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おたより

園での生活の様子や行事の様子などをおたよりします。

令和5年度のおたより

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運動会に向けて

2023-09-25
空が高くなってきましたが、まだまだ気温も湿度も高いこの頃です。10月7日は運動会ですね。
 
双葉では、この時期を発達の1つの節目と捉えています。
各年齢の発達課題に合うような個人演技や障害物リレーを通して、子どもたちに身につけさせたい力…
それは、体力、筋力、集中力、やり抜く力…運動能力の獲得を通して、様々な力の獲得が思い浮かびます。
中でも、昨日まで出来なかった自分を知っている子どもたちは、「あきらめずに、やればできるんだ!」と、自己肯定感・自己信頼感を育んでいることでしょう。
その根っこは、身体記憶として、ずっとその子の支えとなっていくと思います。
1才くらいの子どもたちが、一人で立てるようになった時、何歩か歩けるようになった時の、「ねえ、見て!!」と言わんばかりの得意満面の表情。
逆上がりができなかった子が、クルッと一回り。
とび箱が飛べなかった子が、ポーンっと飛び越えて見せてくれた時の、自信に満ちた顔。
「できた!」「できなかったのに、できるようになった!」
まるで突然できるようになったかのように思えますが、毎日毎日、来る日も来る日も繰り返して、力をつけていきます。私たちは子どもたちの“生まれて初めて!”にたくさん付き合えてとても幸せです。

運動会では、わが子だけでなく、園児みんな兄弟として応援と拍手をおねがいします。

自分の生活の主人公は「自分」

2023-08-29
朝夕、でっかいリュックを背中に背負い、自分で歩いて門をくぐる子たちが増えてきました。
帰る時も、大きい子たちは自分で支度し、洗濯物で重くなったリュックを、えっちらおっちら背負って帰る、子どもたちの健気で、たくましい姿に「自立」の2文字が頭に浮かびます。
自分の生活は、自分(たち)で創り上げていく。生活するために必要な事は、生活の中で自分で経験しないと身につきません。大人の都合で子どもたちの大事な経験の場を奪っていませんか?
「待てないから」「大人がやった方が手っ取り早いから」たまには、そんな時もあるかもしれません。子どもの気持ち的に「今日はやりたくない」そんな日もあると思います。子育てしていく上で何かを判断するとき、私たち大人は今目の前の「子どもの発達にとって最善の利益」となる言動を選びたいと願っています。
 
園に持ってくる荷物を自分でリュックに入れ、自分で背負う。自分で履物を履き、車に乗って、自分でリュックをおろす。車から降りる時は、自分でリュックを背負い、自分の足で歩いて園の門をくぐる。自分で履き物を脱ぎ、自分の下駄箱へ片付ける。自分でやるべき当たり前のことを毎日毎日繰り返し、子どもたちは「自信」と「自立心」を太らせ、生活の主人公になっていきます。
朝・夕の忙しい時間帯に、子どものペースに合わせて行動するには、時間と心にゆとりが必要ですね。その一工夫で子どもが変わります。

園児が自分の身の回りのことなど、できるだけ自分の力でやろうとする意欲を育てることは大切なことである。この場合、単に何かを「できる」、「できない」ということのみが問題ではなく、~中略~自分でやってみたいという意欲をもったり、やったらできたという充実感や満足感を味わったりすることが自立の第一歩である。
そのためには、それぞれの子どもの発達に即した適切な受容や励ましなどによって、園児が自分でやり遂げることの満足感を十分に味わうことが必要である。~後略
幼保連携型認定こども園教育・保育要領「人間関係③自分でできることは自分でする」より

とは言うものの、まだまだ成長途上の子どもたちです。3歩進んで2歩さがる、気長にお付き合いお願いいたします。

前略~依存と自立は対立するものではなく、園児は保護者や保育教諭等を心のよりどころにしながら、行きつ戻りつする過程の中で、次第に自立へと向かっていくのである。~後略
幼保連携型認定こども園教育・保育要領「人間関係③自分でできることは自分でする」より

”子育て三昧”満喫してますか

2023-07-24
長男が生れて1年余りは、子どもの一挙一動が面白くて、楽しくてたまらない日々でした。ところが、年子で長女が生まれ、転居が重なったりすると、そうばかりも言っておれなくなってきて、そんな自分が情けなくなりました。そんな時作った言葉が“子育て三昧”です。“子育て”を“子育て三昧”と言ってみると、何だかとっても気持ちが落ち着いてくるのです。心ゆくまで、四六時中それができるんだ、自分で選んだ三昧なのだと思ってみるだけで、その時間が大事に思えてきたのです。しかも、この三昧はいつでも、何十年でもというわけにはいかないと思うと、なおさらです。そしてその三昧の気持ちを支えてくれるのは、ほかでもない子どもたち自身でした。~中略~
夕食の用意に忙しい私の服をその次男坊がひっぱります。「ねえ、お母さん、本よんで」「あのね、お母さん、今、手がいっぱいなの」「手がいっぱいじゃあ、タコみたいじゃないか」「ちがうの、手が足りないってこと」「だって、手、二つともあるじゃないか」「そうじゃないの、時間がないの」「ぼく、さがしてきてあげる!」
ああ、子育て三昧、子育て三昧
子育て三昧 山田真理子(子どもと保育研究所「ぷろほ」所長 九州大谷短期大学名誉教授)
子どもたちは、毎日毎日今の“旬”を生きています。ハイハイできるようになった子は、あっちこっち探索に忙しく、よちよち歩けるようになった子は、視界が広がり、得意満面な顔で歩き回り、さらに好奇心を太らせていきます。移動手段から解放された“手”は、器用になるために「いや!」「自分で!」下手くそでも自分でやりたい!の時代に突入していきます。0歳児には0歳児の“旬”があり、3歳児には3歳児の、5歳児には5歳児の“旬”があります。
忙しい毎日、家事や仕事に追われ、子育てに悩んだり、時に腹を立てたり、癒されたり…この時期を楽しめるのは、ほんの数年しかありません。子どもの今をまるごと受け止め、戻ることのないこの愛おしい日々を存分に楽しみましょうね。
子育て世代の私たちにとっても、今この時が私たちの゛旬”なのです。ああ、子育て三昧。

不適切保育・虐待の未然防止に向けて

2023-06-29
「保育所等における虐待等の防止及び発生時の対応等に関するガイドライン」(令和5年5月こども家庭庁)による「虐待等と不適切な保育の考え方について」では、

