本文へ移動

おたより

園での生活の様子や行事の様子などをおたよりします。

令和5年度のおたより

RSS(別ウィンドウで開きます) 

双葉こども園のねがい

2023-04-25
斎藤公子著 「子育て・錦を織るしごと」より
 
自分の足であるかせてほしい。
たとえ、何度ころんでも、どんなにおそくても。
自分の手でやらせてほしい。
たとえ、どんなにきずをつけても、どんなに下手であっても。
自分の頭で考えさせてほしい。
たとえ、どんなに間違っていても。
その間違いが、必ずその後の育ちに役立ってくれるのだから。


双葉こども園は、斎藤公子先生(埼玉さくら・さくらんぼ保育園創設者)の保育に学び、実践を続けています。
 
赤ちゃんが、首が座って、寝返りをし、ハイハイをして、ようやく立って、歩いて、走って…というように、発達には道筋があります。
その道筋を飛ばさないように、丁寧に丁寧に、獲得した身体能力、獲得しつつある身体機能を存分に使わせるよう、私たちは保育しています。
寝返りができるようになれば、たくさん寝返りさせ、ハイハイできるようになれば、存分にハイハイさせて、歩けるようになれば、いっぱい歩けるように、着替えができるようになれば、時間がかかっても自分で着替えられるように、働きかけていきます。
 
それは、身体機能の発達にとどまらず、意欲、好奇心(感性)、達成感を満たし「次もやってみよう」「自分で!」という自信、自立心につながっていきます。
時間をかけて、ゆっくりじっくり、子どもたちの旬に合わせた保育をこれからも目指していきます。
 
進級、または新入園して間もなく1か月ですね。子どもさんの様子はいかがですか?何かお気づきの点や、疑問などいつでもお気軽にお尋ねください。
子どもの最善の利益を目指して
こども基本法が令和5年4月1日に施行されました。

こども基本法
第一条 この法律は、日本国憲法及び児童の権利に関する条約の精神にのっとり、次代の社会を担う全てのこどもが、生涯にわたる人格形成の基礎を築き、自立した個人としてひとしく健やかに成長することができ、心身の状況、置かれている環境等にかかわらず、その権利の擁護が図られ、将来にわたって幸福な生活を送ることができる社会の実現を目指して、社会全体としてこども施策に取り組むことができるよう、こども施策に関し、基本理念を定め、国の責務等を明らかにし、及びこども施策の基本となる事項を定めるとともに、こども政策推進会議を設置すること等により、こども施策を総合的に推進することを目的とする。

「児童の権利に関する条約」(196の国・地域が締約)の一般原則の中に、「子どもの最善の利益(子どもにとって最もよいこと)」があります。子どもに関することが行われる時は、「その子どもにとって最もよいこと」を第一に考えます。
私たちは、保育(遊びや生活)の中で子どもたちが成長を促すにはどうすれば最もよいのかを考えています。
 
双葉では子どもがなんの気兼ねもなく、存分に遊べる環境を整えたい、と願って保育しています。
 
子どもの機嫌や体調に直結する生活リズムを整えること・メディアリテラシー(メディアとの付き合い方も含め)・食事(特に朝食)の大切さ。自律神経や皮膚感覚を鍛える薄着・はだし・草履、水砂泥遊び。気兼ねなく遊ぶためのたくさんの着替え・爪切り・髪の毛は自分で整えられない間はできるだけ短くしてほしい。等等
双葉の職員は全員子育てのパートナーです。相談、悩み、疑問に思っている事など、一緒に考えます。
特に初めて園に子どもさんを預けられるところ、双葉で初めて保育を受けるところのみなさんは、不明なことなどあるかもしれません。些細な事でもお尋ねください。
 
よろしくお願いいたします。

令和4年度のおたより

RSS(別ウィンドウで開きます) 

畑で育む生きる力

2023-03-06
ココナッツミルク&ゴマ味噌鍋を、さっそく作りました。皮も柔らかく美味しかったです!
「Tちゃんが洗ったよ〜!ほらぁ!見て〜〜」と、帰宅後すぐに見せてくれて、すぐ食べたいと言って、さっそく作りました。
 
保育園でそのまま食べたカブはちょっと辛かったけど、シチューに入れたら甘いね!っと言っていました。自分で作ったけんめっちゃ美味しすぎるー!とおかわりして食べていました。ありがとうございます。
 
何作ろうかな〜と思ってましたが、収穫してきた本人が全て切り刻んでくれて(笑)全て味噌汁になりました(笑)そして、葉の方は、ふりかけになりました。包丁使いも慣れてきてずっと見守らなくても上手に切ってくれました(=見守ってなかったので全て切り刻んでしまった笑)家族に『おいしいー!』と言ってもらえて、嬉しそうにはにかんでました。また、料理熱が再燃焼したRです、明日からもお手伝いやるとのことです。がんばってもらいます。
 
かぶとベーコンの和風スープとかぶの葉とツナのサラダを一緒に作りま
した。自分たちで育てて収穫したかぶは、やわらかくてとっても美味し
かったようです。収穫した時のことも楽しそうに話してくれました。良
い経験をさせて頂きありがとうございました!
 
カブとささみの煮物とカブの葉のふりかけを作りました。
とても美味しくみんなで喜んで食べました。
 
カブとカブの葉の野菜スープ初めて作りました。 自分で獲って自分で調理したので、自分でたくさん説明しながら全部食べてくれました。
 
家では、野菜はほぼ食べないSですが、自分で育てて、自分で切ったりして作ったものは、美味しい美味しいと言って食べてくれました♪こういう機会があり感謝です
ご家庭と園の生ごみを使って菌ちゃんいっぱいの畑土作りをし、畝を作り、種をまき、収穫して食べる…
たんぽぽ組さんが自分たちで育てたカブを収穫し持ち帰りました。たくさんの感想をいただきましたので、その一部を紹介します。
食べることは生きることに直結します。
食の営みに少しでも多くの興味関心を育み、自分で健康に生きられる力を身に付けてほしいと願います。

子どものクセが気になる?

