食の先生達が作ってくれた“みそ丸”を持参して行きました。
みそ丸は、戦国時代の武将が携帯保存食として活用していた「みそ玉」を現代風にかわいくアレンジしたものだそうです。
昔から健康食品として知られる味噌です。最近では医者が考案した「長生きみそ汁」も注目を集めているようですね。
来週には、合同保育発表会を控える年長さんへ、お腹の中から元気になって欲しいと、給食の先生達が作ってくれ、かわいくラッピングまでしてくれたみそ丸は、とっても美味しかったです。
園では小さいクラスの子どもたちも、年長さんの中にまぎれこんで、とび箱をしてみたり、コマを回してみたり、自然と真似したくなるようですね。
年長さんへの憧れや大きくなることへの喜びを、小さい子どもたちなりに胸にいっぱい膨らませていることだと思います。
 
全身を使って活動することを繰り返す中で、体を動かす様々な活動に目標を持って立ち向かったり、困難につまずいても気持ちを切り替えて自分なりに乗り越えようとしたりして根気強くやり抜くことで活動意欲を満足させ、自ら体を動かすようになる。
「保育所保育指針(平成29年3月改訂 厚生労働大臣告示) 幼児期の終わりまでに育って欲しい姿“健康な心と体”(具体的な幼児の姿)より」
まさに今の年長さんたちの姿ですね。小さいクラスの親御さんも年長さんの姿にわが子の成長を重ねて、楽しみにしてください。

親子でつくってあそぼ!ご参加・感想ありがとうございます。

2019-01-31
  • まだ1歳で、どんな風につくるのかなと不安でしたがシールをぺたぺた貼ってくれたり、作ったおもちゃで遊ぶ姿を見て、参加してよかったと思いました。他の親子さん達ともいいコミュニケーションとなりました。また、その後の食事では、保育園の普段の様子も見れましたし、豚汁もおいしかったです。ありがとうございました!
  • ~前略~帰ってから作ったものが壊れかかり、またそれを修理しようと工作を一緒に始めました(テープをガムテープで巻きなおしたり)その後も紙コップなど身近にあるもので自ら作り出し楽しんでいました。仕事から帰宅した父にも喜んで報告していました。豚汁も心からぽっかぽっかになり、とても美味しかったです。アレルギーじゃない子もみんな一緒に食べられるお食事をありがとうございました。日頃子どもの声に耳を傾けているようで聞き流すようにしている事も多かったと振り返りました。物作りを通して同じ時間をじっくりと共有する時間はとても良かったです。
  • 毎年毎年、できる事が増えて成長を感じます。今年は作り方や材料も自分で先生に聞いたり絵を見たりして準備もずいぶんできました。作品も工夫や柄が増え、一緒に作る作業も楽しめました。ご準備ありがとうございました。
  • 今までは、親が手伝う部分が多かったですが、年長ともなると自分でできる事がほとんどで、成長を肌で感じる事ができました。親の箸などエコ活動すごく良い事だと思います!!
ほかにも沢山の感想をお寄せいただきました。ありがとうございます。
びゅんびゅんロケットが大人気だったですね。そのため作るスペースが狭くなり、作り方の紙も見にくかった様でご迷惑をおかけしました。
 
運動会やリズム発表会では、身体発達で言えば粗大運動の成長が見れます。
親子でつくってあそぼ!では、工作や遊び方を通して、手先の巧緻性の成長、物の性質や仕組みを感じ取ったり、考えたり、工夫したりする思考力の芽生えも育っていることが感じれますね。
 
工作物品の提供、箸・汁椀・製作道具の持参のご協力ありがとうございます。

合同発表会に向けてがんばります!

2019-01-24
年長さん、いよいよ来月2月17日(日)に長崎で合同保育発表会があります。
発表会に向けて、子どもたちが目標を立てました。
 
「竹おどりをがんばります!」「なわとびとコマが上手になりたい!」
目標を立てるのは、子どもたち一人ひとりが発表会の時にどんな姿になっていたいか、そこに向かって心と体を十分に働かせ、見通しと自覚を持って行動できる、年長さんならではのことだと思います。
当日が楽しみですね。
 