保育所における虐待とは、~中略~
①身体的虐待:保育所等に通うこどもの身体に外傷が生じ、又は生じるおそれのある暴行を加えること。
②性的虐待:保育所等に通うこどもにわいせつな行為をすること又は保育所等に通うこどもをしてわいせつな行為をさせること。
③ネグレクト:保育所等に通うこどもの心身の正常な発達を妨げるような著しい減食または長時間の放置、当該保育所等に通う他のこどもによる①②又は④までに掲げる行為の放置その他の保育所等の職員としての業務を著しく怠ること。
④心理的虐待:保育所等に通うこどもに対する著しい暴言又は著しく拒絶的な対応その他の保育所等に通うこどもに著しい心理的外傷を与える言動を行うこと。
上記の行為のほか保育所等に通うこどもの心身に有害な影響を与える行為である「その他当該児童の心身に有害な影響を与える行為」を含め、虐待等と定義される。

同ガイドラインによる不適切な保育の考え方として
虐待等と疑われる事案(いわゆる「不適切な保育」)
という概念で捉えられています。
大枠の考え方として子どもの人権擁護の観点から望ましくないと考えられるかかわりです。
昨年度末から静岡県での不適切保育の報道、保育士の逮捕。佐世保市内でも不適切保育ではないかと疑われる園が数か園報道されました。
もちろん当園の事案ではありませんが、園から特にお知らせせず、保護者の皆様の中には不安を感じられた方もおられたようです。対応が遅くなり申し訳ございません。
昨年の報道後、双葉では職員会議で各地で取り上げられた不適切保育の内容を伝達・共有し、各クラスごとに『保育所・認定こども園等における 人権擁護のためのセルフチェックリスト~「子どもを尊重する保育」のために~』(全国保育士会発行)の確認と、各自に「よりよい保育のためのチェックリスト~人権擁護のために~」(横浜市子ども青少年局発行)を配布し、確認しています。
また㈱アイギスによる「不適切保育防止」に向けたオンライン研修を職員会議で受講しています。
ほかに、グループ討議を行い日常の保育活動での「ある場面」を想定し、「適切な対応」と「不適切な対応」について意見を出し合い、お互いの適切・不適切に対する感覚のすり合わせを試みました。これは定期的・継続的に取り組みたいと思います。
虐待等を含めた不適切な保育を未然に防止し、当たり前の適切な保育を実践・継続していくためには、風通しのいい組織作りが欠かせないと私は考えています。
 
毎日の保育活動を展開し振返っていく中で、良かったところ、まずかったところ、やっぱり日々色々あります。その時、率直に意見を言い合えて誰かの言葉を受け入れる事が出来るように、特に自分の言動はなかなか自分では気づきにくい所があるので、誰かが見て気づいてくれたことを素直に聞けるように、質の良い職員集団を目指したいと思います。
 
保護者の皆様もお気づきの点があれば、いつでも気軽にお尋ねください。それも私たちの成長につながります。

子どもの髪はできるだけ短く

2023-05-30
暑くなってきましたね。水遊びシーズンがやってきました。
双葉っこ№84でもお伝えしましたが、私たちは子どもの最善の利益を目指して毎日保育しています。なんの気兼ねもなく遊びこめるように、汚れてもいい服、たくさんの着替え、爪切り、髪はできるだけ短くしてほしい、等々お願いをしています。
 
特にこれからの季節は、ほぼ毎日水・砂・泥遊びで全身泥んこになったり、汗をかいた後シャワーで心地よくするために頭から水をかけ、びっちゃんこになります。雨上がりの園庭なんて最高ですね。ですが、長い髪を気にしてすっきり遊べなかったり、水砂泥遊びだけでなく、普段の遊びの中でも、集中できない時があるようです。
さまざまな事情で髪を長くしているところもあられると思いますが、もし、それが年に数日程の行事などが理由ならば、残りの約360日のために短く切ってみませんか。

おそらく長い長い人生の中で、毎日毎日汚れや濡れることを気にせずに遊び込み、誰にも怒られず、泥だらけになって遊べることをほめたたえられる体験ができるのは、こども園を卒園するまでのほんの短い期間だけだと思います。この経験は、子どもたちの自律神経を鍛えることや感覚神経を通した脳への刺激だけでなく、心身の解放感にもつながります。
ぜひご協力お願いいたします。

令和4年度のおたより

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畑で育む生きる力

2023-03-06
ココナッツミルク&ゴマ味噌鍋を、さっそく作りました。皮も柔らかく美味しかったです!
「Tちゃんが洗ったよ〜!ほらぁ!見て〜〜」と、帰宅後すぐに見せてくれて、すぐ食べたいと言って、さっそく作りました。
 
保育園でそのまま食べたカブはちょっと辛かったけど、シチューに入れたら甘いね!っと言っていました。自分で作ったけんめっちゃ美味しすぎるー!とおかわりして食べていました。ありがとうございます。
 
何作ろうかな〜と思ってましたが、収穫してきた本人が全て切り刻んでくれて(笑)全て味噌汁になりました(笑)そして、葉の方は、ふりかけになりました。包丁使いも慣れてきてずっと見守らなくても上手に切ってくれました(=見守ってなかったので全て切り刻んでしまった笑)家族に『おいしいー!』と言ってもらえて、嬉しそうにはにかんでました。また、料理熱が再燃焼したRです、明日からもお手伝いやるとのことです。がんばってもらいます。
 
かぶとベーコンの和風スープとかぶの葉とツナのサラダを一緒に作りま
した。自分たちで育てて収穫したかぶは、やわらかくてとっても美味し
かったようです。収穫した時のことも楽しそうに話してくれました。良
い経験をさせて頂きありがとうございました!
 
カブとささみの煮物とカブの葉のふりかけを作りました。
とても美味しくみんなで喜んで食べました。
 
カブとカブの葉の野菜スープ初めて作りました。 自分で獲って自分で調理したので、自分でたくさん説明しながら全部食べてくれました。
 
家では、野菜はほぼ食べないSですが、自分で育てて、自分で切ったりして作ったものは、美味しい美味しいと言って食べてくれました♪こういう機会があり感謝です
ご家庭と園の生ごみを使って菌ちゃんいっぱいの畑土作りをし、畝を作り、種をまき、収穫して食べる…
たんぽぽ組さんが自分たちで育てたカブを収穫し持ち帰りました。たくさんの感想をいただきましたので、その一部を紹介します。
食べることは生きることに直結します。
食の営みに少しでも多くの興味関心を育み、自分で健康に生きられる力を身に付けてほしいと願います。

子どものクセが気になる?

2023-01-27
爪を噛む、指をしゃぶる、髪の毛をねじる、体を揺らす、気に入りのタオルをはなさない…など乳幼児期には、よく見られるクセがありますね。親として非常に気なると思います。どのようにしたらいいのでしょう?