2023-01-27
爪を噛む、指をしゃぶる、髪の毛をねじる、体を揺らす、気に入りのタオルをはなさない…など乳幼児期には、よく見られるクセがありますね。親として非常に気なると思います。どのようにしたらいいのでしょう?

なぜそうするのか?
子どものクセは、気分を落ち着けるためや大人の注意を引きたいという気持ちのあらわれです。普段は機嫌がよく、眠い時や、気持ちが動揺したとき、具合が悪いときなどにたまにこうしたクセが出るだけなら、心配はいりません。ただし、他のことをさしおいてもそのクセばかりに集中するような場合は、問題です。
どうしたらいいのか?
こうしたクセは、ごく普通にみられるものです。親が恥ずかしがったり、気にしすぎたりしないようにしましょう。
子どもを十分ほめてやり、愛情をたっぷり注ぎ、かまってあげましょう。
●指しゃぶりや爪を噛むクセをなおすために、次のようなことをするのは禁物です。
  ○手をしばる
  ○手袋をさせる
  ○指に苦い味のするものをぬる
●子どもの前で他の人にクセの話をしないようにしましょう。
ジャニス・ウッド・キャタノ著 「完璧な親なんていない!」より

大人が気にすると、余計に子どもも気にしてしまい、クセを強化してしまうこともあります。特に無理に矯正したり、強制的にやめさせたりは、逆効果になる場合が多いです。別のクセが出る、余計にひどくなる、精神的に不安定になることにも繋がりかねません。
 
まずは、大人が気にしない。そのうち無くなる、くらいの余裕を持った気持ちで考えていきましょう。そのクセをひっくるめて全部まるごと我が子を受け入れましょう。
 
ただし、病的なまでにそのクセにこだわる場合は、医療機関等に相談しましょう。

ヒトが人間になる

2022-12-23

前略~小さいときの一人遊びから、まもなく、仲間がいないとさびしくて遊べなくなる時期がある。仲間との遊びのなかで、ことばも急速に発達し、考える力もつき、ともにたのしく遊ぶことのよろこびをとおして、ヒトの子が社会生活を営む人間へと変わっていく。

これは大人になるまでにどうしても経なければならない過程である。成長の過程でなにひとつ抜かせるものはない。はうから歩くことをおぼえ、ころぶからしっかり歩くことをおぼえ、歩くことをおぼえてから手で道具を使うことを覚えるのである。

~中略~

こうした長い遊びの積み重ねの上に、人間はすばらしい文化をつくってきた。わらべうたによる手つなぎやかけあい、じゃんけんをつかっての遊びは、ひねもす飽きないものであって、一昔前までは、夕方星が出てもなお、子どもたちの歌う声がどこからか聞こえてきたものであった。

子どもが足や手、頭、そして、からだ全体を使って戸外で仲間と遊ぶ楽しさを失ってから何年になるだろう。そのころから、子どものからだのおかしさが見えるようになり、無気力、太りすぎ、拒食、登校拒否、自殺、学力低下、非行、家庭内暴力、校内暴力などの問題がクローズアップされてきた。

~中略~

 6年生まで鼻汁をそででふきふき遊んでいた子にとって受験地獄の重圧など、どうということもない。そのころになって、最初、案じていた母親たちも幼年期の遊びの重要さにやっと気づいてくれる。社会に出て職場で働くようになってからも、その創意工夫、粘り強さ、仲間思い、積極性、権力を恐れずものをいう勇気、緻密な思考力、高い技術力、あくなき探求心は、だれもが評価せずにはおかない。これはすべて“あそび”によって培われたものである。
斎藤公子著 「ヒトが人間になる」より

乳幼児期における“遊び”は、いわゆる大人が思うような“ただの遊び”ではありません。上記のとおり、人間として生きていく上で非常に大切なことを学びます。特に仲間を通して、自分とは違う他者を知り、葛藤を乗り越え、4~5才くらいになるになると他者の立場に立って想いを至らせることができるようになります。
先日、佐世保市内の公立中学校でいじめの重大事態が発生しました。その子どもたちの乳幼児期に想いをはせると、胸が締めつけられます。
♪手が考える昨日  足が語る今日  指がつかむ明日
 鳥が鳥になるように  こうしてヒトが人になる
 たくましい人間  すばらしい人間♪
映画「アリサ~ヒトから人間への記録」の主題歌です。
ヒトは人のなかで育てられて人間になっていきます。人間は決して“一足飛び”には成長しません。「早く早く」「先へ先へ」ではなく、かけがえのない「今」を大事に子育てしましょう。

親子みそ作り講座開催しました。

2022-11-21
今年で7回目の親子みそ作り講座を11月5日(土)に開催しました。
参加された保護者の皆様の感想です。

初めてのみそ作りを体験しながら成長を感じ、また成長している姿をみることができました。
“早く食べたい”とはやる気持ちをおさえ、数か月待ちたいと思います。
本日はありがとうございました。