1月29日、2月5日のリズム交流の際には、給食の先生達がみそ丸でお腹の中から応援してくれるということで、こちらも楽しみです。
 
インフルエンザ警報が長崎県に出されています。予防と拡大の防止に努めましょう。

平成29年度のおたより

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うっすらと雪が積もりました。

2018-02-08
先週末から寒波の影響で雪が降ったり、止んだりしています。
 
園庭にもうっすらと雪が積もりました。
 
子どもたちはすかさずダンボールを持ってきて山滑りや雪合戦。
 
9時半にはほとんどとけて、地面が見えていました。
 
ほんのひとときの冬のお楽しみでした。

親子で作ってあそぼ!開催しました。

2018-01-27
毎年恒例となった、「親子で作ってあそぼ!」
今年も1月27日(土)に開催しました。
 
ご家庭より、材料となるペットボトルや空き箱、牛乳パックなど事前に持ち寄っていただきました。
たくさん集まりました。ご協力ありがとうございました。
 
作る内容は
びっくり箱
パラシュート
ふわみんとん
手作り車
ペットボトルマラカス
コップでピョン
紙コップロケット
 
すぐに遊べる楽しいおもちゃを親子で作り、シールをはったり、絵を描いたり思い思いに飾りつけ。
さっそく外で遊ぶ子どもたちの姿も。
 
いっぱい作ったあとは、給食室特製の豚汁!
家から持参したおにぎりと一緒に食べました。
氷点下2度ととても寒い朝でしたが、お天気もよく、おいしい豚汁で体の中から温まりました。
 
保護者の皆様、ご参加ありがとうございました。

竹下和男先生より、素敵なメッセージをいただきました。

2018-01-09
平成29年12月2日に育児講座をしていただいた、竹下和男先生が、「弁当の日」の実践者のメーリングに以下のような文章を送られたとの事です。
福田泰三先生より教えていただきました。
素敵なメッセージでしたので、そのまま掲載させていただきます。
 
12月2日は長崎県佐世保市の社会福祉法人 双葉幼児園に講演に行きました。
園の運動場の子どもたちに感動しました。
本格的な築山、木登りできる各種の樹木
ウンテイやブランコの他にも
体幹が育つ遊具がいっぱいでした。
大きな土管や巨岩があり、
「危険がいっぱい」の中に子どもの笑顔が輝いていました。
理事長先生からはさくら・さくらんぼの斎藤公子さんの名前が出て
いきなり意気投合しました。
70人の保護者が「幼稚園バージョン」のスライドショーと講演に
聞き入ってくださり、持参した本も完売しました。
当日、親子でもちつき大会があり、
私もおいしくいただきました。
日本の人材が育つ園です。
私の教員退職後の選択肢のひとつ「無認可幼稚園」建設の具体でした。
「日本の未来は明るい」と思いつつ鹿児島に向かった次第です。
 
私たちの実践にこのような言葉をいただけたことは、非常にありがたく、励みになりました。
斎藤公子の保育に学びながらの実践を今後も自信を持って継続していきたいと思います。

竹下和男先生育児講座開催!

2017-12-02
12月2日(土)もちつき大会同日、
竹下和男先生の育児講座を開催しました。
 
「子どもは置かれた環境に適応する」
子どもの良きお手本となるよう、大人の立ち居振る舞い、子育ての姿勢をしっかり子どもに見せないといけないですね。
子育て楽しみましょう!
 
保護者からの感想の一部を抜粋して掲載します。
  • 「私は母親の背中を見て育ったので、母親にしてもらったような子育てをしたいと思って今育児をしています。恵まれた環境、良き母に育てられたことを感謝しながら、これからの育児もしていきたいと思います。」
  • 「今回を機に、台所に立つ機会を増やし、親と子の関わりを大事にしたいと思います。上の娘は私を真似ます。下の娘はお姉ちゃんを真似します。伝えられる事、教えてあげれる事、これからの子育てで大事にしていこうと思います」
  • 「“今まで以上に子育て楽しもう”と思いました。子どもたちが大好きです。さあ、今日の晩御飯一緒に何作ろうかな。」
 
育児講座終了後は、みんなでつきたてのおもちでお雑煮を食べました。

もちつき大会開催!

2017-12-02
12月2日(土)もちつき大会を開催しました。
霜が降りるほど冷え込む朝でしたが、いいお天気で、もちつき大会が盛り上がる頃には、ぽかぽか陽気でした。
 
たくさんの保護者の皆様のご協力で、いっぱいおもちもつけました。
 
伝統行事に触れる機会と、親も一緒に参加して楽しみ、親が頑張っている姿に、子どもたちも目を輝かせていたと思います。
社会福祉法人双葉幼児園
〒859-3223
長崎県佐世保市広田3丁目31番11号
TEL.0956-38-3811
FAX.0956-39-5811
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