なぜそうするのか?
子どものクセは、気分を落ち着けるためや大人の注意を引きたいという気持ちのあらわれです。普段は機嫌がよく、眠い時や、気持ちが動揺したとき、具合が悪いときなどにたまにこうしたクセが出るだけなら、心配はいりません。ただし、他のことをさしおいてもそのクセばかりに集中するような場合は、問題です。
どうしたらいいのか?
こうしたクセは、ごく普通にみられるものです。親が恥ずかしがったり、気にしすぎたりしないようにしましょう。
子どもを十分ほめてやり、愛情をたっぷり注ぎ、かまってあげましょう。
●指しゃぶりや爪を噛むクセをなおすために、次のようなことをするのは禁物です。
  ○手をしばる
  ○手袋をさせる
  ○指に苦い味のするものをぬる
●子どもの前で他の人にクセの話をしないようにしましょう。
ジャニス・ウッド・キャタノ著 「完璧な親なんていない!」より

大人が気にすると、余計に子どもも気にしてしまい、クセを強化してしまうこともあります。特に無理に矯正したり、強制的にやめさせたりは、逆効果になる場合が多いです。別のクセが出る、余計にひどくなる、精神的に不安定になることにも繋がりかねません。
 
まずは、大人が気にしない。そのうち無くなる、くらいの余裕を持った気持ちで考えていきましょう。そのクセをひっくるめて全部まるごと我が子を受け入れましょう。
 
ただし、病的なまでにそのクセにこだわる場合は、医療機関等に相談しましょう。

ヒトが人間になる

2022-12-23

前略~小さいときの一人遊びから、まもなく、仲間がいないとさびしくて遊べなくなる時期がある。仲間との遊びのなかで、ことばも急速に発達し、考える力もつき、ともにたのしく遊ぶことのよろこびをとおして、ヒトの子が社会生活を営む人間へと変わっていく。

これは大人になるまでにどうしても経なければならない過程である。成長の過程でなにひとつ抜かせるものはない。はうから歩くことをおぼえ、ころぶからしっかり歩くことをおぼえ、歩くことをおぼえてから手で道具を使うことを覚えるのである。

~中略~

こうした長い遊びの積み重ねの上に、人間はすばらしい文化をつくってきた。わらべうたによる手つなぎやかけあい、じゃんけんをつかっての遊びは、ひねもす飽きないものであって、一昔前までは、夕方星が出てもなお、子どもたちの歌う声がどこからか聞こえてきたものであった。

子どもが足や手、頭、そして、からだ全体を使って戸外で仲間と遊ぶ楽しさを失ってから何年になるだろう。そのころから、子どものからだのおかしさが見えるようになり、無気力、太りすぎ、拒食、登校拒否、自殺、学力低下、非行、家庭内暴力、校内暴力などの問題がクローズアップされてきた。

~中略~

 6年生まで鼻汁をそででふきふき遊んでいた子にとって受験地獄の重圧など、どうということもない。そのころになって、最初、案じていた母親たちも幼年期の遊びの重要さにやっと気づいてくれる。社会に出て職場で働くようになってからも、その創意工夫、粘り強さ、仲間思い、積極性、権力を恐れずものをいう勇気、緻密な思考力、高い技術力、あくなき探求心は、だれもが評価せずにはおかない。これはすべて“あそび”によって培われたものである。
斎藤公子著 「ヒトが人間になる」より

乳幼児期における“遊び”は、いわゆる大人が思うような“ただの遊び”ではありません。上記のとおり、人間として生きていく上で非常に大切なことを学びます。特に仲間を通して、自分とは違う他者を知り、葛藤を乗り越え、4~5才くらいになるになると他者の立場に立って想いを至らせることができるようになります。
先日、佐世保市内の公立中学校でいじめの重大事態が発生しました。その子どもたちの乳幼児期に想いをはせると、胸が締めつけられます。
♪手が考える昨日  足が語る今日  指がつかむ明日
 鳥が鳥になるように  こうしてヒトが人になる
 たくましい人間  すばらしい人間♪
映画「アリサ~ヒトから人間への記録」の主題歌です。
ヒトは人のなかで育てられて人間になっていきます。人間は決して“一足飛び”には成長しません。「早く早く」「先へ先へ」ではなく、かけがえのない「今」を大事に子育てしましょう。

親子みそ作り講座開催しました。

2022-11-21
今年で7回目の親子みそ作り講座を11月5日(土)に開催しました。
参加された保護者の皆様の感想です。

初めてのみそ作りを体験しながら成長を感じ、また成長している姿をみることができました。
“早く食べたい”とはやる気持ちをおさえ、数か月待ちたいと思います。
本日はありがとうございました。

卒園した長男の時に作ったみそがおいしくて、また参加させてもらいました。娘二人が作ったみそがおいしく出来ているのか、4~6か月後がとても楽しみです。

他にもたくさんの感想をいただきました。ご参加ありがとうございます。
熱をかけたりして早く発酵させることもできます。だけどそうやってつくった味噌は、ビニールハウスの作物と同じ。自然のおいしさにはかなわないです。
熟成っていうのは、微生物が生き続けた証です。長い時間をかけて発酵した味噌には、様々な試練を乗り越えたものの強さがある。だからこそ、おいしいんだよなあ。
 最近は“簡単に痩せる”とか“簡単に儲かる”などという甘い言葉に群がって、すぐに結果を求める人が増えてますよね?時間のロスやリスクを少なくする事ばかりが美徳とされる世の中ですけど…簡単に完成品が手に入る現代だからこそ、“待つことの大切さ”を味噌作りを通じて伝えていきたいんです。
玄米先生のお弁当箱より

何度もお伝えしている文章ですが、みそ作りだけでなく、子育てにおいても同様のことが言えます。じっくり待つことを大事にしたいですね。
人間が健康であるために、常在細菌がとても重要な役割を担っています。私たちの体が外界と接している境界面にはすべて常在細菌が共生していて、さまざまな病原性をもつ菌やウィルスが体内に入らないように守ってくれています。とりわけ腸内細菌は、脳やメンタルへの影響、他の臓器ともコミュニケーションをとっていて、あらゆる機能に腸内細菌の働きが不可欠であることがわかってきました。

双葉で大事にしている事「教育にはタイミングがあります」5

2022-10-24
  • 言葉・文字について5
「文字を身につけるのは、文字を教えるプロ(小学校教諭)がいる小学校入学後が最適なタイミングなのです。」とお伝えしました。
 
以前、木村泰子先生(大阪市立大空小学校初代校長 ドキュメンタリー映画「みんなの学校」は大空小学校の実践)とお話をする機会があり、幼児期の文字教育について、

できるだけ、まっさらな状態で入学してほしい。理由の一つは、子どもの興味関心意欲の問題。先んじて文字を教わった子どもは「もう知ってる」と言って意欲が低くなってしまう。理由のもう一つは、学校指導要領外で文字を学んだ子どもは、教え直し(鉛筆の持ち方から、姿勢、書き順、書き方…」をしないといけないので、余計に大変。