卒園した長男の時に作ったみそがおいしくて、また参加させてもらいました。娘二人が作ったみそがおいしく出来ているのか、4~6か月後がとても楽しみです。

他にもたくさんの感想をいただきました。ご参加ありがとうございます。
熱をかけたりして早く発酵させることもできます。だけどそうやってつくった味噌は、ビニールハウスの作物と同じ。自然のおいしさにはかなわないです。
熟成っていうのは、微生物が生き続けた証です。長い時間をかけて発酵した味噌には、様々な試練を乗り越えたものの強さがある。だからこそ、おいしいんだよなあ。
 最近は“簡単に痩せる”とか“簡単に儲かる”などという甘い言葉に群がって、すぐに結果を求める人が増えてますよね?時間のロスやリスクを少なくする事ばかりが美徳とされる世の中ですけど…簡単に完成品が手に入る現代だからこそ、“待つことの大切さ”を味噌作りを通じて伝えていきたいんです。
玄米先生のお弁当箱より

何度もお伝えしている文章ですが、みそ作りだけでなく、子育てにおいても同様のことが言えます。じっくり待つことを大事にしたいですね。
人間が健康であるために、常在細菌がとても重要な役割を担っています。私たちの体が外界と接している境界面にはすべて常在細菌が共生していて、さまざまな病原性をもつ菌やウィルスが体内に入らないように守ってくれています。とりわけ腸内細菌は、脳やメンタルへの影響、他の臓器ともコミュニケーションをとっていて、あらゆる機能に腸内細菌の働きが不可欠であることがわかってきました。

双葉で大事にしている事「教育にはタイミングがあります」5

2022-10-24
  • 言葉・文字について5
「文字を身につけるのは、文字を教えるプロ(小学校教諭)がいる小学校入学後が最適なタイミングなのです。」とお伝えしました。
 
以前、木村泰子先生(大阪市立大空小学校初代校長 ドキュメンタリー映画「みんなの学校」は大空小学校の実践)とお話をする機会があり、幼児期の文字教育について、

できるだけ、まっさらな状態で入学してほしい。理由の一つは、子どもの興味関心意欲の問題。先んじて文字を教わった子どもは「もう知ってる」と言って意欲が低くなってしまう。理由のもう一つは、学校指導要領外で文字を学んだ子どもは、教え直し(鉛筆の持ち方から、姿勢、書き順、書き方…」をしないといけないので、余計に大変。

ということでした。
また、石田恒久先生(東京都日野市日野第一小学校校長)の講演会では、

こども園時代(保育園時代)は、のびのび、自由に、ダイナミックに遊んでほしい。ダイナミックに遊べる子どもは、発想や表現も豊か。自分を表現できる子どもに育ててほしい。

旨のお話がありました。小学校1年生にはスタートカリキュラムがあります。スタートカリキュラムとは園・小学校の段差をできるだけフラットにすることです。
石田先生の学校では、保育園のお集りを参考に、うた・絵本・手遊びを導入~遊ぶ、という入学したての1年生の子どもたちが慣れているであろう時間を設けたり、体験や経験を通して、ひらがな、数字を学ぶ。校内探検も誰かに引率されるのではなく、子どものグループで探検し、インタビューしたり、質問したりして、得た情報をみんなで発表し合い共有する。という取り組みをされています。
すべての小学校で取り組んでほしいと、切に願います。

令和3年度のおたより

RSS(別ウィンドウで開きます) 

子どもはなぜうそをついたか

2021-08-18
~前略~子どもの“うそ”は認識の未発達から、想像で言ったり、子どもの希望が事実かなったように言ったり、未来が現実になったりして言ったりする場合が多く、それを“うそつき”としかられたらいったいどんな気持ちがするでしょう。ですから私は子どもを“うそつき”とは言ってしかりません。さて、こうした子どもの“うそ”とは別にもう一つの“うそ”があります。それは子どもが自分の身を守るためにつく“うそ”です。「誰がしたの?」と言う大人の声のひびきから“しかられる”という恐怖をピンと感じる。この時“僕がしたよ”と言える子は、今まで一度も暴力的なしかり方をされたことのない子でしょう。つまり大人に絶対的な信頼と尊敬を感じている素直な子です。少しでも自分に怒りと非難の眼をむけているな、と感じた時、また、とうてい自分を理解してくれそうもないと直感したとき、子どもは素直になれないものなのです。~中略~
子どもがもし大人に“うそ”をついたら、大人が自分を反省しなければならないわけです。~中略~
私たちは子どもにうそをつかれない大人にどうしたらなれるのかを真剣に考えていく方が、教育のためにはずっと大切な事のように思います。

斎藤公子保育実践全集② 『子どもがみんな笑える日まで』より

私自身子どもと接する時、とても気をつけていることがあります。それは、子どもに向かって「うそ」という言葉を使わないことです。どうしても言葉が出かかった時は「ほんとに?」と話すようにしています。
子どもは、自分を信じてくれる人を信じるようになるし、自分を好きでいてくれる人がやっぱり好きです。子ども時代は、そういう大人ができるだけ沢山いる環境で育てたいですね。

ひと口30回以上かむ

2021-07-26
これほど簡単そうで難しいものは少ないでしょう。やるなら連続して3週間以上続けてください。そうすれば、小脳が指令する嚥下のタイミングが変化してきます。つまり、その後は頭でよく噛もうと考えなくても自然によく噛まないと呑み込めなくなるのです。それまでは連続して3週間、徹底して頭で考えて30回以上かんでください。
~中略~また、食事の最中はお茶も牛乳も水も飲まないで唾液を出して食べることがとても重要です。飲み物は最初からテーブルに置かない。口に中に食べ物がある間は、味噌汁も牛乳も口の中に入れずにかみ続けることで、だんだん唾液が出やすくなってきます。

NPO法人 大地といのちの会 「菌ちゃん野菜作り&元気人間作り」より
唾液にはすごい力があります。消化作用、希釈、洗浄、緩衝作用、むし歯予防、殺菌、抗菌、抗カビ作用、ガン、老化防止…たくさん唾液が出るような食事の工夫を心がけましょう。