ということでした。
また、石田恒久先生(東京都日野市日野第一小学校校長)の講演会では、

こども園時代(保育園時代)は、のびのび、自由に、ダイナミックに遊んでほしい。ダイナミックに遊べる子どもは、発想や表現も豊か。自分を表現できる子どもに育ててほしい。

旨のお話がありました。小学校1年生にはスタートカリキュラムがあります。スタートカリキュラムとは園・小学校の段差をできるだけフラットにすることです。
石田先生の学校では、保育園のお集りを参考に、うた・絵本・手遊びを導入~遊ぶ、という入学したての1年生の子どもたちが慣れているであろう時間を設けたり、体験や経験を通して、ひらがな、数字を学ぶ。校内探検も誰かに引率されるのではなく、子どものグループで探検し、インタビューしたり、質問したりして、得た情報をみんなで発表し合い共有する。という取り組みをされています。
すべての小学校で取り組んでほしいと、切に願います。

令和3年度のおたより

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食事作りで育まれる力

2021-10-25
プログラミングという言葉を最近耳にすることが多くなりました。小学生から導入される教科です。
プログラミングという言葉を聞くと、パソコンをいじったりすることが頭に浮かびますが、初期の段階ではどうもそうではないそうです。
先日、尾木ママこと、尾木直樹氏の講演会に参加してプログラミング的思考の話を聞いてきました。その中で印象に残ったのが、
「プログラミング的思考≒論理的思考≒段取り力、段取り力を育むのに、効果的な事ってわかる?食事作りなのよ~」
ということでした。
家にある食材を確認し、買い物し、何から準備するか、何から作り始めれば、一番おいしいタイミングで食べられるか、後片付けは…
段取り力を育むと、課題発見・解決能力も自然と高まるそうです。
また、食事作りを通して、育まれることには、食事・食材に対する興味関心だけではなく、親子で一緒に作るコミュニケーション、そして一緒に作った料理を食べることで生まれる、家族の会話、感謝(「おいしいね~」「ありがとう!」「また作って!」)
もちろん、安心な食材で作れば健康食育にもつながります。
 
子どもが料理に興味を持ち、お手伝いをやりたがるのは、3才~5・6才がピークです。
食事を作ること、食べることは「生きる力」に直結します。ぜひこの機会に、チャレンジしてみませんか

ファミリー運動会御礼

2021-10-11
9日のファミリー運動会は、好天に恵まれ無事開催することができました。参加した園児、応援してくださったご家族の皆様、チームワークを発揮した職員、みんなのおかげと思います。ありがとうございました。
 
転んで、泣いて、ハラハラドキドキされた子どもさんもいましたね。最後まであきらめずに走りたくましくなりました。
 
特に、年長さんのたくましい力強い見事な演技、競技はたいへん感動いたしました。子どもたちの力ってすばらしいですね。かけっこで転んでも、すぐ自分で起き上がり頑張った子どもたち、ハプニングがあっても最後まで全力を出してくれた子どもたち、運動会を目標に色んな力が育ちました。その姿に、私たち大人は感動をするのでしょうね。
 
一番になることが偉いのでなく、最後まで一生懸命頑張る事が一番大切なことだと思います。毎年運動会を迎えるたびに、あらためて確信します。また、その子どもたちに声援を送ってくださるご家族の姿が何より素晴らしいことだと思います。本当にありがとうございました。
 
 今年もコロナ禍ということで、時間短縮や、昨年より厳しい人数制限など様々な制限をかけさせていただきましたが、全員がルールを守り気持ちよく運動会が出来たのも、皆様のご協力の賜物です。
 
 また、今年は参加できなかった、すみれ組、さくら組、ちゅうりっぷ組の園児、および保護者の皆様、お休みのご協力ありがとうございました。来年を楽しみにされてください。

運動会に向けて

2021-09-17
秋のそよ風が気持ちいいですね。10月9日はファミリー運動会です。昨年度に引き続き今年度も、新型コロナウィルス感染症対策で参加制限等余儀なくされています。
先日お知らせしたように、参加園児は、ゆり組、ひまわり組、たんぽぽ組の子ども達だけです。
詳細は先日お配りした「ファミリー運動会のご案内」をご覧ください。
今年は参加できない子どもさん、保護者の皆様、申し訳ございません。来年を楽しみにしてください。
夏、プールで存分に全身を使って遊び、「顔がつけれるごとなった!」「もぐれるけん、見とってね!」と自信を太らせてきた子どもたち。
その姿は、そのまま運動会へ向けた子どもたちの意欲や体力的な成長にもつながっています。

園庭では「よーい、ドン!」とかけっこしたり、障害物競走にも熱が入ってきています。
中でも年長さんは、今までの5年または6年の人生の中で、これほど頑張ったことはない!と思うくらい、一生懸命、来る日も来る日も課題に向かっていきます。

課題に向き合うというのは個人の取り組みかもしれませんが、孤独な取り組みではありません。そこには同じ課題に向かっていく仲間の存在が欠かせません。
「○○ちゃん、出来るごとならしたよ!」
「△△ちゃん、がんばれ~!」
「□□ちゃん、あとちょっとで、出来そう~」
頑張っている仲間の姿を知っているから、自分も頑張ったから、仲間が課題を乗り越えた時の喜びもひとしおです。

あとは、大きなケガや病気のないよう、みんなで元気に当日を迎えたいですね。全ての子どもに大きな拍手をお願いします。

食事の前に「あいうべ体操」

2021-09-13
福岡市博多区のみらいクリニック院長今井一彰先生が提唱し、全国に広がりつつある健康法です。口呼吸の改善だけでなく、消化液の分泌をうながし、腸のぜん動運動を促進させます。その結果、あ…アトピー、い…インフルエンザ、う…うつ病、べ…便秘などの改善に大変効果的です。~中略~
心やからだの調子だけでなく、表情筋が活性化して顔つきまで良くなりますよ。歌でやるのがお勧め。例えば、「千の風になって」をあいうべで一曲歌うと17セット出来たことになります。1日30セットが目標ですから、1日のうちに2回歌えばOKになります。ゆっくり歌うと効果的。

NPO法人 大地といのちの会 「菌ちゃん野菜作り&元気人間作り」より
双葉でも3歳以上の子どもたちが毎日実践している「あいうべ体操」。「あー」「いー」「うー」「べー」と大きく口と舌を動かすこの体操を1日30セット(10回ずつ分割しても可)やれば、舌の筋肉が鍛えられて、舌先が上顎に付き、自然と鼻で呼吸できるようになるそうです。

ありがとう!いただきます!

2021-09-03
食べる前に手を合わせて「ありがとうございます。いただきます!」と言ってください。本当はありがたいと思えなくてもいいですから、まずは言葉で宣言してください。
「お野菜さんありがとう~子どもと一緒に、菌ちゃん野菜作り」と言う小冊子を読むと、野菜の生き様がわかって、心からありがたいなあと思えるようになります。感謝の心は、脳波を変え、脳内モルヒネを分泌させ、消化吸収や健康を増進させ、人生を変えていきます。

NPO法人 大地といのちの会 「菌ちゃん野菜作り&元気人間作り」より
慌ただしい毎日を過ごされている方もおられると思います。
育児に家事に仕事に…雑になってしまいがちな生活の中で、せめて食事の時だけは、「ていねい」を心がけたいですね。
食卓を家族で囲める当たり前の幸せを「ありがとうございます」と感謝の心で1日1回はかみしめたいものです。
子どもが大きくなった時、その記憶とともに「私は愛されていた」んだなあと思い出すことでしょう。

令和2年度のおたより

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栄養たっぷりご飯

2021-03-26

ご飯はパンや麺に比べて、血糖値が安定しやすい。ご飯は地元で生産できるので、ご飯を食べることが、子どもたちの将来の食料を保障することになります。ただ、白ご飯は、そのエネルギーを代謝するために、ビタミンミネラル等が必要になります。つまり白ご飯はビタミンミネラルがゼロではなく結果としてマイナスになります。その分おかずの栄養を頼りにするしかないのですが、そのおかずが外食や半調理済み食品では、調理の過程で栄養が流出してしまっていますから、深刻な栄養不足になります(新型栄養失調)~中略~分づきや麦入り、豆や雑穀入りなどの工夫が必要です。特に豆類はご飯で不足する必須アミノ酸を豊富に含みます。~後略~


NPO法人 大地といのちの会発行 「菌ちゃん野菜づくり&元気人間作り」より

間もなく卒園、進級を迎える子どもたち。元気に、たくましく明日を拓いていく子どもたちに大人の私たちが出来ることの1つ、栄養満点のご飯を食べさせること。玄米・分づき米・麦・雑穀・豆類を食卓に加えてみませんか。(白米に混ぜるだけで栄養価がグンと上がります)

母なる海とつながろう!

2021-02-25

前略~小魚を丸ごといただくと、カルシウムやマグネシウムだけでなく、多種類の神経伝達物資生成に必要な微量ミネラルがいただけます。現代人は小魚を頭ごと食べる習慣が急速になくなり、またダシにも使われなくなり、市販のダシには全く入っていません。全くと言っていいほど摂取していない子どもも多いのが現状です。~中略~煮干昆布主体の保存料理(佃煮など)を作っておく。焼きアゴは特にミネラル豊富。アゴ、いりこ、昆布それぞれミキサーで粉末にして混ぜ、ダシに使ったり何にでもふりかける。~中略~生鮮野菜をみそ汁に入れて食べるだけでカリウム欠乏は大幅に改善します。


NPO法人 大地といのちの会発行 「菌ちゃん野菜づくり&元気人間作り」より

丸ごといただくことで、その食物の生命力を全て余すことなく、栄養にすることができます。よく噛み、捨てるところを減らすこと、体にも環境にもいいことがたくさんですね。

旬の野菜を食べよう!

2021-01-25

旬の野菜ほど、ビタミンミネラルやファイトケミカルなどの機能性栄養成分がたくさん含まれています。夏の野菜は体を冷やす効果が高く、強烈な紫外線に打ち勝つ力も強い。冬の野菜は体を温める効果が高い。~中略~特に皮にはミネラルやビタミン、抗酸化成分が多いので、きれいな皮はむかないで料理してください。~中略~加熱調理すると、細胞壁が壊れ、野菜の栄養成分が溶け出して吸収率が飛躍的に高まります。~中略~その意味でも野菜たっぷり味噌汁は汁を全部いただくので特に重要。朝か夕毎日食べてほしい。~後略


NPO法人 大地といのちの会発行 「菌ちゃん野菜づくり&元気人間作り」より

生き物として人間にも旬があります。0歳児には0歳児の、5歳児には5歳児の旬があります。子ども時代の旬とは、子ども時代を子どもらしく生きることです。かけがえのない今を、子どもらしく過ごさせることが、就学後の学ぶ意欲や、知恵を育む土台になります。それは、いわゆるお勉強では身につきません。仲間と遊びと生活を通して身につきます。

朝はご飯と野菜たっぷりみそ汁!

2020-12-26

後から体を冷やす食べ物と温める食べ物があります。

パンをご飯に変えると体温が上がる例が大変多いです。

安いパンは食パンさえも糖分が多く、お菓子の仲間です。

~中略~

みそ汁の中に野菜を入れると、煮汁に出た栄養も捨てずにいただけます。


NPO法人大地といのちの会発行 「菌ちゃん野菜作り&元気人間作り」より

新型コロナウイルス感染症が全国で拡大しています。長崎県も例外ではなくなっています。ウィルスに負けない体づくりのためには、低体温(36℃以下)を防ぐことが重要です。体温が1℃下がると免疫力も大きく下がることがわかっています。