双葉で大事にしている事②

2021-07-12
2才過ぎての紙パンツ(紙オムツ)は考えましょう。
紙パンツの普及で20~30年前には見られない子どもの現象があります。
 
それは外出のときだけといわれるかもしれませんが、3才、4才くらいの子どもにも紙パンツを使わせている事です。20~30年前は紙パンツがそれほど一般化していなかったためでしょう。この年令ではほとんどの子が普通のパンツでした。親は外出時には着替えと拭くものを準備して連れて行くのが、当たり前でした。
 
「オシッコをしたい」の感覚はパンツが“濡れたら気持ちがわるい、取り替えて気持ちがいい”を繰り返しながら育っていきます。
“○回まではもれません”などと宣伝されている紙パンツをいつまでも使っていては排泄の自立は遅れてしまうでしょう。
 
紙オムツ、紙パンツは大人の側に立って作られた製品です。何を大切にしたいですか?そういうものをいつまでも使わされる“子ども心”を、1度考えてみませんか。

のどが渇いたら水かお茶

2021-06-25
~前略~糖分を含んだものを飲む習慣は、糖尿病だけでなく、低血糖症、パニック障害、その他様々な心と体のトラブルを引き起こす原因になります。甘いものを摂ると、その代謝にビタミンミネラルが消費されます。つまり甘いものはマイナスの栄養分ですから、飲むとかえって体がだるくなったりするわけです。さらに血液がドロドロになり、疲れやすくなり、マクロファージなどの白血球が病原菌を食べる力も弱まり、様々な病気の治りが遅くなります。さらに材料となるトウモロコシの遺伝子組み換えの問題もあります。
毎日といっていいほど飲んでいたジュースを急にやめると、経験上7日目前後から、飲みたくてたまらなくなることが多いです。2週間飲まなければ、その後は、むしろ水やお茶のほうが体の具合がよく、飲まないほうが当たり前に心が変わってきたと話す小中学生が多いですから励ましてください。~後略~

NPO法人 大地といのちの会 「菌ちゃん野菜作り&元気人間作り」より
糖質は人間にとって重要な栄養素ですが、お米やパンなどの炭水化物をしっかり食べれば、十分摂取できます。免疫力を維持向上させるためにも、ジュースはできるだけ控えましょう。

双葉で大事にしている事

2021-06-11
赤ちゃんからパンツに
双葉では、寝返りし始めた赤ちゃんの頃から綿のパンツで過ごすようにしています。
 
寝返りして、はいはいする頃のオムツは子どもの動きを妨げます。
 
最近の紙オムツはその品質が良くなり、何回分かのおしっこを外に漏らしません。
一晩中使った紙オムツを計ったら650gもありました。体重8㎏ほどの赤ちゃんがこんなに重いものを身に着けているのです。動きにくいし、密閉された紙オムツの中のお尻は手を入れてみると熱くて湿っています。
また、大人の心境として経済合理性にとらわれると、「おしっこ10回分吸収するのに、1回分で交換してはもったいない」などと思ってしまいます。紙オムツメーカーは、子どもの発達や心まで考えていません。完全な大人目線です。
パンツにしていると少しのおもらしでもすぐに分かります。いつも軽く、動きやすく、気持ちの良いお尻でいられる子どもは楽しく動き回れます。
 
濡れたパンツを着替える回数分、大人が手をかけ、声を掛け、ふれあい、かかわりを持ちます。赤ちゃん自身も快と不快を学び、不快を快にしてくれる大人(親、保育者)と愛着関係を深めていきます。
「今の時期がおむつを外すいい時期です」
暖かく(暑く?)なり、お布団や洗濯物が良く乾く時期になりました。
紙オムツを使われているところは、今の時期が紙オムツをやめる丁度いい季節
です。
あとは、親御さんのちょっとした勇気と、覚悟でオムツを外しましょう。
おねしょしたっていいんです。
膀胱の発達、尿意を感じ、大人に伝える事、自尊心…オムツを外すことは、子
どもの健全な発達につながります。
寝る前には、水分をしっかりと摂らせ、夜中には排尿に起こさず、おねしょし
ても子どもが起きてこなければ、そのまま寝かせておいてあげてください。
そして決め手は、おねしょしても決して「叱らない。」
大人の気持ちの余裕が、子どもの発達にもいい影響を与えます。

令和2年度のおたより

RSS(別ウィンドウで開きます) 

栄養たっぷりご飯

2021-03-26

ご飯はパンや麺に比べて、血糖値が安定しやすい。ご飯は地元で生産できるので、ご飯を食べることが、子どもたちの将来の食料を保障することになります。ただ、白ご飯は、そのエネルギーを代謝するために、ビタミンミネラル等が必要になります。つまり白ご飯はビタミンミネラルがゼロではなく結果としてマイナスになります。その分おかずの栄養を頼りにするしかないのですが、そのおかずが外食や半調理済み食品では、調理の過程で栄養が流出してしまっていますから、深刻な栄養不足になります(新型栄養失調)~中略~分づきや麦入り、豆や雑穀入りなどの工夫が必要です。特に豆類はご飯で不足する必須アミノ酸を豊富に含みます。~後略~


NPO法人 大地といのちの会発行 「菌ちゃん野菜づくり&元気人間作り」より

間もなく卒園、進級を迎える子どもたち。元気に、たくましく明日を拓いていく子どもたちに大人の私たちが出来ることの1つ、栄養満点のご飯を食べさせること。玄米・分づき米・麦・雑穀・豆類を食卓に加えてみませんか。(白米に混ぜるだけで栄養価がグンと上がります)

母なる海とつながろう!