毎日3回の食事は、健康の源。朝はご飯と野菜たっぷりみそ汁で体温を上げ、風邪や病気にかかりにくい体づくりに挑戦しましょう。

「子どもの言葉づかいが気になる?」ことについて

2020-11-27
2歳頃から2語文、3語文を使えるようになり、3歳児、4歳児になると、爆発的に語彙数が増え、「ねえねえ、聞いて聞いて、あのね…」おしゃべりも広がります。
双葉が学び・実践している故斎藤公子先生(さくら・さくらんぼ保育園創設者)は、2歳~5歳を“ことばと自我”そして仲間の時代と捉えています。
~前略~私は、2歳前後の子どもが登園してきたとき「おはよう!」と声をかけますが、すると、「バカ!チンドンヤ!」がかえってきます。私は「あ!この子どもたちも人間に育ちつつ、あるな」とうれしくなるのです(笑い)「サイトウ!」とよばれても私は「オー!」なんて返事をして、とてもたのしくなります。~中略~
ただ、大人は正しい発音でやさしいことばをつかった方が良いと思いますよ。~中略~
「アラ!いい子!」「すてきね!」「すばらしいなあ!」「ワ!いいのができたね!」「すごいね!」「がんばったね!」「たいしたもんだね!」などが私の口ぐせです。~中略~
大きくなれば、ちゃんとことばづかいを心得るものですよ。二十歳にもなって上司に朝、あいさつするとき「バカ!チンドンヤ!」などという人は一人もいないでしょう(笑い)
乳児の後半から幼児期には、人間としての自立がはじまり、大人に対しては対等にものをいおうとし、「いや」というのがあたりまえになって、一応反対をして、自分には自分の考えがあり、自分で考えて行動してゆくんだということを大人に示してゆくことがとてもつよくあらわれる時期とみています。そしてそれが強い子ほど、大人になってしっかり自立するとみています。だから大人に対しての反抗も気になりませんし、かえって心ではたのもしい、と思っていますし、命令にしたがわないとおこる教師は教師として落第だと思っているのです。
上記いずれも、斎藤公子著「子育て=錦を織るしごと」P155 子どもたちのコトバが乱暴にみえるが…より
新しい言葉や、単語を獲得した子どもたちは、それを使いたくて仕方ありません。一つひとつを正していけば、子どもの自立心を折ることにもつながるようです。時には気になる言葉を使うこともあるかもしれませんが、発達過程の一段階と捉えて、イライラすることもあるかもしれませんが、長い目で見てのんびり付き合ってあげましょう。
ただ、子どもが言葉を学ぶのは、身近な大人、兄弟たちです。大人の私たちは、子どもに伝えたい素敵な言葉を選び取っていきたいですね。(メディアの影響も大きいです。気を付けてましょう!)

令和元年度のおたより

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子どもの最善の利益を目指して

2019-10-25
今年の5月に育児講座に来ていただいた、末宗辰彦氏の「子どもは環境に作られる。何を選び、何を与えてきたか、で決まる。」という言葉から、子どもの育ちには必要なものと、不必要なものがあり、それを私たちは日々選び取っています。
 
ゲーム、テレビ、スマホなどのメディア機器は、乳幼児からはできるだけ遠ざけたいものの代表格でもあります。
大人の都合優先に開発されていく育児便利グッズ(紙おむつ、バンボ、歩行器など)は、子どもの発達に必要かどうか、という一番大事な視点が抜けています。
年齢にそぐわない知的教育も、子どもの未発達の脳細胞には百害あって一利なし、とまで言われている小児科医もおられます。
 
末宗氏は、「五感を通した体験の豊かさが、子どもの想像力、創造力、主体性を育てる」と伝えています。
子どもの最善の利益を目指して、本物と、本物の体験を選び取っていけたら、と思います。
 
特に食事は、五感をフル稼働させる活動として、最も身近であり、1日3回、1年で1,095回繰り返し行われます。食べ物が、子どもの体を作り、発達の土台を作ります。
 
10月から始まった給食費に対し、国が発表した目安額は、それだけ乳幼児期の食にこだわりなさいと応援してくれていると思います。何を選び、何を与えるか、最善となるよう今後も努力していきたいと思います。ご協力よろしくお願いします。

ファミリー運動会に向かってます。

2019-09-30
運動会まであと1ヶ月を切りました。
どのクラスも運動会へ向けて盛り上げていっているところですが、中でも年長さんは、双葉の保育の集大成です。
子ども1人1人が課題に向かっていく以上に、関わる大人も課題意識を持って取り組んでいます。
 
遊びや生活の中で様々なことに挑戦し、失敗も繰り返す中で、自分でしなければならないことを自覚するようになる。保育士等や友達の力を借りたり励まされたりしながら、難しいことでも自分の力でやってみようとして、考えたり、工夫したりしながら、諦めずにやり遂げる体験を通して達成感を味わい、自信を持って行動するようになる。
厚労省告示 保育所保育指針「幼児の終わりまでに育って欲しい姿・自立心」より
乳幼児期に身体活動を通して得られた達成感や自信は、その後の自立心の根っことなっていきます。十分に太く深く根を張ってほしいと願いを込めて運動会に向かっています。
運動会に向けての園全体の達成目標、クラスごとの達成目標、目的目標4観点シートは1階の廊下に掲示していますので、ご覧になってください。
運動会当日は、どの子にも惜しみない拍手と声援をよろしくお願いします。

混ぜて丸めて出来上がり、親子みそ丸作り

2019-08-26
8月3日(土)のたんぽぽ組保育参観・懇談会の際、親子でみそ丸作りに挑戦しました。
みそ(180g)とダシ(できれば天然だし)(15g)を混ぜ、乾燥わかめやアオサ、麩や小エビなどお好みの具材を加えてさらに混ぜます。
それをゴムベラなどで10等分し、手で丸めます。
後は、一つずつラップに包めば、冷蔵庫で約1週間、冷凍庫で約1ヶ月保管できます。
食べる時は、お椀に入れてお湯(160ml)を注ぐだけであっという間にみそ汁の出来上がり。 これを作っておけば、朝の手間が一つ省けます。
みそ丸作りは火も包丁も使いません。召し上がりの際、お湯の取り扱いに十分注意してください。
朝食にみそ丸を使うと、断然ごはんが食べたくなります。
朝食を和食にする事で、腹持ちがよく血糖値の下がり方も緩やかになるので、午前中いっぱい元気に遊びまわれます。もちろん栄養バランスの面でも和食の良さは言うまでもありません。
みそ丸の作り方は、子どもたちが毎日のように砂場で繰り広げている遊びと工程は一緒です。
忙しいご家庭は、是非、お子さんと一緒に遊び感覚で作ってみてください。子どもたちはみんなみそ丸作りの名人になりますよ。

生ごみリサイクルで元気土作り

2019-07-25
今、双葉の畑では、年中さんが植えたミニトマト、オクラ、年長さんが植えたキュウリ、ピーマンがぐんぐん育っています。
 
草とりから始まり、スコップで耕し、畝を作り、苗を植え、種を蒔いて、毎日水やり、そしてようやく収穫(時々その場で味見したり…)と、畑仕事の醍醐味を五感を使って存分に味わっているところです。
 
次の冬野菜の栽培に向けて、年長さん生ごみを使った菌ちゃん土作りをしています。
ご家庭と双葉の1日分の生ごみを使って菌ちゃん(微生物)たっぷりの土を作り、野菜を育ててそれを収穫し食べる。そしてまた、生ごみを土に返す、自然界の命の循環の仕組みを体験します。
土ごと発酵することで土壌微生物が爆発的に増え、微生物と野菜の根っこがつながることで微量ミネラルや成長促進物質を吸収し、栄養満点の野菜が育っていきます。
 
人間の身体も基本的には同じ仕組みです。私たちは小腸という根っこから食べ物を分解吸収していますが、腸内細菌の働きが非常に重要な役割を果たしています。
健康な体作りは、健康な食べ物を取り入れることから始まります。1日1回は発酵食品(特にみそ汁がおすすめ!)で菌ちゃん(微生物)を取り入れましょう。

散歩ルート安全確認MAP掲示しています。

2019-06-25
5/8に大津市で起きた痛ましい事故を受け、双葉では、散歩ルート安全確認MAPを作成しました。ひまわり組・たんぽぽ組の職員が中心となって土台を仕上げ、それを元に6/14の職員会議で意見を出し合い、修正を加えました。
 
保育所外での活動は、保育において、子どもが身近な自然や地域社会の人々の生活に触れ、豊かな体験を得る機会を設ける上で重要な活動であり、移動も含め安全に十分配慮しつつ、引き続き積極的に活用いただきますようお願いいたします。
(厚生労働省子ども家庭局保育課 令和元年5月10日連絡より抜粋)
 
散歩や園外活動の必要性・重要性は子どもの健全な発達には欠かせない活動です。国がそれを理解し、応援してくれていることが、大変心強く思います。
 
散歩ルートを再確認し、危険箇所を洗い出したり、あーじゃないこーじゃないと話し合うことで、園外活動への職員一人ひとりの危機管理レベルの引き上げ、子どもの命を守る責任感もさらに高まったと思います。
 
保護者の皆様も是非1度MAPをご覧になり、お休みの日に子どもと一緒にルートを歩かれてみてはいかがでしょうか。
そして、何かお気づきの点などあれば、些細なことでもご意見ください。

平成30年度のおたより

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リズム遊び

2019-03-25
斎藤公子先生は、
“子どもは走っているだけでもおもしろい。
 そこに仲間がいて、音楽があって、もっと楽しく遊べるように”
と、リズム遊びをしておられたようです。
 
リズム遊びは、子ども達が獲得した、または獲得しつつある身体能力を楽しく使って遊べる活動であると同時に、大人にとっては、一人ひとりの子どもの身体的発達を確認し、それを個人支援につなげていける、目安にもなっています。
リズム遊びをすることで「運動量の保障」や「体幹」を鍛えたり、「柔軟性」や「バランス感覚」も育てられます。
 
小さい子達であれば、大きい子達の動きを見て真似をする「模倣の力」と「意欲」。
 
大きくなってくれば、ホールいっぱいに広~く走り回れる「空間認識」と「自信」。
 
年長になると、人の後を着いていかず、人にぶつからずに走ったり、スキップしたりできる「主体性」と「自立心」。
 
順番を自分で見て、聞いて判断したり、守ったりする「観察力」「判断力」「規範意識」。
 
音楽に合わせて2拍子、3拍子、4拍子のリズムをとる「数量」への感覚や「表現力」。
 
友達と組になって遊ぶことで「社会性」や「協同性」も養われます。
等等
 
まさに、私たちが目指す子どもの全面発達を促す活動だと思います。
 
昨日は、双葉幼児園のリズム発表会も無事に開催しました。
出席ありがとうございます。

合同保育発表会応援ありがとうございました。

2019-02-27
1才4ヶ月で入園した娘が体も心も大きく大きく成長して、自信を持って堂々と発表会に参加する姿を見て、大変感動いたしました。又、娘だけでなく、たんぽぽ組のお友達、他園のお友達、どの子も素晴らしかったです。
月に1度の交流会を楽しみにしていた娘は朝いつも「早く行かんば!」「間に合う?」と張り切って準備をし、帰宅する車内では「バスの中で寝たよ」「○○ちゃんの隣に座ったよ」と嬉しそうに話してくれていました。回数を重ねてくると、他園の友達の名前も話しに出てくるようになりました。楽しい交流会を重ねて、いざ本番!!
発表会に向けて頑張ること→「こま、なわとび」見事でした。最後まで頑張る姿、諦めない姿ってすごいですね。こどもの成長に感動するばかりでした。ありがとうございました。
 
子どもたちの成長に感動しました。あんなにも堂々といろんな事にチャレンジしている姿を見る事ができ、心から嬉しく思います。
双葉に預けてあんなに引っ込み思案だったのが、少しずつ変わっていくのを肌で感じました。
今回の発表会のため2泊3日でのお泊り保育だったんですが、帰ってきてびっくりするくらい成長しました。きっと自信につながる経験や友達との絆を得たのではないかと思います。本当にありがとうございました。
合同発表会はお疲れ様でした。運動会のとき、側転が全然出来ていなかった娘が、堂々と
背筋を伸ばしてキレイな側転をしているのを見て、凄く感動しました。
歩き出した頃、足がとっても小さくて足の力も弱く“この子はちゃんと歩けるときがくるのかな?”と不安だった日々が懐かしく感じます。今でもクラスの中で一番小さい娘ですが、縄跳び、とび箱、側転などなど、たくさんのことができるようになり、不安だった日々を思い返し、
“子どもの可能性は無限大だな”
と心の底から感じています。先生方にも日々感謝です。ありがとうございます。
子どもたちの発表会を見て、素晴らしい演技に鳥肌が立ちました。前はできなかったとび箱や逆上がりができるようになり、大勢の前で堂々と発表する姿に成長を感じとても感動しました。
合同発表会に参加できて本当に良かったと思います。
年長の保護者の皆様からの感想を、一部掲載させていただきました。他にもたくさんの感想をお寄せいただきました。ありがとうございます。
 
なぜリズム交流に長崎まで行くの?
朝早くから弁当作りは大変。
教材(コマやマリ、絵の具など)は、1人1つ必要なの?
年に3回もお泊りがあるの?
等等…
 
初めて、双葉で年長の保護者を経験された方(される方)は、どうしてそこまで…と初めは思われた方も多かったかもしれません。
 
卒園が近づくこの時期には、朝早く弁当を持たせて行かせた甲斐があったなあ、子どもたち成長したなあ、と実感されていることと思います。
保護者の皆様が、朝早くから子どもたちのためにお弁当を作る背中を、子どもたちはしっかりと見ています。そんな大人の背中に、子どもたちは、学び、励まされ、勇気づけられて、大切にされていることを実感していくのでしょう。
また、お泊り保育を乗り越えるたびに、たくましく、自立心を太らせていく子どもたちのたのもしさ。
教材を1人1人そろえてもらうのも、子どもの発達に適した最良の物を使わせたいという私たちの願いを込めています。そして、時には“自分専用の絵の具を買ってもらった!”という物理的な満足感が、子どもの心の満足感・安心感にもつながります。
双葉での活動は保護者の皆様の、ご理解とご協力に支えられています。みんなで、子どもみんなを育てているんですよね。大変感謝しています。
これから、年長の保護者を経験される皆様、どうぞ楽しみにしてください。

みそ丸おいしかった!