2021-02-25

前略~小魚を丸ごといただくと、カルシウムやマグネシウムだけでなく、多種類の神経伝達物資生成に必要な微量ミネラルがいただけます。現代人は小魚を頭ごと食べる習慣が急速になくなり、またダシにも使われなくなり、市販のダシには全く入っていません。全くと言っていいほど摂取していない子どもも多いのが現状です。~中略~煮干昆布主体の保存料理(佃煮など)を作っておく。焼きアゴは特にミネラル豊富。アゴ、いりこ、昆布それぞれミキサーで粉末にして混ぜ、ダシに使ったり何にでもふりかける。~中略~生鮮野菜をみそ汁に入れて食べるだけでカリウム欠乏は大幅に改善します。


NPO法人 大地といのちの会発行 「菌ちゃん野菜づくり&元気人間作り」より

丸ごといただくことで、その食物の生命力を全て余すことなく、栄養にすることができます。よく噛み、捨てるところを減らすこと、体にも環境にもいいことがたくさんですね。

旬の野菜を食べよう!

2021-01-25

旬の野菜ほど、ビタミンミネラルやファイトケミカルなどの機能性栄養成分がたくさん含まれています。夏の野菜は体を冷やす効果が高く、強烈な紫外線に打ち勝つ力も強い。冬の野菜は体を温める効果が高い。~中略~特に皮にはミネラルやビタミン、抗酸化成分が多いので、きれいな皮はむかないで料理してください。~中略~加熱調理すると、細胞壁が壊れ、野菜の栄養成分が溶け出して吸収率が飛躍的に高まります。~中略~その意味でも野菜たっぷり味噌汁は汁を全部いただくので特に重要。朝か夕毎日食べてほしい。~後略


NPO法人 大地といのちの会発行 「菌ちゃん野菜づくり&元気人間作り」より

生き物として人間にも旬があります。0歳児には0歳児の、5歳児には5歳児の旬があります。子ども時代の旬とは、子ども時代を子どもらしく生きることです。かけがえのない今を、子どもらしく過ごさせることが、就学後の学ぶ意欲や、知恵を育む土台になります。それは、いわゆるお勉強では身につきません。仲間と遊びと生活を通して身につきます。

朝はご飯と野菜たっぷりみそ汁!

2020-12-26

後から体を冷やす食べ物と温める食べ物があります。

パンをご飯に変えると体温が上がる例が大変多いです。

安いパンは食パンさえも糖分が多く、お菓子の仲間です。

~中略~

みそ汁の中に野菜を入れると、煮汁に出た栄養も捨てずにいただけます。


NPO法人大地といのちの会発行 「菌ちゃん野菜作り&元気人間作り」より

新型コロナウイルス感染症が全国で拡大しています。長崎県も例外ではなくなっています。ウィルスに負けない体づくりのためには、低体温(36℃以下)を防ぐことが重要です。体温が1℃下がると免疫力も大きく下がることがわかっています。

毎日3回の食事は、健康の源。朝はご飯と野菜たっぷりみそ汁で体温を上げ、風邪や病気にかかりにくい体づくりに挑戦しましょう。

「子どもの言葉づかいが気になる?」ことについて

2020-11-27
2歳頃から2語文、3語文を使えるようになり、3歳児、4歳児になると、爆発的に語彙数が増え、「ねえねえ、聞いて聞いて、あのね…」おしゃべりも広がります。
双葉が学び・実践している故斎藤公子先生(さくら・さくらんぼ保育園創設者)は、2歳~5歳を“ことばと自我”そして仲間の時代と捉えています。
~前略~私は、2歳前後の子どもが登園してきたとき「おはよう!」と声をかけますが、すると、「バカ!チンドンヤ!」がかえってきます。私は「あ!この子どもたちも人間に育ちつつ、あるな」とうれしくなるのです(笑い)「サイトウ!」とよばれても私は「オー!」なんて返事をして、とてもたのしくなります。~中略~
ただ、大人は正しい発音でやさしいことばをつかった方が良いと思いますよ。~中略~
「アラ!いい子!」「すてきね!」「すばらしいなあ!」「ワ!いいのができたね!」「すごいね!」「がんばったね!」「たいしたもんだね!」などが私の口ぐせです。~中略~
大きくなれば、ちゃんとことばづかいを心得るものですよ。二十歳にもなって上司に朝、あいさつするとき「バカ!チンドンヤ!」などという人は一人もいないでしょう(笑い)
乳児の後半から幼児期には、人間としての自立がはじまり、大人に対しては対等にものをいおうとし、「いや」というのがあたりまえになって、一応反対をして、自分には自分の考えがあり、自分で考えて行動してゆくんだということを大人に示してゆくことがとてもつよくあらわれる時期とみています。そしてそれが強い子ほど、大人になってしっかり自立するとみています。だから大人に対しての反抗も気になりませんし、かえって心ではたのもしい、と思っていますし、命令にしたがわないとおこる教師は教師として落第だと思っているのです。
上記いずれも、斎藤公子著「子育て=錦を織るしごと」P155 子どもたちのコトバが乱暴にみえるが…より
新しい言葉や、単語を獲得した子どもたちは、それを使いたくて仕方ありません。一つひとつを正していけば、子どもの自立心を折ることにもつながるようです。時には気になる言葉を使うこともあるかもしれませんが、発達過程の一段階と捉えて、イライラすることもあるかもしれませんが、長い目で見てのんびり付き合ってあげましょう。
ただ、子どもが言葉を学ぶのは、身近な大人、兄弟たちです。大人の私たちは、子どもに伝えたい素敵な言葉を選び取っていきたいですね。(メディアの影響も大きいです。気を付けてましょう!)