2019-02-07
1月29日と2月5日の年長リズム交流の際、給食の先生達が作ってくれた“みそ丸”を持参して行きました。
みそ丸は、戦国時代の武将が携帯保存食として活用していた「みそ玉」を現代風にかわいくアレンジしたものだそうです。
昔から健康食品として知られる味噌です。最近では医者が考案した「長生きみそ汁」も注目を集めているようですね。
来週には、合同保育発表会を控える年長さんへ、お腹の中から元気になって欲しいと、給食の先生達が作ってくれ、かわいくラッピングまでしてくれたみそ丸は、とっても美味しかったです。
園では小さいクラスの子どもたちも、年長さんの中にまぎれこんで、とび箱をしてみたり、コマを回してみたり、自然と真似したくなるようですね。
年長さんへの憧れや大きくなることへの喜びを、小さい子どもたちなりに胸にいっぱい膨らませていることだと思います。
 
全身を使って活動することを繰り返す中で、体を動かす様々な活動に目標を持って立ち向かったり、困難につまずいても気持ちを切り替えて自分なりに乗り越えようとしたりして根気強くやり抜くことで活動意欲を満足させ、自ら体を動かすようになる。
「保育所保育指針(平成29年3月改訂 厚生労働大臣告示) 幼児期の終わりまでに育って欲しい姿“健康な心と体”(具体的な幼児の姿)より」
まさに今の年長さんたちの姿ですね。小さいクラスの親御さんも年長さんの姿にわが子の成長を重ねて、楽しみにしてください。

親子でつくってあそぼ!ご参加・感想ありがとうございます。

2019-01-31
  • まだ1歳で、どんな風につくるのかなと不安でしたがシールをぺたぺた貼ってくれたり、作ったおもちゃで遊ぶ姿を見て、参加してよかったと思いました。他の親子さん達ともいいコミュニケーションとなりました。また、その後の食事では、保育園の普段の様子も見れましたし、豚汁もおいしかったです。ありがとうございました!
  • ~前略~帰ってから作ったものが壊れかかり、またそれを修理しようと工作を一緒に始めました(テープをガムテープで巻きなおしたり)その後も紙コップなど身近にあるもので自ら作り出し楽しんでいました。仕事から帰宅した父にも喜んで報告していました。豚汁も心からぽっかぽっかになり、とても美味しかったです。アレルギーじゃない子もみんな一緒に食べられるお食事をありがとうございました。日頃子どもの声に耳を傾けているようで聞き流すようにしている事も多かったと振り返りました。物作りを通して同じ時間をじっくりと共有する時間はとても良かったです。
  • 毎年毎年、できる事が増えて成長を感じます。今年は作り方や材料も自分で先生に聞いたり絵を見たりして準備もずいぶんできました。作品も工夫や柄が増え、一緒に作る作業も楽しめました。ご準備ありがとうございました。
  • 今までは、親が手伝う部分が多かったですが、年長ともなると自分でできる事がほとんどで、成長を肌で感じる事ができました。親の箸などエコ活動すごく良い事だと思います!!
ほかにも沢山の感想をお寄せいただきました。ありがとうございます。
びゅんびゅんロケットが大人気だったですね。そのため作るスペースが狭くなり、作り方の紙も見にくかった様でご迷惑をおかけしました。
 
運動会やリズム発表会では、身体発達で言えば粗大運動の成長が見れます。
親子でつくってあそぼ!では、工作や遊び方を通して、手先の巧緻性の成長、物の性質や仕組みを感じ取ったり、考えたり、工夫したりする思考力の芽生えも育っていることが感じれますね。
 
工作物品の提供、箸・汁椀・製作道具の持参のご協力ありがとうございます。

合同発表会に向けてがんばります!

2019-01-24
年長さん、いよいよ来月2月17日(日)に長崎で合同保育発表会があります。
発表会に向けて、子どもたちが目標を立てました。
 
「竹おどりをがんばります!」「なわとびとコマが上手になりたい!」
目標を立てるのは、子どもたち一人ひとりが発表会の時にどんな姿になっていたいか、そこに向かって心と体を十分に働かせ、見通しと自覚を持って行動できる、年長さんならではのことだと思います。
当日が楽しみですね。
 
1月29日、2月5日のリズム交流の際には、給食の先生達がみそ丸でお腹の中から応援してくれるということで、こちらも楽しみです。
 
インフルエンザ警報が長崎県に出されています。予防と拡大の防止に努めましょう。

平成29年度のおたより

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ファミリー運動会開催!②

2017-10-11

ファミリー運動会開催!

2017-10-11
10月7日(土)
秋晴れの中、ファミリー運動会を開催しました。
 
年長さんの「よっちょれ」をオープニングに、
リズム遊び、かけっこ、個人演技、親子競技等と全ての競技を無事終えることが出来ました。
 
現在の場所に園舎を建てたのが平成元年。
それからずっと、園庭での運動会を行っています。
 
園庭で行うことは、子どもたちがいつも通りの活動ができる、場所が変わることによる戸惑いもない、
何より、道具の準備には非常に便利です。
観客席がトラックラインのギリギリまで迫った臨場感は狭い園庭ならではの迫力です。
 
自前の園庭で運動会が開催できる幸せに感謝です。
 
保護者、関係者の皆様、ご協力ありがとうございました。
 
転んでも、1番ではなくても、
最後まであきらめずに走り抜いた子どもたちみんな褒めてください。

諫早青少年自然の家お泊り保育

2017-09-14
8月31日~9月1日
年長さん、諫早青少年自然の家へお泊り保育に行ってきました。
1日目は沢登りで気持ちのいい沢水に濡れながら、岩場を乗り越え、カニをたくさん捕まえてきました。
レストランの美味しい食事と、大浴場で汗を流した後、夜は花火大会!
ステキな夢を見たことでしょうね。
 
2日目は、白木峰高原まで散策へ。
自作の虫かご(虫箱?)を持ち、バッタや木の実でいっぱいにしていました。
 
2回目のお泊りを終え、さらに一回り大きくなった年長さんたちです!

お泊り保育朝

2017-06-07
お泊り保育、一夜明けて、冒険を乗り越えた年長さん。
 
一回りも二回りも成長を感じます。
 
帰宅したら、冒険談を溢れるようにお話してくれると思います。
楽しみに耳を傾けてあげてください。

お泊り保育夜のお楽しみ①

2017-06-07
1日目最後、夜のお楽しみ…パート1!
 
天気が良ければ園庭で花火をする予定でしたが、
雨模様のため、園内で宝探しゲーム!
 
朝からたくさんのお仕事をがんばった子ども達、
ゆっくりおやすみなさい。
社会福祉法人双葉幼児園
〒859-3223
長崎県佐世保市広田3丁目31番11号
TEL.0956-38-3811
FAX.0956-39-5811
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