令和元年度のおたより

RSS(別ウィンドウで開きます) 

お泊り保育

2019-06-06
6月6日(木)~7日(金)にかけて、
年長さんが、初めてのお泊り保育を経験します。
自分たちが育てた玉ねぎ、ジャガイモを使って、夕食のカレークッキング。
中には初めて包丁を使う子どももいましたが、食事作りに関わる事の面白さを十分に味わい。
夕食のカレーはた~くさん食べていました。
スイカ割りに、花火と、お楽しみ満載の1日でした。
おやすみなさい。

育児講座、ランチタイム参加ありがとうございます

2019-05-27
子供たち
ペーシェンス・ストロング
子供のつぶらな眼に涙を湧かす前に、考えてみなさい。
 
晴れ渡った空を曇らせるようなことばを口にする前に、ちょっと立ちどまって考えてみなさい。
 
子供たちはこの悩み多い人の世に、自分から好んで生れてきたのではありません。
 
――だから悲しみや悩みや争いから、できるだけ彼らを守ってやりなさい。
子供たちにはもてなしや金目のおもちゃよりも、愛情が必要です――愛と理解が、幸福な家庭とまじり気のない喜びが……。
 
にっこり笑いかける顔、思いやりのある声、平和とハーモニーが――幼い人びとに、生きていくよろこびと自信をあたえます。
 
お金では買えないもの――をよくわかって大事にすることを教えなさい――ひろびろとした世界、大地や海や空の美しさを。
 
未来というものを心に浮かべてみると、子供たちのために私たちは身がしまります。
 
5/18(土)の育児講座で末宗辰彦氏が紹介できなかった詩です。
何度も何度も読み返すと、心にジワーっと染み渡っていくようです。
 
「子どもは環境に育てられる。何を選び、何を与えてきたか、で決まる」
五感を通した体験の豊かさが、子どもの想像力(あーしたい、こーしたい)→創造力(行為、行動、遊びが発展)→主体性を育んでいく。
映像メディアや早期文字算数教育では育てられない主体性を、乳幼児期の生の経験が育んでいきます。それは、末宗氏の言葉をかりるなら「絶対に変わってはいけないもの」
 
絵本選びのコツは、メディア系ではなく、論理性のある絵本を選ぶこと。
絵本の言葉が子ども自身の言葉になり、栄養となっていきます。
 
ランチタイムの給食も素材の味が活かされて美味しかった!と感想を頂きました。
たくさんのご参加ありがとうございました。
 
 

平成30年度のおたより

RSS(別ウィンドウで開きます) 

リズム遊び

2019-03-25
斎藤公子先生は、
“子どもは走っているだけでもおもしろい。
 そこに仲間がいて、音楽があって、もっと楽しく遊べるように”
と、リズム遊びをしておられたようです。
 
リズム遊びは、子ども達が獲得した、または獲得しつつある身体能力を楽しく使って遊べる活動であると同時に、大人にとっては、一人ひとりの子どもの身体的発達を確認し、それを個人支援につなげていける、目安にもなっています。
リズム遊びをすることで「運動量の保障」や「体幹」を鍛えたり、「柔軟性」や「バランス感覚」も育てられます。
 
小さい子達であれば、大きい子達の動きを見て真似をする「模倣の力」と「意欲」。
 
大きくなってくれば、ホールいっぱいに広~く走り回れる「空間認識」と「自信」。
 
年長になると、人の後を着いていかず、人にぶつからずに走ったり、スキップしたりできる「主体性」と「自立心」。
 
順番を自分で見て、聞いて判断したり、守ったりする「観察力」「判断力」「規範意識」。
 
音楽に合わせて2拍子、3拍子、4拍子のリズムをとる「数量」への感覚や「表現力」。
 
友達と組になって遊ぶことで「社会性」や「協同性」も養われます。
等等
 
まさに、私たちが目指す子どもの全面発達を促す活動だと思います。
 
昨日は、双葉幼児園のリズム発表会も無事に開催しました。
出席ありがとうございます。

合同保育発表会応援ありがとうございました。

2019-02-27
1才4ヶ月で入園した娘が体も心も大きく大きく成長して、自信を持って堂々と発表会に参加する姿を見て、大変感動いたしました。又、娘だけでなく、たんぽぽ組のお友達、他園のお友達、どの子も素晴らしかったです。
月に1度の交流会を楽しみにしていた娘は朝いつも「早く行かんば!」「間に合う?」と張り切って準備をし、帰宅する車内では「バスの中で寝たよ」「○○ちゃんの隣に座ったよ」と嬉しそうに話してくれていました。回数を重ねてくると、他園の友達の名前も話しに出てくるようになりました。楽しい交流会を重ねて、いざ本番!!
発表会に向けて頑張ること→「こま、なわとび」見事でした。最後まで頑張る姿、諦めない姿ってすごいですね。こどもの成長に感動するばかりでした。ありがとうございました。
 
子どもたちの成長に感動しました。あんなにも堂々といろんな事にチャレンジしている姿を見る事ができ、心から嬉しく思います。
双葉に預けてあんなに引っ込み思案だったのが、少しずつ変わっていくのを肌で感じました。
今回の発表会のため2泊3日でのお泊り保育だったんですが、帰ってきてびっくりするくらい成長しました。きっと自信につながる経験や友達との絆を得たのではないかと思います。本当にありがとうございました。
合同発表会はお疲れ様でした。運動会のとき、側転が全然出来ていなかった娘が、堂々と
背筋を伸ばしてキレイな側転をしているのを見て、凄く感動しました。
歩き出した頃、足がとっても小さくて足の力も弱く“この子はちゃんと歩けるときがくるのかな?”と不安だった日々が懐かしく感じます。今でもクラスの中で一番小さい娘ですが、縄跳び、とび箱、側転などなど、たくさんのことができるようになり、不安だった日々を思い返し、
“子どもの可能性は無限大だな”
と心の底から感じています。先生方にも日々感謝です。ありがとうございます。
子どもたちの発表会を見て、素晴らしい演技に鳥肌が立ちました。前はできなかったとび箱や逆上がりができるようになり、大勢の前で堂々と発表する姿に成長を感じとても感動しました。
合同発表会に参加できて本当に良かったと思います。
年長の保護者の皆様からの感想を、一部掲載させていただきました。他にもたくさんの感想をお寄せいただきました。ありがとうございます。
 
なぜリズム交流に長崎まで行くの?
朝早くから弁当作りは大変。
教材(コマやマリ、絵の具など)は、1人1つ必要なの?
年に3回もお泊りがあるの?
等等…
 
初めて、双葉で年長の保護者を経験された方(される方)は、どうしてそこまで…と初めは思われた方も多かったかもしれません。
 
卒園が近づくこの時期には、朝早く弁当を持たせて行かせた甲斐があったなあ、子どもたち成長したなあ、と実感されていることと思います。
保護者の皆様が、朝早くから子どもたちのためにお弁当を作る背中を、子どもたちはしっかりと見ています。そんな大人の背中に、子どもたちは、学び、励まされ、勇気づけられて、大切にされていることを実感していくのでしょう。
また、お泊り保育を乗り越えるたびに、たくましく、自立心を太らせていく子どもたちのたのもしさ。
教材を1人1人そろえてもらうのも、子どもの発達に適した最良の物を使わせたいという私たちの願いを込めています。そして、時には“自分専用の絵の具を買ってもらった!”という物理的な満足感が、子どもの心の満足感・安心感にもつながります。
双葉での活動は保護者の皆様の、ご理解とご協力に支えられています。みんなで、子どもみんなを育てているんですよね。大変感謝しています。
これから、年長の保護者を経験される皆様、どうぞ楽しみにしてください。

みそ丸おいしかった!

2019-02-07
1月29日と2月5日の年長リズム交流の際、給食の先生達が作ってくれた“みそ丸”を持参して行きました。
みそ丸は、戦国時代の武将が携帯保存食として活用していた「みそ玉」を現代風にかわいくアレンジしたものだそうです。
昔から健康食品として知られる味噌です。最近では医者が考案した「長生きみそ汁」も注目を集めているようですね。
来週には、合同保育発表会を控える年長さんへ、お腹の中から元気になって欲しいと、給食の先生達が作ってくれ、かわいくラッピングまでしてくれたみそ丸は、とっても美味しかったです。
園では小さいクラスの子どもたちも、年長さんの中にまぎれこんで、とび箱をしてみたり、コマを回してみたり、自然と真似したくなるようですね。
年長さんへの憧れや大きくなることへの喜びを、小さい子どもたちなりに胸にいっぱい膨らませていることだと思います。
 
全身を使って活動することを繰り返す中で、体を動かす様々な活動に目標を持って立ち向かったり、困難につまずいても気持ちを切り替えて自分なりに乗り越えようとしたりして根気強くやり抜くことで活動意欲を満足させ、自ら体を動かすようになる。
「保育所保育指針(平成29年3月改訂 厚生労働大臣告示) 幼児期の終わりまでに育って欲しい姿“健康な心と体”(具体的な幼児の姿)より」
まさに今の年長さんたちの姿ですね。小さいクラスの親御さんも年長さんの姿にわが子の成長を重ねて、楽しみにしてください。

親子でつくってあそぼ!ご参加・感想ありがとうございます。

2019-01-31
  • まだ1歳で、どんな風につくるのかなと不安でしたがシールをぺたぺた貼ってくれたり、作ったおもちゃで遊ぶ姿を見て、参加してよかったと思いました。他の親子さん達ともいいコミュニケーションとなりました。また、その後の食事では、保育園の普段の様子も見れましたし、豚汁もおいしかったです。ありがとうございました!
  • ~前略~帰ってから作ったものが壊れかかり、またそれを修理しようと工作を一緒に始めました(テープをガムテープで巻きなおしたり)その後も紙コップなど身近にあるもので自ら作り出し楽しんでいました。仕事から帰宅した父にも喜んで報告していました。豚汁も心からぽっかぽっかになり、とても美味しかったです。アレルギーじゃない子もみんな一緒に食べられるお食事をありがとうございました。日頃子どもの声に耳を傾けているようで聞き流すようにしている事も多かったと振り返りました。物作りを通して同じ時間をじっくりと共有する時間はとても良かったです。
  • 毎年毎年、できる事が増えて成長を感じます。今年は作り方や材料も自分で先生に聞いたり絵を見たりして準備もずいぶんできました。作品も工夫や柄が増え、一緒に作る作業も楽しめました。ご準備ありがとうございました。
  • 今までは、親が手伝う部分が多かったですが、年長ともなると自分でできる事がほとんどで、成長を肌で感じる事ができました。親の箸などエコ活動すごく良い事だと思います!!
ほかにも沢山の感想をお寄せいただきました。ありがとうございます。
びゅんびゅんロケットが大人気だったですね。そのため作るスペースが狭くなり、作り方の紙も見にくかった様でご迷惑をおかけしました。
 
運動会やリズム発表会では、身体発達で言えば粗大運動の成長が見れます。
親子でつくってあそぼ!では、工作や遊び方を通して、手先の巧緻性の成長、物の性質や仕組みを感じ取ったり、考えたり、工夫したりする思考力の芽生えも育っていることが感じれますね。
 
工作物品の提供、箸・汁椀・製作道具の持参のご協力ありがとうございます。

合同発表会に向けてがんばります!

2019-01-24
年長さん、いよいよ来月2月17日(日)に長崎で合同保育発表会があります。
発表会に向けて、子どもたちが目標を立てました。
 
「竹おどりをがんばります!」「なわとびとコマが上手になりたい!」
目標を立てるのは、子どもたち一人ひとりが発表会の時にどんな姿になっていたいか、そこに向かって心と体を十分に働かせ、見通しと自覚を持って行動できる、年長さんならではのことだと思います。
当日が楽しみですね。
 
1月29日、2月5日のリズム交流の際には、給食の先生達がみそ丸でお腹の中から応援してくれるということで、こちらも楽しみです。
 
インフルエンザ警報が長崎県に出されています。予防と拡大の防止に努めましょう。

平成29年度のおたより

RSS(別ウィンドウで開きます) 

うっすらと雪が積もりました。

2018-02-08
先週末から寒波の影響で雪が降ったり、止んだりしています。
 
園庭にもうっすらと雪が積もりました。
 
子どもたちはすかさずダンボールを持ってきて山滑りや雪合戦。
 
9時半にはほとんどとけて、地面が見えていました。
 
ほんのひとときの冬のお楽しみでした。

親子で作ってあそぼ!開催しました。

2018-01-27
毎年恒例となった、「親子で作ってあそぼ!」
今年も1月27日(土)に開催しました。
 
ご家庭より、材料となるペットボトルや空き箱、牛乳パックなど事前に持ち寄っていただきました。
たくさん集まりました。ご協力ありがとうございました。
 
作る内容は
びっくり箱
パラシュート
ふわみんとん
手作り車
ペットボトルマラカス
コップでピョン
紙コップロケット
 
すぐに遊べる楽しいおもちゃを親子で作り、シールをはったり、絵を描いたり思い思いに飾りつけ。
さっそく外で遊ぶ子どもたちの姿も。
 
いっぱい作ったあとは、給食室特製の豚汁!
家から持参したおにぎりと一緒に食べました。
氷点下2度ととても寒い朝でしたが、お天気もよく、おいしい豚汁で体の中から温まりました。
 
保護者の皆様、ご参加ありがとうございました。

竹下和男先生より、素敵なメッセージをいただきました。

2018-01-09
平成29年12月2日に育児講座をしていただいた、竹下和男先生が、「弁当の日」の実践者のメーリングに以下のような文章を送られたとの事です。
福田泰三先生より教えていただきました。
素敵なメッセージでしたので、そのまま掲載させていただきます。
 
12月2日は長崎県佐世保市の社会福祉法人 双葉幼児園に講演に行きました。
園の運動場の子どもたちに感動しました。
本格的な築山、木登りできる各種の樹木
ウンテイやブランコの他にも
体幹が育つ遊具がいっぱいでした。
大きな土管や巨岩があり、
「危険がいっぱい」の中に子どもの笑顔が輝いていました。
理事長先生からはさくら・さくらんぼの斎藤公子さんの名前が出て
いきなり意気投合しました。
70人の保護者が「幼稚園バージョン」のスライドショーと講演に
聞き入ってくださり、持参した本も完売しました。
当日、親子でもちつき大会があり、
私もおいしくいただきました。
日本の人材が育つ園です。
私の教員退職後の選択肢のひとつ「無認可幼稚園」建設の具体でした。
「日本の未来は明るい」と思いつつ鹿児島に向かった次第です。
 
私たちの実践にこのような言葉をいただけたことは、非常にありがたく、励みになりました。
斎藤公子の保育に学びながらの実践を今後も自信を持って継続していきたいと思います。

竹下和男先生育児講座開催!

2017-12-02
12月2日(土)もちつき大会同日、
竹下和男先生の育児講座を開催しました。
 
「子どもは置かれた環境に適応する」
子どもの良きお手本となるよう、大人の立ち居振る舞い、子育ての姿勢をしっかり子どもに見せないといけないですね。
子育て楽しみましょう!
 
保護者からの感想の一部を抜粋して掲載します。
  • 「私は母親の背中を見て育ったので、母親にしてもらったような子育てをしたいと思って今育児をしています。恵まれた環境、良き母に育てられたことを感謝しながら、これからの育児もしていきたいと思います。」
  • 「今回を機に、台所に立つ機会を増やし、親と子の関わりを大事にしたいと思います。上の娘は私を真似ます。下の娘はお姉ちゃんを真似します。伝えられる事、教えてあげれる事、これからの子育てで大事にしていこうと思います」
  • 「“今まで以上に子育て楽しもう”と思いました。子どもたちが大好きです。さあ、今日の晩御飯一緒に何作ろうかな。」
 
育児講座終了後は、みんなでつきたてのおもちでお雑煮を食べました。

もちつき大会開催!

2017-12-02
12月2日(土)もちつき大会を開催しました。
霜が降りるほど冷え込む朝でしたが、いいお天気で、もちつき大会が盛り上がる頃には、ぽかぽか陽気でした。
 
たくさんの保護者の皆様のご協力で、いっぱいおもちもつけました。
 
伝統行事に触れる機会と、親も一緒に参加して楽しみ、親が頑張っている姿に、子どもたちも目を輝かせていたと思います。
社会福祉法人双葉幼児園
〒859-3223
長崎県佐世保市広田3丁目31番11号
TEL.0956-38-3811
FAX.0956-39-5811
1.保育事業
2.延長保育
3.障がい児保育
4.子育て支援(出前保育年3回、育児講座)
TOPへ戻る